5月16日、サフランボル二日目
5月16日、今日はスフランボル郊外を巡るホテルのツアーに参加しました。
参朝食は8時から、普通のいわゆるコンチネンタルブレックファーストでした。

民間のツアーは13時半からで、40TLですが、3人以上集まらないと行われません。その時は、タクシとなりーツアー90TL。
ペンションの個人ツアーは100TLとかなり高めですが、9時からなのでこちらを申し込みました。
はじめに、サフランボルの人々の多くがここの出身者という古村・ヨルック村に行きました。
とても過疎で多くの家が手入れされていないようで、多くの人が住んでいる気配が感じられませんでした。
ヨルック村は古村で、ソフランボルの多くはこの村の出身だそうです。

一番最初に、博物館になっている個人の家にいって、そこで鍵を借りて昔の共同洗濯場に行きました。
今は全く使われていませんが、とても広く大きく、昔の生活が感じられておもしろかったです。

博物館は今も現役の住宅で、館守は元気がよくおしゃべり好きなおばあさんでした。
冗談が好きで、僕と一緒に日本に行っても良いとか、穴のあいた靴下を見せたりしてくれました。
家の最上階に、見晴らしの良い小さな部屋があってそこでお茶を飲みました。


昔のお風呂とトイレです。中にお湯を沸かす装置がありました。

石鏡と言われる鏡もおもしろく、指先を鏡につけても指先と鏡の間に隙間が出来て映し出されるのでした。

その後、キャニオンに行きました。

カッパドキアのような迫力はありませんが、今では小さな川が年月をかけて作り上げた渓谷です。

この井戸は、今でも飲むことが出来ると言われ、飲みましたが想像したより冷たくはありませんでした。
ローマが作り、オスマントルコ時代に改築されたと言うインジェカヤ水道橋に行きました。

川底に行く途中には、犬あり、馬ありでした。 馬の上空では、展望台の工事中で、梁の上を人が行き来していました。

川底に降りる門(1.5TL) 水道橋の上を歩くことが出来ます。もちろん私も歩きました。

幅は、1.5メートルほど。手すりもなく、もちろん自己責任で歩くのですが、日本では全く考えられないことです。
ブラク・メンジリス洞窟(ブラク村を流れるメンジリス川の鍾乳洞)
展示は、まだ発展途上という感じです。全体で6kmもあるそうですが、開放されているのは400メートルで迫力不足です。
1.75TL。来訪者が来ると、入り口の頑丈な鍵を開け、電灯を点けてくれます。

このツアーの各地は、かなり離れたところにあるので、ツアーかタクシーを頼むほかありません。
ぜひ見なければならないと言うほどの絶景では無いかもしれませんが、水道橋と共同洗濯場はやはり一見したいです。
12時半にペンションに戻って、ペンションのお母さんの手作りランチをいただきました。
小さい餃子のようなマンティ(ヨーグルトとトマトソースをお好みで)、サラダ、ポテトとビーフの煮込み(14TL)

ペンションでしばらく休憩して、散歩に出かけた。
これは、今はホテル・レストランとなっているケルヴァンサライ(隊商の宿泊所)、中を見学でき、3階に上ることが来ます。

テレビでしょうか、撮影が行われていました。(後述の谷底から帰ってから)
歴史博物館



外に出ると、若い女性が模型の展示物を制作していました。 博物館隣の時計台 博物館後ろの昔の刑務所跡(今レストラン)

私は、博物館のお城のつづら折りになっている崖のような坂を谷の底まで降り、渓谷の橋を渡り、対岸に渡ることにしました。

住民、特に学生がこの渓谷を横断し、急な坂道を上り下りしていました。対岸は、かなり大きな町で、
おそらくクランキョイ(バス会社などがある)ではないかと思います。確かスーパーや、現代的集合住宅などもありました。
高校などもこちらにあって、学生は歩いて通学するのではないでしょうか。
路が狭く、バスなどはとうてい通ることはできません。車は少し遠回りでも舗装された道路を使うのでしょう。
帰り道、私は、何度も休憩しながら、でも古村の風景を楽しみながら、フウフウしながら戻りました。
歴史的建物(今は、ペンションとして使われています)

夕飯は、サラダとイチリ(ミンチをパン生地で包んで揚げたもの) お店の片隅で、そのイチリを作っていました。

ペンションに帰ると、お婆さんとお母さんが、具をブドウの葉っぱ包むヤブラック・ドルマス(確か)を作っていました。

サフランボルの町は、スペインのクエンカにどことなく似た感じを持っていました。
クエンカの方がはるかに規模が大きくダイナミックですが。
サフランボルの旧市街は、古い町並みを共同して保存に取り組んでいるようです。
町中、お店の薬草と香料の香りが漂っています。お店を覗いても全く声をかけられず、とても穏やかな時が流れています。
ただ、ここへのアクセスは簡単ではありませんし、ツアーに参加しないと郊外の観光は難しいのが難点です。
明日は、アンカラ。
イスタンブールのロカンタのボーイさんに、サフランボルでも、アンカラは一日か二日でよいと言われました。
でも、まぁ、ゆっくり町を歩くとしましょう。 【5月15日終わり】
5月16日、今日はスフランボル郊外を巡るホテルのツアーに参加しました。
参朝食は8時から、普通のいわゆるコンチネンタルブレックファーストでした。

