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ガチな内容やプチなネタまで幅広く載せるよ。HP開設前の準備的なブログだと思うよ。

防衛予算5兆円規模に突入!!

2015-03-18 23:08:46 | 政治
2007年の福田総理の時代まで政治は官僚主義と云われるように国会と官僚は足並みを揃えて進んでいた。
リーマンショックが起きる前、日本はデフレ経済の中で社会は動いていたが、まだ体力が十分にあった。
世界的な経済不況や3.11の後にしてみればそれは順風満帆とは言えなかったが、まだまだ未来に希望が持てた。
あれだけ酷評を受けていたブッシュ政権時代であったが、今の新冷戦時代に比べれば安定していたと評価できてしまう
から恐ろしい程に混迷が続く。

そこで初めて出てきた消費税増税論。今に比べたら当然のように経済状況は良い、財務省ももっと前向きに考えていた。
福田元総理は3党合意による増税論を展開して政局をつくらせようとしなかった。国会対策で難所を乗り切ろうとしてた。

消費税増税の原因は医療費などの厚生労働省関連の予算と防衛相の予算が特に大きく負担となっていることは明らかだ。
医療問題に対しては民主党時代に自己負担率を上げて、国民年金の給付も引き上げることになったそこに更に消費税が加わり
個人そして社会から税金を徴収すること決まっていた。

しかし防衛予算に関しては全くテコ入れが出来ないばかりか、更に増加傾向にある。福田元総理はこのような右肩上がりを見せる
防衛予算を敬遠するかのうように自衛隊に批判的な構えが目立ったが自衛隊観閲式に参加してからは一気にトーンダウンを見せた。
福田総理は消費税増税をするにあたって、予算の無駄遣いを省くことに尽力を出したが防衛省の壁は非常に厚かった。

そればかりか中国との軋轢による防衛予算の拡大は更に増えており、本年度は初の大台5兆円規模となるみこみだ。
消費税はほとんど防衛予算に注ぎ込むために徴収されているようなものだ。さらに米国は軍事ODAを受けることにもなるので
その増額は更に増すものと思われる。厚生労働省絡みの社会保障予算の圧迫は負担額の増大で賄われるとするならば、防衛予算は
削減どころの話では無い。

財務の話のなると固苦しくなるが、消費税の増額分は防衛相と米国に持って行かれると考えた方が一番手っ取り早い。
もはや増税の原因が何であるかは明確だ。かつては道路公団による税金の甘い汁を吸う連中が叩かれたが、今は防衛相だ。
しかもこのジャンルは米国にも旨味がある。アベノミクスが金融市場への量的緩和政策であるのと同様に米国や海外ヘッジファンドが
日本の税金の使い道の受け皿になることが最も可能な場所に財政支出をおこなっているのである。

見事なまでに日本の叩き売りに精を出す自民党は仕事熱心ですな。wwwww
いやいや日本を窄める気など毛頭無いものだと思いますが、きっとこれが日本の未来の為になるのでしょうな。

そしてこの一般会計における防衛予算の内訳2兆円以上は自衛隊を退職した人への給付金となっている。
安全保障とあまり関係ないんだよな元自衛隊の福利厚生に係る分が莫大なだけなんだどな。

旧保守派の福田総理時代まではアジア地域に日本中国韓国の3国同盟との考え方があり、無闇に米国のネオコンに乗せられてケンカする程
愚かではなかったが、今ではそうも行かなくなっている。この3か国同盟が潰れて一番得をするのは日本と米国だと考えるのが
今の新保守派の自民党ではなかろうか。米国は日本寄りにみえるが、日本、中国、韓国の3か国は同時に経済的な転換期を迎えている。
リッパート駐韓大使が襲撃されても韓国も日本も株式は値上がりをみせているところにまた複雑さがある。



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ネトウヨを定義してみる。

2015-03-17 21:49:18 | オカルト
ネトウヨ叩き!叩き!叩き!
よくネット内で耳にする「マズゴミ」がネトウヨが意図するTVや新聞などの「メディア」ではなく、ネット内コミュニティの
「マス・コミュニケーション」そのものを貶した俗語だったことは、既に多くの人に知れ渡りどうやらネット社会からこのネトウヨ用語の
「マズゴミ」が消えようとしている。それでも未だにこの単語を使い自滅するネトウヨは存在しているんですけどね。

これまではネトウヨの特徴的な言論パターンとしてメディアの報道が気に障ると「マズゴミ」と名指しするのが定番だった。
しかしその野次の内容が実はメディアではなく、ネット内でTVに対して批判を繰り広げる側の罵詈雑言の数々をゴミのようだと自称して
自らの首を絞めている事に気が付いて恥をかいた挙句に往生際の悪い悪戦苦闘を繰り返すネトウヨ共。

時には大切な資源のように価値のあるものとして扱われる「情報」にこうも杜撰で支離滅裂なサイトを増やしていていては
日本のソフトコンテンツの信用低下を招く十分な要因に成り得る程に有害視されるネトウヨは社会問題と位置づけても
違和感が無い。

教育の現場では子供たちをインターネットから引き離すように指導する試みも始まっている。スマフォなどの普及によって
人々の生活が大変楽になり、知識をデータとして流用することが容易になり、便利すぎるあまりに人間そのものの機能が
退化する傾向にあると専門家は指摘する。

物事の価値尺度がデータベース上の理屈でコロコロと転がり、それが善にでも悪にでもなることを可能とし自らの論に溺れ
公然性を喪失し自分の脳内だけで辻褄の合うよう自己意識の操作を始めたらそれは現実味の無い妄想となる。

