マッシーパパの遠吠え

インターネット情報を丹念に読み取り、ニュースの裏に潜む真実を綴るあなたのためのブログです。

消えた高齢者で「日本人は落ちる処まで落ちた」と都知事が言ってる場合ですか、あなたにも責任があるのです

2010-08-06 19:57:35 | Weblog

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高齢者の不明が日を追うごとに増えている。まさに燎原の火の如しである。

そんな折も折り、石原知事が記者会見で、「みんな金のために自分の親を見捨てたり、死んだことも報告せず、弔いもしない。どういうつもりなんだ。日本人は落ちるところまで落ちた」と吐き捨てる。

いや、大阪の橋下知事までもが、「僕が小学生のころは警察官が自宅を訪問し、家庭事情を把握するカードを作っていた。個人情報保護などで行政のかかわりを忌避した結果、コミュニティーがかかわれなくなり、こんな問題や虐待が増えた」と評論家のような言いよう。

いいですか。石原知事どの。

同じ東京都の職員でも、杉並区の何某さんはミイラ化した遺体で見つかった足立区の111歳の男性を知り、自分の所管で113歳といわれた都内最高齢女性が住民登録先に住んでおらず、行方不明になっていることを見つけたのですよ。

要は高齢者の所在や安否を確認するのに、いろんなトラブルにも負けず、職責を全うするという意思に欠けるかどうかの違い。

それが証拠に、本気に調べれば、消えた高齢者が全国で続々判明・・。

確かに、「会いたくない」「他県にいる」といわれれば面倒になって、追求に腰が引けるかも知れない。あるいは、個人情報保護法に抵触すると恐れる人もでてくるだろう。

だったら、それは法の不備。できる範囲で条例を変えるか、あるいは知事会等で議論し、国の法律を変えることも十分可能であろう。

つまり、そんな仕事のイロハもろくに監督できなくて、「世も末」とのたまうようでは天につばする類(たぐい)。

それに、橋下知事もいい加減。

「警官の戸口調査」を懐かしがっているが、こんな世界に誇る「交番所制度」を衰退させたのは自公政権の「人からコンクリート」への政策転換のせい。

それを何、一度は警察官の数を減らそうと企んだ張本人じゃん。

そんなにいうのなら、なぜ、「自動車免許更新所」にごろごろいる警官を現場に回して問題解決しようとしないのか。

それこそ、児童虐待も消えた老人問題も一挙に解決。それでも、強制立ち入りが難しいというんなら、いくらでも良い方向に改正すればいい。

どだい、市民生活と逆行するような「個人情報保護」なら、それは誰が見ても悪法。悪法なら、速やかに改正するのも政治家の務めではないだろうか。

処で、ご多分に漏れず、わが地域(ニュータウン)も開発されて早、20年もたつと、独居老人、老老家庭が顕著に増えている。

当然、心配されるのは震災など、もしもの時に逃げ遅れるこの人たちのこと。つい先だっても、地域のふれあい協議会と市当局が共通の問題として話し合ったが、でてくるのはやっぱ、踏み込みすぎるとプライバシーの問題。

マッシーパパなど、ひょっとして、当局がむしろ「情報保護」を隠れ蓑にして、行政サービスを逃れているのでないかと、うがって考える次第。

やっぱ、地方行政の要である知事がこの問題に評論家であっては、なる話もならなくなるのでないだろうか・・。

ぜひ、両先生ともに先頭に立って、解決していただきたいものである。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。ご批判ご賛同、なんでもいいですからコメントもいただければ幸いです。♪

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