民間のツアーは13時半からで、40TLですが、3人以上集まらないと行われません。その時は、タクシとなりーツアー90TL。
ペンションの個人ツアーは100TLとかなり高めですが、9時からなのでこちらを申し込みました。
はじめに、サフランボルの人々の多くがここの出身者という古村・ヨルック村に行きました。
とても過疎で多くの家が手入れされていないようで、多くの人が住んでいる気配が感じられませんでした。
ヨルック村は古村で、ソフランボルの多くはこの村の出身だそうです。


一番最初に、博物館になっている個人の家にいって、そこで鍵を借りて昔の共同洗濯場に行きました。
今は全く使われていませんが、とても広く大きく、昔の生活が感じられておもしろかったです。


博物館は今も現役の住宅で、館守は元気がよくおしゃべり好きなおばあさんでした。
冗談が好きで、僕と一緒に日本に行っても良いとか、穴のあいた靴下を見せたりしてくれました。
家の最上階に、見晴らしの良い小さな部屋があってそこでお茶を飲みました。




昔のお風呂とトイレです。中にお湯を沸かす装置がありました。



石鏡と言われる鏡もおもしろく、指先を鏡につけても指先と鏡の間に隙間が出来て映し出されるのでした。




その後、キャニオンに行きました。


カッパドキアのような迫力はありませんが、今では小さな川が年月をかけて作り上げた渓谷です。


この井戸は、今でも飲むことが出来ると言われ、飲みましたが想像したより冷たくはありませんでした。
ローマが作り、オスマントルコ時代に改築されたと言うインジェカヤ水道橋に行きました。



川底に行く途中には、犬あり、馬ありでした。 馬の上空では、展望台の工事中で、梁の上を人が行き来していました。








川底に降りる門(1.5TL) 水道橋の上を歩くことが出来ます。もちろん私も歩きました。


幅は、1.5メートルほど。手すりもなく、もちろん自己責任で歩くのですが、日本では全く考えられないことです。
ブラク・メンジリス洞窟(ブラク村を流れるメンジリス川の鍾乳洞)
展示は、まだ発展途上という感じです。全体で6kmもあるそうですが、開放されているのは400メートルで迫力不足です。
1.75TL。来訪者が来ると、入り口の頑丈な鍵を開け、電灯を点けてくれます。




このツアーの各地は、かなり離れたところにあるので、ツアーかタクシーを頼むほかありません。
ぜひ見なければならないと言うほどの絶景では無いかもしれませんが、水道橋と共同洗濯場はやはり一見したいです。
12時半にペンションに戻って、ペンションのお母さんの手作りランチをいただきました。
小さい餃子のようなマンティ(ヨーグルトとトマトソースをお好みで)、サラダ、ポテトとビーフの煮込み(14TL)


ペンションでしばらく休憩して、散歩に出かけた。
これは、今はホテル・レストランとなっているケルヴァンサライ(隊商の宿泊所)、中を見学でき、3階に上ることが来ます。



テレビでしょうか、撮影が行われていました。(後述の谷底から帰ってから)

歴史博物館













外に出ると、若い女性が模型の展示物を制作していました。 博物館隣の時計台 博物館後ろの昔の刑務所跡(今レストラン)



私は、博物館のお城のつづら折りになっている崖のような坂を谷の底まで降り、渓谷の橋を渡り、対岸に渡ることにしました。








住民、特に学生がこの渓谷を横断し、急な坂道を上り下りしていました。対岸は、かなり大きな町で、
おそらくクランキョイ(バス会社などがある)ではないかと思います。確かスーパーや、現代的集合住宅などもありました。
高校などもこちらにあって、学生は歩いて通学するのではないでしょうか。
路が狭く、バスなどはとうてい通ることはできません。車は少し遠回りでも舗装された道路を使うのでしょう。
帰り道、私は、何度も休憩しながら、でも古村の風景を楽しみながら、フウフウしながら戻りました。
歴史的建物(今は、ペンションとして使われています)


夕飯は、サラダとイチリ(ミンチをパン生地で包んで揚げたもの) お店の片隅で、そのイチリを作っていました。


ペンションに帰ると、お婆さんとお母さんが、具をブドウの葉っぱ包むヤブラック・ドルマス(確か)を作っていました。

サフランボルの町は、スペインのクエンカにどことなく似た感じを持っていました。
クエンカの方がはるかに規模が大きくダイナミックですが。
サフランボルの旧市街は、古い町並みを共同して保存に取り組んでいるようです。
町中、お店の薬草と香料の香りが漂っています。お店を覗いても全く声をかけられず、とても穏やかな時が流れています。
ただ、ここへのアクセスは簡単ではありませんし、ツアーに参加しないと郊外の観光は難しいのが難点です。
明日は、アンカラ。
イスタンブールのロカンタのボーイさんに、サフランボルでも、アンカラは一日か二日でよいと言われました。
でも、まぁ、ゆっくり町を歩くとしましょう。 【5月15日終わり】