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いや~、「人の心は移ろいやすい」というが、これは想定外の驚きだ!
共同通信社の緊急世論調査で新首相に期待するとこたえたのが57.6%(前回調査より+19.1%)、民主党の支持率も前回比15.6ポイント増の36.1%に上昇。自民党の20.8%を大きく上回ったという(http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100605/stt1006051704012-n1.htm)。
それも内閣がまだスタートしないうち、管氏の「脱小沢」のスタンスが明確にされない間にである・・。
ま~、それだけ民主の”初心忘れず”に有権者の期待度は大きいのだが、その反面、鳩山・小沢ダブル辞任の作戦勝ちともいえるのでないだろうか。
それも捨て身で望んだ鳩山首相への評価というより、その抱き合い心中に、「チャンスは今」と呼応した悪役の小沢幹事長が消えるかもしれないという淡い期待が大きいのでは?・・。
それにしても、辞任のタイミングが絶妙。各社が世論調査を実施する月初め週末の直前と、まるで計っていたかのよう。
おそらく、選挙が命の小沢氏はこの数字を計算済み。そして、その勢いを消さないためにも会期を延長せず、予定通り6月24日公示、7月11日投開票をもくろんでいたのに相違ない。
ただ、世論は移ろいやすいから、管内閣の「脱小沢」がこの先、鮮明に現れないとこの数字も保証の限りでないのも事実。
このことは、「毎日」の山田孝男編集員が『「脱小沢」本物か』と題し、
「けたはずれの政治資金集めと利益誘導選挙は、子飼いの秘書を大量動員して子飼いの新人議員を大量当選させる”小沢システム”の両輪。
このシステムは、非力な民主党にエネルギーを与え、新しい政治を生み出す強壮剤なのか。そうではなく、なにごとも小沢次第の新インサイダー政治をはびこらせる毒薬ではないのか。この疑問が広がった果てに菅政権が生まれた」と分析。
(管内閣が)「小沢氏が生み出す権力に頼らない政権運営ができるか。”脱小沢”の真贋(しんがん)が問われている(http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100605ddm001010008000c.html)」と警鐘を鳴らしているのだ。
まさにそのとおりで、この小沢システムによって、鳩山と菅氏が苦労し創設した民主党が小沢率いる自由党に乗っ取られ、ご案内のとおりに、鳩山の挫折につながった。
また、対応によっては菅氏も小沢氏にしゃぶりつくされて二の舞にならぬとも限らないのである。
従って、”脱小沢”はまさに戦争。それも国民のための。
微塵にも(菅氏が)「党が一丸になって」と甘い考えを起こして、小沢派との融和を図れば間違いなく身はドボン。
ましてや、過去の経緯からやむなしと小沢派の海江田氏を選挙対策の要職につけるようでは、この小沢システムが全開となって、またまた、参院選で小沢チルドレンを増すだけ。
そして、魔の9月の代表選で(小沢から)「重いみこし」は邪魔と放逐されるだろう。
だからこそ、小沢の側近の山岡国対委員長も「とくダネ!」で、
「鳩山さんは9月まで任期があり、その時まできちんとやるのがスジだったが、急遽交代となった。従って、今回は暫定ですから。会期末で法案もたまっているし、できるだけ早く、ご迷惑をかけないようにしてやらないと」と本音ポロリ(http://news.livedoor.com/article/detail/4808685/)。
しかも、ずけずけ本音を言う田中真紀子氏まで「菅先生に投票しました。どうせ、暫定内閣ですから」とブラウン管の前で駄目押しする始末。
いえいえ、当の親分が4日夜、自派の会合で、「次の代表選は一丸となって取り組む」と戦闘意欲満々。
果たして、この脅しに管直人と彼の仲間たちが恐れおののくようでは永久に”脱小沢”は無理。反小沢は腰抜けと侮られるだけ。
折角、有権者がマニフェスト詐欺に怒りをもち、小沢親分の選挙至上主義かつ国会軽視に愛想をつかせている今こそ、チャンスで、小沢一派を放逐しないとこの支持率は線香花火に終わってしまうだろう。
そのためにも、いっそ、会期延長しても、野党が要求している小沢氏の「政治とカネ」の証人喚問に応じて、”脱小沢”を一気に進める。
これだと、小沢氏も党を割って出て行くだろうが、逆に党内は、「雨降って地固まる」で、本来の民主らしい民主を取り戻すことができる。
そして、小沢氏さえいなければ「みんなの党」も「枡添新党」もほっといても連立を申し込んでくるはずです。
さあ、この後の展開が面白くなりそうですね(?)。それとも、うかつに信じればまたまた民主に裏切られる? クワバラクワバラ!・・。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。ご批判ご賛同、なんでもいいですからコメントもいただければ幸いです。♪
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