マッシーパパの遠吠え

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”脱小沢”を唱えるなら小沢肝いりではじめた「ギレンの野望」も白紙に戻したらどうですか?

2010-06-15 17:02:02 | Weblog

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11日、政府提案の郵政改革法案の成立阻止を掲げて、「郵政民営化後退を阻止する議員の会」が発足、自民、公明、みんなの党から約25人が参加したという。

発起人は自民の管義偉、石原伸晃、公明党の斉藤鉄夫政調会長、みんなの党の渡辺喜美代表、江田憲司幹事長などで、経済界や学界などと連携し活動を広げていくとか。

実はこのニュース、ローカルな「神奈川新聞」に掲載されたものだが、それは発起人の菅氏、江田氏が選挙区なのと、この記事の後段に出てくる今一人の神奈川選挙区の小泉進次郎氏が参加しているからである。

そして、彼、進次郎は、「自分がこういう場に出ると怨念(おんねん)がらみで語られるのは分かっているが、それでも行動せずにはいられないほど政府案の内容はひどい。廃案に向けて努力する」と話したというのである。(http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1006120014/)。

ま~、記事そのものはマイナーなのだが、非常に気になるものを感じてエントリーに取り上げさせてももらった。

その第一の理由は参加人数は少ないがこの議連が超党派で構成されていること

ご承知のようにどうしても合併を経由して肥大化した政党の場合、議員の思想も右から左に幅がありすぎるのである。

自民党もよく言われるのが、右派(旧福田系、旧中曽根系)と左派(旧田中系、旧宮沢系)の確執。

あのジュンイチローが構造改革を進めるときに反対する連中に守旧派や抵抗族呼ばわりし、(彼らの)気勢をそいだのも、一説には福田=小泉=安倍ライン(清和会系)と、田中=竹下=橋本=小渕のライン(経世会系)の権力闘争。具体的には経世会の持つダム、道路の権益簒奪にあるといわれるのだ。

勿論、民主も同様で、思想・信条の左派(旧社会党、旧民社党)だけでなく、保守グループが存在する。いわゆる、「慰安婦問題と南京事件の真実を検証する会」に名を連ねる、渡辺周(会長)、松原仁、長島昭久、小宮山泰子氏など16名の議員たちである。

なのに、政権交代した途端、あの人から、「思想を一にする政治課題であっても、民主は原則として、超党派で行動してはならぬ」と、ストップをかけられた。そうあの人とはご存知小沢親分だ。

いわゆる、議員連盟改革といわれるものだが、彼は政権交代を機に、議連の活動の主導権も民主党が握る。そのためには、新発足の議連は民主単独で、既存の超党派議連の役員も民主党議員に交代させるという、まさに”ギレンの野望”。

この狙いとするところはマッシーパパのエントリー「これが本当の狙いだった! 民主の”ギレンの野望”(http://blog.goo.ne.jp/massypapa/e/c43a256a23936db3173719b05334ff4b)」に書いたばかりであるが、

なんにしても、国会議員たるもの、本来の役目は自らの思想にもとづいて、国民に政策を訴え、行動すべきであって、党の権力者の思惑で操られるべきでないのだ。

その意味では、国民に一番近い政策こそ、超党派で集まった議員の掲げる政策といえるのではないだろうか。

ましてや、今回の郵政民営化の見直し、なかんずく、「郵貯の預け入れ限度額の引き上げ」など、最たるもので、先陣切って、反対したはずの管首相と仙石官房長が政権を引き継いだ途端に、賛成に回るなど国民を愚弄した話である。

あの強引な亀さんですら、小沢親分のいなくなった新政権ではこの先自由は利くまいと身を引いたはずなのに、この新内閣、ツートップは”脱小沢”を忘れたかのように、いの一番に見直し法案の参院選後の制定の保証を約束する。

とにかく、今からでも遅くないので、”脱小沢”を証明するためにも、小沢の”ギレンの野望”をいの一番に粉砕すべきでないのか。

そして、自由に政策を議論し、自由に議員立法を提案するようにさせれば、開かれた民主党が約束されることになるのでないだろうか。

また、それは同時に小沢親分の狙ったファシスト政権が排除され、名実ともに”脱小沢”が実現することになるのでは・・。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。ご批判ご賛同、なんでもいいですからコメントもいただければ幸いです。♪

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