風そよぐ部屋

ウォーキングと映画の無味感想ノート

スペインの旅、ロンダ/ヌエボ゛橋

2011年06月29日 | スペインの旅
5月20日 ロンダ ヌエボ橋

ロンダには4時15分に着いた。ロンダの駅は小さく、暫く待ってやっとタクシーが来た。メーター制でなく、5ユーロだった。ホテル・POLOは良かった。
 
入り口
  
ホテル・POLOは、鉄道駅から歩いて10分ほど、観光スポット直近でロケーションも良かった。
冷蔵庫は無かったが、バスタブがあり、レセプションに日本人スタッフのマキさんがいた。
インターネットは室内で出来ると思ったのが私の思い込みで、室内では出来ず、翌日、マキさんに聞くと、室内では無理とのことだった。
POLOは、小さなレストランとBARがあり、BARは無料で、そこでインターネットが出来ました。

早速、観光に出かけました。(白線部分まで降りました。)

ホテルから、徒歩2分の所にアラメダ・タホ公園があります。
 
公園からの絶景です。
 
インフォ  その隣は、闘牛場。スペイン最古の闘牛場の一つで博物館となっていて入場できるが、実際の闘牛は行われてない。(6ユーロ)
 
  
  
   
    
以下、ヌエボ橋の上からの景色は、目を見張るものがありました。
私は、翌日は下からこの景色を眺めて見ようと思いました。それで少し多めに川の北側を歩いた。
  
 
サルバチエラ・パレス   フェーペ門 
  
パデーレ・ヨゼフ・教会とその前の水飲み場
  
  
                                                 サン・セチリア教会 
  
シャリネ寺院                               ビエホ橋
 
アラブ浴場
 
 
旧市街の中心地で、ホテルはここから歩いて3分ほど。
 
滞在中、選挙期間中でした。ポスターが至る所に張られ、このような車と何十台もの自家用車がけたたましくクラクションを鳴らして走ります。
   
                                                  
5月21日 ロンダ二日目
早朝、通りを清掃する清掃車の音で目が覚めました。      朝食
 
朝日が当たるヌエボ橋です。
  

   

サンタ・マリア教会
  
  
  

市庁舎                                マリア・アレキサンドリア教会              サン・セバスチャンアルミナーレ
   

モクテツマ・パレス                   ラ・パズ教会
 
  

ララ美術館              闘牛場昔の入り口
    
一度ホテルにもどり、で食事をし、その後シエスタをしました。
ホテルの近くの教会

ハンティング博物館                      バンディット博物館
 
Cuaraの門と壁
   
 
ホーリィゴースト教会(表と横)
 
Almocabarの門と壁(城壁への入り口)
 
Albacaraの壁
 
ここからはほとんど山登り、ヌエバ橋を下から撮ろうとがんばりました。
 
 
日本では、おそらく危険だと言うことで、進入禁止か観光ルートとして整備してしまうでしょう。
私は行きませんでしたが、一歩間違えば千尋の谷底というポイントもありました。木陰に入るとと冷たい風が気持ちよいです。
ここから、底そして麓まで降りることが出来ると思ったのですが、行き止まりでした。
   
Albacaraの壁あたりまで戻り、そこからなだらかな坂を下って麓まで降りました。
 
草むらの真ん中を降りてきました。ここからのヌエボ橋もきれいでした。
ここから引き返しました。緩やかとは言え坂道で汗をかき、城壁入り口のBARで冷たい水を85セントで飲みました。
これはそのBAR                   お土産屋のガイドブックの黄色い箱は郵便ポストです。
 
明日は、電車でジブラルタルに出かけるので駅への行き方を確かめました。ゆっくり歩いて、10分ちょっとでした。
駅前に、学校がありました。                   ロンダ駅
 
町の中心の広場のレストランで夕食(20.90ユーロ)。
  
ヌエボとは新しいと言う意味らしいです。

5月22日 ジブラルタル
 

ロンダ発9:15、アルヘシラス着11:01でした。
 
車イス用スペース、トイレも広くきれいでした。
 
ラ・リネア(La Linea)行きバス(11:00)発に飛び乗りることが出来ました。45分も乗ったのにバス代は2.1ユーロで、ラ・リネアに着く。
アルヘシラスの駅                   アルヘシラスのバスターミナル
 