自己完結型の精神性の欠落を無理矢理に補うように材料を加工してストーリーを作為的に構築しその土台の上で正当化を取り繕う。
まるでヒットラーの自己暗示のように何度も思考をループさせて事実を問い質すことはなく、自分に言い聞かせていくうちに
口が大きく開き耳は塞がっていく。 どうみてもパーソナル障害の虚栄心ばかりが育ち、賞賛も卑下も悪用も善行もすべて
自己中心的な価値観で汲みとることで都合の良いフィールドの世界観を作り出す。ネトウヨの心情なんてこんな個別的な
病理の数多くの似非右翼の集合体がヒステリックになっているだけだ。それがネトウヨによる日本の右傾化と呼べるものである。

政治関連のあらゆる局面で一方的に自民党の意見を鵜呑みにすることが前提となり、政治の話題に尾ひれや背びれを生やす効果を
もたらされるネット工作には絶対的な存在としての自民党が在った訳で、自民もネットサポーターズの存在を認めているので
ネット情報は明らかな歪曲や工作の必然性と常習性を持つものだと思う。 そうしたことで訪れる虚偽の政治意識や支持を好ましいと感じるところに
政治家の資質が映る、「ナチスに学んだら」の麻生太郎は反面教師のようにナチス政権のことを言及したと言い訳がましく後付けの
説明をするのだが、ナチスのヒットラー亡き後の後任には情報を流布する事に長けた人物のゲッペルズを選任していた事実を踏まえると
自民がファシズムと類似して見られる理由にはこうした方法論においてナチスと今の自民ネトウヨが同じ轍を踏んでいるからこそである。

日本という国はヒットラー政権のようにそこまでは軍国化へ進まないと心のどこかに安心感があるかもしれないが、裏を返せば、
情報の流布による政権獲得を為し得た工作活動までは進行した現実とは50歩100歩の距離に安心感があり、根拠のない安心感である。
どうしてここまで日本が落ちぶれてしまったかといえば、自民党が麻生太郎政権時に完全に憔悴しきったように惨敗したところに
原因がある。自民は正攻法での有権者の評価を得て政権を取り戻す術が無くなったことに尽きる。

これが何となくブログを書き始めて約2年半の間に感じたネトウヨの定義だったりする。








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クリミア訪問の鳩山元総理と日本訪問の独メルケル首相

2015-03-16 23:12:38 | 政治
ドイツのメルケル首相は2012年の内閣改造で環境相の反原発派のレットゲン氏を解任した。これについて反原発支持者からの納得が
得られなかったメルケル首相が自らの支持率を落とす結果になり、慌てて内閣改造後の組閣にはレットゲン氏の右腕として活躍した
同反原発派のペーターさんを起用した。レットゲン元環境相を言動が過激だと指摘した割には変化が乏しい人事となった。

メルケルさんは複雑な国家間の利害関係で当事者となることを極端に嫌う。国内でも反原発派からのレットゲン氏の解任について
不可解だと批評されたことよりも自身がレットゲン氏の解任の首謀とされることを嫌って、ペーター氏を後任に当てた。
神経質なほどに今のドイツの政治は正体を現さない。そして欧州の中でも単独での行動を避けている。足跡さえも残したくない。
当時のレットゲン氏の解任における反原発派のスローガンは「誰の仕業なのか?」だった。

民主党の岡田代表との会談で、慰安婦問題の解決を促したとされるメルケル首相だが、菅官房長官の記者会見でお互いの内容が
食い違うことが問題となった。

・民主党の岡田代表の言い分は
「メルケルさんから日韓関係における慰安婦問題で解決を促す発言があった。」

・政府自民党の菅官房長官の言い分は
「ドイツ政府に内容を問い合わせた結果、政府にそのような発言をした事実は無い。」

・ドイツ政府の言い分は
「過去の問題について日本政府にどうすべきというような発言した事実はない。」

この三者三様の発言の内容から見て、ドイツ政府は野党の民主党の岡田代表と会談したメルケル首相に対しての政府与党の
自民党の対応に不満があると見受けられる。特に日本政府に対してと発言の対照を明確にして答えているところはその意思が表れている。
ましてやこのドイツ政府のコメントは関係の無い自民党政府が態々ドイツ政府に問い合わせるという手段で生まれている。

岡田代表とメルケルの会談の食い違い問題を捉えたら、
「独メルケル首相は野党民主党と会談したのであって、政府である与党自民党からの問い合わせはお門違いだ。お前らは関係ない!」
といった主旨だと解釈は十分にできるものである。

自民政権に対しては反原発思想を展開し原発推進派に苦渋の思いをさせた挙句、更には野党の民主党と会談をするメルケル首相の
日本政府を軽視した行動に自尊心を傷つけられた自民党は被害妄想を拡大させて蚊帳の外からメルケルと岡田代表の会談に
嫉妬心たっぷりの横やりを入れたのだろう。

政策や外交のフィールドで与野党の鍔迫り合いを政治の場に引き立たせたのにどうも自民ガースーの存在がある。まぁいつもの事だな。

日韓スワッピング協定では100億ドル分を延長しないと豪語していたが、既に民主党時代に決まっていた内容の上に胡坐をかいて
TPP参加交渉では先発参加国の自由化率の取極めを知らないと閉口し、ISIS人質事件ではパイプが無いと発言も自身の政治資金問題で
2006年に人質事件で使用したと政治資金の使途不透明の弁明に答えた経緯があり、極めつけは今回のドイツメルケ首相と岡田民主代表
との会談に外野からブツブツと物言いをつける有様だ。

