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野球賭博に関与した力士の処分を厳重注意にとどめるとした日本相撲協会の大甘処分に「すいませんじゃ許されない」と文科省が激怒、厳罰を要求したという。
確かに、協会は(力士が)自発的に申告してきたら情状を酌量、「厳重注意」で済ませる方針だったと聞くから驚きである。
ま~、浮世離れした世界といえばそれまでだが、賭博はれっきとした犯罪。しかも野球賭博の胴元といえば、黒い社会が相場と決まっている。
それと、不思議なのは、法律で定めた賭博罪を酌量する権限が果たして協会にあるのか? いつの間に日本で「司法取引」が認められたのか、そっちのほうがもっと驚きである。
それにしても、この事件、おかしいのはひとり相撲協会だけでない。
マッシーパパはこれまでもエントリー、
『大相撲の大麻汚染は誰の責任!?(http://blog.goo.ne.jp/massypapa/e/446cc0f824c6a4a70ff47dc9d8686c81)』や
『朝青龍を首に出来ない相撲協会と被害届けを警察に出せない鼻骨骨折のX氏!?(http://blog.goo.ne.jp/massypapa/e/034a9eb1b29b26c4df4836df365cd3a8)』で、協会の相次ぐ不祥事は監督官庁の文科省と犯罪を見逃してきた警察の対応にも問題があると指摘してきた。
たとえば、文科省は不祥事のつど、協会役員を呼びつけては、その言い訳と場当たり的な対策を聞くが処分は一切なし。ちなみに以下は直近の対応である。
①07.9.29:時津風部屋の集団暴行致死・時太山事件の際に、北の湖理事長が文科省を訪れ、渡海文科相と松浪健四郎副大臣に陳謝
②08.8.18:ロシア出身の若の鵬が大麻取締法違反で逮捕された際にも、北の湖理事長が鈴木文科大臣に「申し訳ない」と陳謝、自らも臨時理事会において、理事長を辞任し、理事に降格。
③09.2.4:北の湖の後を襲った武蔵川理事長は大相撲の元十両若麒麟の大麻所持逮捕で解雇処分にした件に、塩谷立文部科学相が「軽すぎる」と発言。これに対し、「解雇は軽くない」「文部科学省には(説明に)行かない」と突っ張る。
④09.4.14:若麒麟の起訴で改めて不祥事を謝罪、文科相に再発防止策を報告する等々。
これを見てもわかるように、監督官庁は常に「遺憾である」と注意するだけのその場しのぎ。協会側はそんな文科省をなめきって、形ばかりのお詫びと防止できぬ対策でお茶を濁す。いわば、お互い、馴れ合いの茶番劇を演じて来たのである。
一方、警察はというと、これまた、時太山事件がいい例で、遺族が自費で解剖をお願いして初めて事件性が明らかになるような捜査のいい加減さ。
勿論、朝青龍の引退の引き金になった暴行事件も警官が現場に居合わせていながら、被害者の届けがないことを理由に刑事事件扱いをしていない。
また、今回の野球賭博露見の発端となった琴光喜の不祥事に関しても、態々、14日目の取組終了後に任意で事情聴取をしながら、なぜか沈黙。
マッシーパパのような年齢の者ら誰でも知っている、あの日本プロ野球界を震撼せしめた「黒い霧事件(1969年~1971年に発生したプロ野球八百長事件)」で、多数の選手が逮捕された時と比べても、なんとも大甘な警察の対応なのだ。
それもそのはず、ここにそれを暗示する格好の記事がある。
それは先月末のことだが、大相撲名古屋場所で2親方が手配した特別席券が暴力団に渡った問題に絡み、「文科省と警察庁が日本相撲協会指導で協議」するという内容(http://www.nikkansports.com/sports/sumo/news/f-sp-tp3-20100528-635180.html)。
なんとも、悠長な話であるが、考えようによっては、警察も文科省も協会には強く出れない何かがあるとしか思えない仕儀でもある。
まさか、不祥事に目こぼしをくれてやる代わりによほどの見返りがある?、それって、「特別席券」、それとも、相撲パーティーへの招待」(笑い!)・・。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。ご批判ご賛同、なんでもいいですからコメントもいただければ幸いです。♪
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