実は、ジブラルタル行きバスは11時ちょうど発なのですが、少し遅れたため間に合ったのです。
ジブラルタルのバスターミナル、ラ・リネア
 
帰りのバスの時間を調べようと来た運転手に聞いたのですが英語が全く通じず、またそれらしき案内版もインフォもなく、
かなり途方に暮れて、仕方なく違う運転手に聞くと、運転手の休憩所に連れて行って、時刻表を見せてくれバス停を教えてくれた。
次の問題は、ジブラルタルの国境への行き方。これも案内板が無く、売店の女の子に聞いた。
国境ではまず警官にパスポートを見せ、次に入国審査官にパスポートを見せると国境を越えることが出来る。
 
ジブラルタルは、トルコのボスポラス海峡とならんで、古来より地中海の軍事的・交通的要衝地であった。
ジブラルタルもボスポラスも良港を持ち、かつ海岸近くに高台を持ち通る船を脅かし続けてきた。
今日でもなお、ジブラルタルはイギリスの海外領土の一つで、英国軍が駐屯している。
一方スペインもアフリカ大陸のモロッコ・セウタという町を占領しているのですからどっちもどっち。
ジブラルタルに"入国"するにはパスポートが必要で、入国審査を受け、徒歩で入国しなければ成りません。
ゲートを過ぎるとすぐ市中心部に行くバス停がある。往復1.2ユーロ、700m位だから歩いた方が良い。
バスは、滑走路を突っ切り、ケースメイツ門にあっという間に着いてしまう。途中のバス停かと思っていたら終点だった。
  

門を潜ると広場でインフォがあり地図をもらいロープウエイへの行き方を聞いたら、英語はロープウエイではなく"ケブル・カー"だった。
 
12.6ユーロ、乗った途端見る見る雲がわき出て、ターリク山頂に着いた時は当たりはドライアイスのようにわき出る雲で真っ白、
対岸のアフリカどころか、スペイン側も見ることが出来ませんでした。
私は、3年前ピースボートでジブラルタル海峡を渡ったので、今回は山の上から海峡を臨みたいと思ったのですが、残念でした。
   
12時を過ぎていたので、売店で高いサンドイッチ(3.5ユーロ)を買い、持参したジュースとマフィンの昼食を取って、ロープウエイで下山した。
 
   
                                                        赤いのは郵便ポスト
  
ジブラルタルに入った途端に、英語標示が増え、価格もユーロとポンドの二本立てで物価は高い。
だが、郵便ポストは頑固に赤、スペインは黄色、しかし、車線はスペイン国内と同じ右。イギリスは何故か生意気でイヤですね。
  
往復のバス券を買ったが滑走路を横切って歩きたいので、バスに乗らずに歩いた。
 
滑走路をウインストン・チャーチルと言う名のメイン通りが滑走路を真ん中で横切っている。[引用] 遮断機脇のモニュメント
    
ちょうどその時、4機のセスナが飛び立つ時で警官が通りを閉鎖した。   急いで滑走路を横切る人々
 
                                      「滑走路なので急いで渡って」、との看板
 
滑走路                                管制塔
 
振り返るとターリクの山の頂上にはまだ白い雲が     国境を出た所のモニュメント
 
緑色の線で四角で囲ったお店で、アイスクリームを買いました。

出かける時、この売店で国境への行き方を聞いたお礼を言いたかったからです。
すると、彼女は、耳元で「失礼ですが、日本人の方ですか?」と日本語で聞いてきた。
そうだと答えると、日本語を勉強しているのだという。しばらく日本のことについて話し合った。
「東京はすばらしい町なのでで是非言ってみたい」、山手線のことも知っていて、「でも遠いし、物価高そうだし」などと心配していた。
私がお別れに、お礼を兼ねて、おやつに食べようと持参した日本の煎餅の小袋をお礼にあげた。
バスの出発間際、彼女はバスの駆け込んできて、日本でいつかお会いしましょうと書かれた絵はがきとひまわりの種のお菓子をくれた。
 
こういう出会いは、何とも楽しいものだ。
バスの車窓は、南国の香りだ。
 
帰りの電車は15:55発で、ロンダには17:35に着いたのだが、この電車は電光掲示板もアナウンスもなかった。
アルヘシラス駅からラ・リネア(La Linea)行きバスの本数も少なく、45分もかかるとは知らなかった。
夕方暗くなるのが遅いと知っていたら、午後6時か7時位の電車でもっとゆっくり出来たのに、と思うのでした。
夕食(33.43ユーロ)
  

以下は、3年前のピースボートの時の私のブログ
ジブラルタル海峡[ヨーロッパのイベリア半島とアフリカの北端を隔てる海峡。]
大西洋と地中海の境。幅は14km                 宇宙から見たジブラルタル海峡[無断転載]
  
左側はアフリカ・セウタ、スペイン領である。            右側はイベリア半島沖のロック島、イギリス領である。 
                                                                          【続く】
 


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