こうした場合、普通に考えられるメルケルが取る対応として「一私人として個人的に岡田代表に話した。」「押し付けなどではなく、
国際間の常識的な意見を第三者として発言した」などが考えられる。しかし今回の事実無根とするドイツの立場はドイツ国内のレットゲン氏の
環境相からの解任の時とは大きく違う。相当憮然としたのだろう。

メルケル首相は民主党に日韓関係における戦後問題を「和解」するように促した。と一気に話が飛躍したことも癇癪に触ったのだろうが、
更に追い打ちをかけるように自民党の民主叩きの材料とされることに強い苛立ちを感じたのだと思う。上げ足を取る様な自民の態度に
日本では言論の自由が許されていないのかと思えるほどに歪曲を重ねてまるで別の問題にまで発展させる卑怯な政治を垣間見たのだろうな。
これが今の日本の政治です。日本では日常茶飯事ですよ。「誰の仕業か?」では済まないほどに。

全ては自民党の原発推進派が今回のメルケル首相の訪日をおもしろく思わなかった為にこのメルケル岡田会談を潰す動機に繋がったと思われる。
そもそも元総理大臣の鳩山由紀夫氏がクリミア訪問している間にウクライナ紛争停止の調停に賛同を求めているドイツの首相が日本に来るんだから
それなりの意図も理解できるのが当然と思っていたら、親米派の政権自民党がこれだからお話に成らなかったようだな。
国際情勢まで話が進まない手前で撃沈したようだ。

ネトウヨの騒ぐ、鳩山由紀夫のクリミア半島への電撃訪問に原発問題に戦後補償と、全く欧州と粗利の合わない自民の姿が国際社会で
異様に目立ち始めた。 もしかして調子の良い喧嘩を売ってるつもりなのかな?海外から軽く折られそうだけど、自覚は・・・無いか。

鳩山元総理のクリミア電撃訪問に加え独メルケル首相の訪日は米国の覇権が徐々に弱まってきている証拠なのだろう。どちらにしても
目立つ機会が滅法少なくなってきた自民党には民主党とドイツ叩きで漁夫の利を得る小汚い戦法になってきたな。
2chのまとめサイトでも工作員らしき活動がリバイバルのように何時もの捏造という単語を並べるに終始しただけのようだった。
最近はこの「捏造」という文字が躍ればブーメランと同様にそれなりの首謀者が解ってしまう。

鳩山元総理のクリミア訪問独メルケルの日本訪問
どちらも反米主義の動きが際立つ時に来ている。






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ソルティードック擬き。

2015-03-14 22:11:09 | グルメ
3月14日今日はホワイトディということで、男性から女性へバレンタインディのお返しをする日です。
もしくはバレンタインディにチョコを貰っていなくても好きな女性が居れば贈り物をしてもいいのかな?
的なレベルでしか受け取ってないです。

こんな俺でもホワイトディのお返しに何かデパートとかで贈り物を物色するのだが、これが似合わない。ww
どうしても自分用として買いたく成る為だろうか。おすすめはちょっと高いけどゴディバのストロベリークッキー
少し小さいけどまぁ高級お菓子の代表格であるように上品さがありますよ。値段は容赦無く高いです。

もしくは自然派の方には枝つきレーズンなんていいなと思いました。気さくな感じでそこそこお値段が張りますが
見栄えが良くて印象に残りそうなものです。その他ドライフルーツはおススメのジャンルです。

そんな訳で今回はホワイトディネタのお話でもしてみようかと思います。

これ書いても良いのか解らないが、とりあえず白色に絡んだアルコールものを紹介します。
今や欧米だけではなく日本中で人気のスミ○フア○ス一応は伏字にしておきます。これに似たカクテルが自宅で
簡単に作れてしまうレシピをご紹介します。 スミ○フってどんな飲み物?と解らない人はグラスに塩のデコレートがない
ソルティードック、通称ブルドックの味を想像してください。なら最初からブルドックと言えばいいのか。



≪ブルドックの材料≫

・グラス(ロックグラスかタンブラー)
・ポカ○スエット(スポーツドリンク)
・氷
・ホワイトキュラソー
・ウォッカ!!←一番大事な奴

≪レシピ≫

①グラスに氷を入れます。

②ポカリ○スエットとウォッカ!を4:1の割合で注ぎます。アルコールの分量はお好みでどうぞ。

③ホワイトキョラソーを少量(ティースプーン一杯分)大凡の分量です。こちらもお好みでどうぞ。

④乾杯の後美味しく頂いてください。因みにフランス語で「乾杯」は「cincinチンチン」です。





※ソルティドックにする場合、スノースタイルが上手に出来る方法をアドバイス。
①お皿にたっぷりめの塩を厚さ5~7ミリ程になるよう平たく盛ります。
②グラスの縁をレモンで濡らして、グラスをお皿に盛った塩に少し深めにめり込ませます。
③そのままの状態で5秒程待ちます。
④グラスを塩にめり込ませている状態からゆっくりと約90度グリグリと横回転させる。

