まさおっちの眼

生きている「今」をどう見るか。まさおっちの発言集です。

ホトトギスが飛来した!

2010-05-26 | 随筆
真夜中、ケケケッケケーっと昨夜今年初めてホトトギスが鳴いた。上記の写真がホトトギスです。東南アジアで越冬したホトトギスは日本に5-6月頃渡ってきて、繁殖する。ウグイスなどの巣に卵を産んで托卵する。幼鳥やメスは赤っぽい色をしているらしい。真夜中に鳴くので、引っ越してきた当初は何が鳴いてるのか、それも移動しながら鳴くので、獣かとも思ったが、渡ってきた最初は真夜中に鳴くみたいです。平安時代には貴族たちがこのホトトギスの初鳴きを聞くために毎夜集まったそうです。正岡子規は結核で血を吐き、このホトトギスの鳴き方が血を吐くような鳴き声だと、自ら「子規(ほととぎす)」と名乗り、俳句雑誌「ホトトギス」を創刊しました。この季節になると、エサをやっているスズメやカラスのヒナが巣立ちしたてで、親鳥に口移しでエサをもらっています。今度はホトトギスがやってきました。今年は日々寒暖の差が激しくて体調を崩しそうな陽気ですが、鳥たちは自然界にしっかり順応しながら生きているようです。

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