まさおっちの眼

生きている「今」をどう見るか。まさおっちの発言集です。

世界に放射能をまき散らす日本企業!

2013-04-06 | 発言
福島原発ではこれほど痛みを伴ったくせに、日本の原発プラント企業は、日本がダメなら、外国に売れとばかり、後進国に売り込みを図っている。
日本は、広島・長崎に原爆を落とされ、世界で唯一の被爆国である。そして、チェルノブイリに続き、福島で原発事故を経験した世界でも稀な国であり、その実体験から、世界に対して、もっと放射能の恐ろしさを訴えるべき立場にある。
それなのに、事故が起これば処置もわからない原発を、後進国に売り歩くとはどういう神経をしているのだろうか。
今もって放射能汚染を海に垂れ流しているというのに・・。
日本の原発プラント企業には、フランス・アレバと合弁企業をつくった三菱重工業、米・ウエスチングハウスを買収した東芝、米・ゼネラルエレクトリックと事業統合した日立製作所の三社がある。
福島第一原発事故後、日立製作所はリトアニアでの原発建設を受注している。
そして今度は、三菱重工業の合弁企業がトルコの原発受注に成功した。
総事業二兆三千二百億円の受注で、原子炉四基を建設する。
処置のわからない原発を、後進国に売って、福島のように何かあったら、どうするつもりなのか。
さらなる受注のダメ押しに、安部首相が、四月下旬から五月にかけてトルコを訪問するという。
放射能を世界にばら撒く、首相をあげての黒い商人たち。
脱原発を標ぼうするドイツは、風力発電やソーラー発電の推進で、今や電力を輸出するまでになっているというのに、日本は世界の恥さらしだ。