これでグラス縁のスノースタイルが綺麗に出来ます。





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鳩山電撃クリミア訪問。

2015-03-13 23:50:42 | 政治
四面楚歌の八方塞がり、中国のフェニクスTVに出演して尖閣諸島を係争地と発言した時には
「外患誘致罪」と某シンクタンクの言い張るコメントに日本国内のネトウヨは一斉に右ならえでネトウヨから総酷評されたものの、
その時はネトウヨの意見は一蹴され、国際観念上、日本の青○の言う外患誘致罪は適応されずに、米国も鳩山の「係争地」である
という主張に傾いた、一体あれは何だったのか?と未だに疑問に残るがシンクタンク代表の青○のネトウヨを煽る行動こそ
内乱罪に適するものである可能性が高かった。今回はウクライナ紛争でロシアに編入が見込まれるクリミア半島共和国に電撃訪問した
元一国の主の鳩山由紀夫元首相の行動だ。

前回の外患誘致罪という青○のデマを引きずりながらもクリミア半島訪問の場合はどのように国民意識に
反映されるか見ものである。しかし既に国内のネトウヨや自民党及び民主党からも非難が相次ぎ、相変わらずの宇宙人と云われる始末である。

ここはどうしても魔女狩り裁判が嫌いな私としてはやはり放っては置けない。
前回の鳩山の尖閣は係争地発言の後に米国の元大統領のビル・クリントン氏は香港の大学を訪れ、鳩山氏と同じように中国に柔軟な対応を
促すように示唆した。鳩山由紀夫氏の日本のために何かしたいと懐柔策を施したにも関わらず、昨今の右傾化の為に誤解を呼ぶことを
まるで狙ったかのような青○の発言は如何ともし難い悪質なものであった。

今回は国内の領土問題ではなく、海外の領土問題。ウクライナ紛争からロシアへの編入が決まっているクリミア共和国。
ウクライナからの独立を問う住民投票で97%以上の得票率をもって独立した。
この結果を民主主義的でクリミアの独立からロシア編入を認める立場が鳩山由紀夫氏の意見だ。彼の祖父の代の鳩山一郎政権
時代に日ソ共同宣言で国交を回復させ由紀夫の息子はモスクワ大学に留学するなど関連性が元々深い。

この行動はNATOを始め反米主義的に映るのはこれまでの国際情勢を見れば解ることだが、しかしその反面、尖閣諸島の時は
米国が鳩山の行動に追随するように態度を軟化させている。もしかすると現時点では国内の政治家から批判はあるものの
時間をかければ、彼がイニシアティブを発揮する結果になる可能性も秘めている。

クリミア半島を巡るウクライナ紛争で米国はロシアに対して原油価格を下げるという兵糧攻めを行ったがこちらの方も
2015年3月では一応の収束を見ている。更に軍事介入はドイツ軍が指揮する形でNATO軍を進攻させているので、米国とロシアは
がっぷりと四つに組んでいるのではない。 そしてクリミア半島を通じて関連性の強いシリアにおいて露はサリン使用の疑惑を
晴らすような活躍をしている。

今のネドベージェフの言う「新冷戦」の形はどうみてもロシアが米国を押している。米国はISISなどのテロとの戦いとして
有志連合軍を募り、再び求心力を取り戻そうと必死になっている。そこで忘れてはいけないのは元CIA職員でロシアに亡命した
エドワード・スノーデンの存在だ。彼は一国主義に勢力を広げる米国の軍事大国化への道に暗雲を呼び込むほどの活躍をしている。
もしかすると八方塞がりになるのは米国の方かもしれない。

このスノーデンの陰なる活躍と鳩山由紀夫の電撃クリミア訪問は切っても切れない関係にあると思う。
鳩山さんの先を読む力が上だとするならば、これは大きな世界情勢の変化に一躍をかうことになる。

もしも日本が米国から自立性を取り戻すには意外とこの男の存在は強い。既にいい加減に米国の属国であることに
飽きてしまったようにソッポを向く姿勢は他の政治家からは僻みにも似た意見を訊かされるが、どうも自民党や親米派の議員からは
相当恐れられている行動力を持っているようだ。

実際、自民党安倍政権になってからは領土問題の安全保障はほぼ破綻したようなグズグズが続いてしかも経済政策では
決して株価だけでは表せない現実的な部分の欠落がチラホラと一長一短といった感じだ。

経済と政治の関係から見て米国は時期大統領候補に筆頭として名前が上がっているヒラリー・クリントンですが、彼女が大統領に
起用された場合は恐らく世界的な混乱が訪れることを私自身が想像する。かつての英国の鉄の女と呼ばれたマーガレット・サッチャー
時代のフォークランド紛争を思えば、政治的な手段として女性を登用して物事を穏便に扱うように印象づけることもある。

ヒラリーはかつてサッチャーの事を女性に政治家という新しい夢を示した人物だと評価している。これは中々怪しい・・・
変なヤル気を起こしてくれそうな印象だ。

鳩山さんは旅券を没収されたらクリミアに移住するとまで発言していて強気の姿勢を崩していない。
この旅券没収もあの某シンクタンクの青○が外患誘致罪を豪語していた時に鳩山に対して意見していた内容だ。

右も左も多くは鳩山元総理大臣のクリミア訪問を非難するばかりで実際の政治力には御眼鏡にかなうところがない。そうした
政治家の口合戦の方がよっぽど無能に感じるところもあるが強くは非難しない。今更安倍政権に何を言っても無駄かもしれない。

多くのカギは米英同盟にある。各国との同盟関係に薄れを感じる米国はNATOからも一線を置かれている。もしもヘーゲル元国防長官の
悪い予感が的中するのならば、やはりISIS対策に地上軍を投入してこのシリアでのサリンを巡る紛争に目途をつけなくてはならない。

