ワンダースポットへ Go！２７⇒京都異界空間 『蛇塚古墳』

古墳跡に無数の蛇が棲みついて「蛇塚」と呼ばれるようになったという。京都は嵐電（京福鉄道嵐山線）に乗って帷子ノ辻駅から南へ行くと民家の中から忽然と現れるその塚。住宅は塚を囲むように円形に立っている。この蛇塚は、もとは前方後円墳型の古墳（全長７５メートルの規模で、住宅が円形なのは古墳の形に沿っているとか・・・）であったが年月を経ていくうちに表面を覆っていた土が剥げてしまい石を積み重ねて作った古墳内部の石室が露出してしまったというのだ。それがなかなかの迫力を醸し出して、その回りには住民がいるとはいえ、はじめて見たものにとっては異様な感じがしないでもない（そこの住んでいる人は当たり前のような日常の風景なんでしょうが）。ちなみに、この塚には女賊が寝床にしていたという伝説もあるらしい。石室から黒澤明監督の映画「隠し砦の三悪人」に登場する男に扮した姫のような女賊が出てきたらカッコイイな～と思う。

ちなみに今年の写真ではありません。あしからず・・・。





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