カミさんとの会話

その４
ふたり、駅に向かって歩いてる時。
俺「そうだよな、君は、頭もいいし、美人だし、スタイルもいいし、気持ちも優しいし、歳よりズンと若くみえるし・・」
カミさん、ニコニコ。
俺「天は五物（汚物）を与えるってか」
カミさん「あほっ」
その５
陽だまりでご夫婦の鳩がいて、オスがメスの毛繕いをしている。
おいらも時々、カミさんの白髪を定期的に切っている。
「そういえば、あの鳩、おいらのように優しい顔してるなー」
と、おいらしみじみ。
その６
競馬場に行こうと家の外に出ると近所のひと。
「いつもお二人、仲がいいわねー」
そう見えるかも知れないけど、おいらは見えないクサリに繋がれた犬、ちょいとでもよそ見するとご主人様にグイッと鎖をひっぱられるんだ。
その７
小さな犬を連れて散歩するおばちゃんとすれ違う。
「そういえば、大型犬、見なくなったねー。特にシベリアンハスキーなんか、あれだけ皆飼ってたのに全く見ないもんねー。みんな、保険所送りかしら」とカミさん。
「いいとこ連れていってあげる、なんて、俺も保険所に連れていかれないよう気をつけなくっちゃな」
その８
競馬場で、惨敗。
俺「いのち賭けたのに、ぜんぜん、ダメじゃん」
カミさん「あんたは掛け（賭け）算も足し算もダメ、いいのは引き算だけッ」