何故か英国はISISの問題で軍隊ではなく、MI6が活躍する場面が多い、そこは長年の同盟国といえども今の米国は信用するには
難しい状況にあると解る。 このクリミア半島問題は英国がドイツをはじめとするEU諸国に付くか、長年の腐れ縁で米国に付くかで
判断が見込まれる。

ここまでくると鳩山由紀夫とブリッヂストンと英国のロスチャイルドが何らかの関係があるように思っても不思議では無い。
ロスチャイルドは2013年に内戦が続くシリアのゴラン高原を買収している。ロシアには投資している会社がある。






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論理的アルゴリズムの錯覚と曲解を利用した淡路島の殺害事件。

2015-03-12 23:42:43 | 社会
淡路島の5人殺害事件の犯人平野達彦40歳
中卒ニート引き籠りの突如起こした精神異常な事件に起こるべくして起こったたような第一印象だった。

まるでネット内で日常茶飯事的に叩かれるような中卒ニートと総合失調の精神病歴のある
麻雀でいえば大三元コンプレックスをツモ上がりで決めたような経歴は、なるほどと見ている人を全面的に納得させるだけの
説得力が十分にある。

中卒ニートといえば2013年に逮捕されたネット右翼団体の神鷲皇国会に属する中卒メンバーが今回の事件と
同じように大阪駅で高齢者を狙った暴行を犯した為に圧倒的なネトウヨ批判が強まった。

淡路島の殺害事件の犯人である平野達彦は常々ネット内で「軍事複合体が電磁波犯罪と集団ストーカーを行っている」と
主張していた。しかし一見左翼的な意見に見える彼のネット発言は今回の事件でお門違いの多大な被害妄想であることが解る。
全く関係の無いと思われる同姓の近隣住民にその疑いを被せての犯行とみられている。

彼のツィッターやフェイスブック上で繰り広げられた誹謗中傷に関して、その多くは主語を伴わない文章が目に付いた。
あれっ?この文の内容の主語はどこにあるのか?と首を傾げるような不可解な内容ばかりだった。

代表的なコメントとしてこの事件の惨状となった被害者宅の現場の地図を表示した上で

「電磁波犯罪と集団ストーカーを行っている。」
「集団ストーカー犯罪とテクノロジー犯罪の側です!」

この二つが挙げられるがこの情報だけだと、主語格が「軍産複合体」なのか「近隣住民」なのかはっきりしない。
あわよくば「平野達彦」本人であるようにも受け止められる文脈だった。

もしかするとこれは被害妄想ではなく、犯行予告だったのかもしれない。
結果論ながら彼が日本政府や軍産複合体が行っていると主張する悪行の数々は彼の内に潜んでいた病巣の闇のように
感じるところが多い。 それを主語格を軍産や日本政府に置き換えて無責任な体裁を用いて白状しているようにも感じる。

彼は近隣住民に対してストーキングを行い、ネットの書き込みによる誹謗中傷を行っていた。これは明らかに軍産のもの
ではない、彼自身のものだ。

時折ブーメランという言葉を使い他者の言い分がそのまま発言者に振り掛かるような現象をブーメランと表現する。
これは自民党支持者が国会などで疑惑を向けられた時にその疑いを晴らすことなく、ブーメランという技でお前には言われたくないと
相手を門前払いにする時に使われる。具体的な内容まで話を踏み込ませない為の防衛手段として用いている丁々発止のテクニックと
して使われるネットスラングだ。 しかし最近はこのブーメランを聞くとまた自民党が何かを起して毎度毎度のブーメランで回避しようと
試みているなと逆効果の状況になっている。

平野達彦容疑者のネット内での発言はこのブーメランのようにそのまま本人に振り掛かるように思われるが、実は違う。
多分本人にはこのブーメランという自覚は無い。それは彼が総合失調症であることからも推測されるが、彼の動機はきっと
被害妄想の拡大からの無実の相手を殺害してしまったという事につきてしまう。

彼の中で犯罪による罪の意識と自分の存在を比較する天秤が完全に発狂して壊れてしまったか、もしくは本当に妄想のように
ストーキングと電磁波犯罪の実行犯に近隣住民を選んでしまったかの2択だと思われる。 

もしも安直にブーメランと表現してしまった場合、彼の犯行に及ぶ内面の問題に着手する時、
彼はその内なる悪意を認識していたことになる。テクニックの上に悪意が存在する。

ここまでは加害者の主観的な発想を軸に事件を推理してみた。
しかしここからは彼が客観性を持ち得ていなければ少し理解が難しい場合を想定してみる。

ツィッターやフェイスブックで理解不能の内容を書いていた平野達彦、彼はもしかすると架空の被害者に成り損ねたのかもしれない。
彼の作戦は近隣住民に自分の名前のアカウントを使われ、何かの弾みでそれを知り、恰も今回の事件で殺害された近隣住民に
なりすましのアカウントとして悪用されたことに腹を立てて殺害に及んだと犯行の前提に「ひねり」を入れたかったかもしれない。

今回の事件の因縁を作る為に態と自分のプライバシーを晒してまで近隣住民にアカウントと顔写真を使われているよう推測される
工作を練ったのかもしれない。ネトウヨが関係無い人の顔と名前を拾ってきて無責任に左翼的で支離滅裂な主張をネット内で公然のものと
していると社会に認識されて悪質な近隣住民に悪戯される被害者であると世間に映し出そうとしたのかもしれない。

