風そよぐ部屋

ウォーキングと映画の無味感想ノート

映画/マイ・ベスト・フレンド

2017年02月22日 | 映画


原題は、「もうあなたは居なくて寂しい」と言うことでしょうか。マイベストフレンドはちょっと陳腐です。
ミリーとジェスの二人の女性の関係は、過剰過ぎるというより異常なほどの緊密さで少し気持ち悪いです。
ミリーは、若くして乳癌になり切除します。女性にとって乳房がいかに大事だと言え、切除で「自暴自棄」になって、
酒を飲んで行きずりのセックスに溺れるなんて作り事過ぎです。
ジェスを演じたドリュー・バリモアはすっかりポッチャリになっていて、とても素敵な役を演じていました。
不妊治療を受けているジェスですが上手く行きません。ミリーが乳癌となったまさにその時にジェスは妊娠します。
彼女は、ミリーの心情をおもんはかってミリーには伝えられません。
自暴自棄になったミリーはジェスを誘ってミリーがかつて惹かれた「嵐が丘」の舞台の荒野はに行くのですが、
その地は、行きずりセックスの相手が居る地でした。
この風景が、何とも荒涼としているものの素敵で、「これぞ英国」でした。
ストーリー、ミリーのキャラクターはかなり飛び過ぎでほとんど話題作りの無理筋でした。
乳癌と不妊と言う女性にとって大きな悩みと恐怖を扱っていますが、わざわざ映画館に足を運ぶほどではありませんでした。
     【2月20日】


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