風そよぐ部屋

ウォーキングと映画の無味感想ノート

映画/人間の値打ち[Il captale umano]

2017年04月01日 | 映画


イタリアアカデミー賞7部門受賞したそうですが、私にはイマイチでした。
何よりもテンポがないこと、特に最初の1/3が冗舌、そしてサスペンスと言うのにドッキリ感もありませんでした。
三つのチャプターで構成されているのですが、エピソード・三組のカップルの関係がちょっと無理筋なのです。
事故を起こしたのは金持ちの息子と我々に思い込ませ、それを金持ち達が嘘偽りでいかに誤魔化すのかと
我々の関心をミスリードするのですが、途中でどうもそうではないと気づく始めると、
最後に唐突しか言いようのないどうにも無理筋に「善意の犯人」が現れるのです。
そして、「純愛と誠実な貧乏人」にこそ"価値"がるというありふれたお話しでした。
金持ちでないセレーナ達はバイクやミニカーに乗り、金持ちは高級外車でした。
わざわざ映画館に足を運んでみる映画とは私には思えませんでした。     【3月27日】





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