必ずしもアカウントがその人本人を表すものでは無いという事実を再度考察してみた場合、今回の加害者平野達彦本人のアカウントでは
無いかもしれないと考えた人も居るだろう。そうしたネット社会の錯覚や曲解を狙った工作の為にSNSを利用していたのかもしれない。
もしくは当初からどうせ自分が書いても失敗して不都合な形跡を残すだけだから、最初から他人名義を使ってその禍いを他者に向ける為の
いわば「アカウント悪用を装った」「DIY八百長」となる可能性もある。

これも論理的なアルゴリズムによる言葉遊びでは済まない可能性がある。尚、このブログのアカウントは正式なものです。


「DIY八百長」へのリンクです。」







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3.11から4年目です。

2015-03-11 23:14:57 | 社会
3.11から早いもので4年目を迎えましたよ。3月8日の月年齢は大潮でした。
最近の日本国内の地震の傾向として徐々に震度4以上の地震が減少傾向にあると
数字的には良い方向に進んでいるのですが、それに反して大型地震を懸念するような学者の声が
強まっているように感じます。 また3月に入って東京に近い伊豆大島付近で
小さな群発型地震がありましたが、今の所大きな地震には繋がっていません。

2月6日徳島県南部でのM5.1震度5強深さ11㎞の地震が南海トラフとの関連性を指摘
されましたが、それほど大きな問題にはなりませんでした。

2015年今年に入っての傾向としては北海道の苫小牧付近から青森の東沖、
岩手の三陸沖そして宮城沖と茨城沖の日本海溝と列島の間の地域での地震がメインとなっています。
4年前の3.11と似たような地域です。

去年はこのような海溝型の地震よりも御嶽山の噴火に繋がった長野や山梨の内陸型の群発地震が
印象に強く残っていますが今年は再び日本海溝へと注目が集まりそうです。

そんな中ではあるが、伊豆大島での群発型の地震は海溝型というようりも内陸型の地震と似たように
火山活動の影響が強いと思います。飛騨群発地震の時は乗鞍火山帯の活動によるものでした。
飛騨群発地震の時はその2か月後に御嶽山が噴火したそうで、それを考えると今年の5月頃には
この伊豆大島の群発型地震の影響が見極められると思います。

伊豆大島は富士火山帯に属しており火山活動の連動性としては乗鞍火山帯からのリングオブファイアという
バトンを渡す意味では辻褄が合います。この火山活動の影響と思われる地震には震源までの距離が浅いという
特徴があります。そして上記に示した最近の2015年3月6日頃の伊豆大島の地震はどれも震源までの距離が浅いです。

東北の海溝型地震とは別に関東では火山活動に影響を受けた地震が多いように思います。全く別の2つの
タイプの地震のように思います。

地震の予兆としては数多くのものが確認されている。海溝型地震の影響と思われる海の生物の異常や火山活動の影響と
見られる阿蘇山の火山活動など、どれを挙げてもキリがないが、3.11の前に比べればそれほど信憑性は強くない。
しかし火山活動による内陸型の地震を想定した場合、3.11よりも予兆が多いと感じるところが多い。

今最も予兆らしいものは4年前の3.11と同じく寒波が日本列島を覆い尽くしていることだろう。
同じくカリフォルニアも大寒波となっているので4年前とこちらも同様という気象状況です。


いつの間にか3.11の原発事故の対応は東電に押し付けられまるで政府は災害被害の責任はないような素振りが目立つ。
石原環境大臣の最後は金目でしょ発言に憤りは未だに消せない。税金の使い方についてあまりにも腑に落ちない点が
多い。当初120兆円規模だと言われた復興予算はいつの間にか50兆円減らされ70兆円規模になり、さらにはNPOや
各団体に吸収されていく。それならば福島の一般財源を充実させて社会復帰を促した方がメリットは確かだが、やはり
特別会計だとそれに群がる利権獲得者がワラワラと囁く儲け話しか聞こえてこない。

それでも復興は原発推進派VS原発反対派の場外乱闘で済むから世話は無いな。






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原発発電論の根底。

2015-03-09 22:04:41 | 社会
最近本当に多いな。中身が空っぽの奴。次世代の党の平沼赳夫は原発推進派であるが、地下に原発施設を
建設するという飛び道具に近いようなトンデモナイ計画を持っていたらしい。なんともここまで来ると憐みを感じる。

専門家の話では地下に原子力発電施設を作るとなると相当のコスト高が見込まれるだけでなく、原子炉を地下に建設する時に
数多くの重機を使用する必要が有るのでその点では既に不可能に近いレベルと判断されている。少なくとも今の技術では
地下に原子炉を建設する技術は無く到底不可能なプランだそうだ。

日本の電力料金の試算はレートベース方式となり原材料÷契約戸数と決まっている。ヨーロッパ諸国の一部が採用する
それに保険料を加えた料金では無いので日本では比較的安価に電気を使用できる。しかし3.11のように原発事故が起こった場合は
どうなるのか・・・それは当然のように税金で賄われ電力会社には負担されない。電気料金としてでは無く使用者の国民から
税金として徴収されるだけのこと。

今の原発推進派の意見は反原発を装うにも逆説的に捉えても正当性が無いのが日本の原発問題の元凶。
何せ、安全基準が有るようで無いのだから原発を推進するも反原発と主張するもどちらも基準に絡まない漠然とした意見に
成るのも当然といえば当然かもしれない。

FITによる再生可能エネルギーの買い取り料金が電気料金に上乗せ負担されるのがFITに反対する似非経済学者の意見。
しかし原発発電所の建設費も電気料金に上乗せされるんですけどね。これでは逆説もあったものではない。
一方的にどちらかを攻め立てる構図を持って議論を成り立たせるのが今の原発問題には存在している。両論というのは
有り得ない。多角的にエネルギー問題を見出そうとすることも難しくなっている。原発一択からの派生論にしか満たない。
所詮反原発は原発推進派の一部で安全性や健康被害に人一倍気にする人々に過ぎず。

原発依存度3割維持から4割へと移行するためにエネルギー問題は米国GEの手の内にある。
そこで問題なのは原発による健康被害と安全性が最も注目を浴びている今のエネルギー問題で田母神などが、厚顔無恥にも
原発事故で死んだ人は一人も居ないとか高市早苗と共謀で原発の安全性を主張するも裏目に出て撤回に追い込まれた。

実際には健康被害はある。新潟県の柏崎原発付近の住民では甲状腺がんの発症が全国平均の20倍以上という数値が過去に
巷を騒々しくさせた。しかし3.11と関連が強いこの問題は何故か今は盛り上がらない。 エネルギー問題は何時も安全性の話題は
側に置いておいて合理性を原発の他の発電と見比べるばかりだ。安全性や環境の問題を出せば誰でも反原発として扱われる。

汚染水と健康被害に纏わるエトセトラはタブーだ。これが原発推進派と反対派の線引き材料となっている。
そればかりか今の原発推進派は必要悪のような態度で原発の副作用をどのように解決していくかを念頭に置いている。
しかもそれが素人の生兵法ばかりで、明確な実証が無いものばかりだ。それが平沼赳夫の原発地下化だったりするから困ったものだ。
最初に聞いた時は悪ふざけかと思ったほどだ。ほとんど開き直りに近いものだ。

よくも政治家の立場でそんなことを長年言い続けているものだと不快感に見舞われる。原発地下化が希望的エネルギー政策の
未来とはほとんど原発には答えが出せない原発推進に呆れかえる。

日本の原発発電にはどれだけの量の電力を生産して原子炉使用のキャリアの長さを決めて廃炉にして核廃棄物の処理まで行う
一連の行程さえも決まっていない。決まっているのは原発依存4割にすることだけのようだ。場当たり的にこれらの問題を
処理していくというのだからお話にはならない。

米国GEから原発燃料を買うことが前提でエネルギー政策があるのならば、何故原発発電の安全性に十分な配慮を行わず
杜撰な政策にするのだろうか。そこには日本の政治家の米国GEの主導の事業であるが故に背信的にしようとする魂胆があるのか
それとも原発によって被害や負担を強いられることが日本の宿命なのかはいざ知らず。原発発電の安全性の構築作業はまだ無い。

少し気になるところに東電OL殺人事件で当時原発の安全性についての報告書を作成していた女子社員が何者かに殺害された事件は
元容疑者のマイナリ被告の冤罪が2012年に立証されたために犯人が掴めていない。1997年の事件。 被害者の渡邊泰子という名前も
wikiからは消されている。




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簡易更衣室型の現場検証。

2015-03-08 16:27:37 | 音楽
たけし軍団と関わりの深い放送作家のダンカンさんが以前、テレビで地方の田舎について
面白い事を語っていた。

都会に住んでる人間にとって田舎は田園風景が広がっていて人は無垢で疑うことを知らないような
人間性に溢れているという身勝手なイメージを押し付けている。日本の田舎はこうでないといけない
という固定概念を持っていてそれを期待し過ぎる。

といった主旨の内容のコメントだった。なかなか感心させられる。流石は一億人に観られている
タレントのテレビ番組を担当するだけのことはある。

川崎の中一殺害事件で現場となった河川敷で現場検証が行われ容疑者が未成年ということで
厳重なプライバシーの保護をしたうえで警察官に連れ添われながらというか四方をビニールで囲まれ
万が一にも身元が解らないような異様な光景だった。人が居るのかさえも確認できない状態だった。
一言で表現すれば犯人が簡易更衣室に入った状態での検証だった。

現場検証の傍には被害者の鎮魂のための多くの献花が並べられ、容疑者は四方を囲まれ半畳程しかない
空間を作る為の警察官の用意した更衣室のような装備と非常に対照的に映った。

ダンカンの云うように都会人の田舎の人に対する押し付け固定概念と同じように凶悪事件の犯人は
普段から素行が悪く問題を多く抱えている人物に違いないとする勝手な犯人像を作り出している。
しかしそれが一般人の感覚からは最も理路整然とする事件の事実と想像の重なるところでもあった。

多くの人が想像するであろう犯人像に近かったかもしれない今回の川崎中一殺害事件。
少年法による犯人のプライバシーと被害者のレクイエムの献花が並べられた時に世間の事件への
関心が二分しているコントラストを強調させていた。

今回の事件で現段階ではまだ容疑者が未成年ということでプライバシーの保護や少年法の在り方が
議論された結果がこのような警察官の時として怪奇に映る簡易更衣室型の現場検証となり
その公務である役割に対してこのような異様な方法で対策をとることは怪奇と表現してよいかもしれないが、
加害者に係るパパラッチ気分の野次馬根性は社会現象の一つだとしても非常に棘々しさを増してた。

どうしても事件の拠り所を犯人の異質性に集中的な目を向けて好奇の眼差しで物事を計る尺度とするのは
きっとその人が普段から社会に対して負い目を感じる人で周りから疑惑の念を向けられることが多い人だからだと
思う。きっと容疑者のプライバシーや異質性を見ている人の方も普段は異質な存在としして社会から見られている
という怯えの経験的主観からこれが世間体だと受動的に無意識に覚えているのだろう。

きゃりーぱみゅぱみゅさんが「まだ楽しいことがたくさん待っていたのに。」と述べた。

被害者位のの年齢の多感な心情は驚きに溢れている。
今年のグラミー賞で話題を呼んだアーティストにSiaさんがいる。彼女のPVに出演する独創的なバレエを踊る
女の子も被害者と同じ位の年齢だ。

https://www.youtube.com/watch?v=ILTZ8qZbNK0

Sia Performs 'Chandelier'







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米国の同盟関係と日米韓関係。

2015-03-06 23:38:36 | 政治
現在中東地域をはじめとするイスラム原理主義過激派の対策を「有志連合軍」ということで形ずけている
米国であるが、ブッシュ大統領時代の湾岸戦争では多国籍軍として活動をおこなった。そして9.11からの
大量破壊兵器を保持していとする疑いをかけてイラクに進行したもののこの時は国際的支持を得られなかった。
湾岸戦争時での多国籍軍とは違い国連憲章の採択も無かった。その後、イラク復興支援としては他の国も
イラクへと派兵を可能とした。

国連多国籍軍(湾岸戦争)→復興支援活動(イラク戦争)→有志連合軍(ISISとのテロとの戦い)

このように米国の軍事作戦は自国のみならず賛同するまたは協力関係にある国々と形は違えど合同でおこなわれてきた。
しかし米国が最も重要視する同盟関係は米英同盟であることは間違いない。
英国とは当然ながらNATOを通じて集団的自衛権の関係にはあるが、イラク戦争での軍事介入に対して英国は当初は
難色を見せていた、しかし結果は軍事介入に参加することとなり、イラク戦争が開戦されたが、今も尚、英国の米国同盟に
元ずく軍事介入の判断が正しかったかどうかの疑問が残っている。

現在の同盟関係を見ても必ずしも米国と同盟を結ぶことは賢明とは言い難い部分が増えてきている。
さてリッパート大使が襲撃を受けて懸念される韓国と米国の同盟関係であるが、奇しくも米韓同盟で最も重要なものに
パク・クネ現大統領の父であるパク・チョンヒ時代のベトナム戦争での米国との連合軍がある。

ベトナム戦争で活躍した韓国軍は米国関係も強まって経済成長を成し遂げるが韓国の核武装と折り合いが付かず
同盟関係が悪化した。歴史的に見ても韓国は米国との関係に溝が出来てもそれほど苦にしない。それどころか
米国を困らせることで韓国はその存在を強めていった。米国からはスクラブとして見られる事が多いかもしれない
韓国であるが、正攻法での米韓関係には見切りをつけて、独自の考え方による国際関係を構築することを厭わない。

赤マルと黒マルというものの見方がある。地図上で赤マルで示される地域や国は黒マルとされる国に劣勢状態にあるとする
国際間の相互関係だ。もしもイスラエルが黒マルならばパレスチナは赤マルで二つの国が把握される。

この赤マルと黒マルが影響した経緯に90年代後半のフランスの核実験があり、世界的にフランスへの批判が高まった時に
ドイツはフランスを敢えて批判しなかった。原子力の問題でも軍事の問題でもドイツとフランスは過去の歴史から
お互いがそぐわない部分が大きかったこの核実験問題にドイツは口出しをしなかった。 
フランス国内の問題としてフランスの核実験の対抗馬として土俵に登ることを避けた。

しかしこのリッパート大使襲撃事件において日本は韓国と黒マルと赤マル関係にあるが、安倍総理の戦後70年新談話で
土俵に登らなくてはならない。恐らく米国はこの襲撃事件で戦後問題に影響を受けることを嫌うであろう。
これまでのスタンス通りに毅然とした態度で挑まなくては襲撃事件で動揺していると印象を持たれることを避けたい。
いうならば、米国はロシアのドネツクでの戦いの後に新たな旧共産圏との敵を作ってしまった。しかもそれは同盟関係にある
韓国なのだからこれまでと勝手が違う。

ベトナム戦争の後に核武装を巡り米国と対立した韓国パク・チョンヒ大統領と大使襲撃事件で米国と敵対するであろう
その娘のパク・クネ大統領。どの道、米国の子分として使われるぐらいならば、いっその事、開き直って米国とは距離を
おくことも止む無しとして、韓国は嫌な役回りでありながら、その存在感を強くするであろう。少なくとも米国は韓国を
意識せざる負えない。皮肉なことにこの襲撃事件の後の日本株も韓国株も上昇傾向にある。世界的な米国離れを助長するかも
しれない。

それにしても米国はヒラリー国務長官時代に強く韓国領独島に肩入れをしていたはずだ。ましてや今回の襲撃事件の
「独島を守る会」の代表とも関連性が高かった。そればかりか日韓における領土問題でヒラリーはバーグ条約に批准するか
どうかで態度を見極めようとした。それはヒラリーが個人の政治的な功績を狙った見当違いの条件であった。

同様にイラクのフセイン大統領も米国の飼い犬であったが、こちらの方も米国に反旗を翻して、今のISISによる
イラク国内でのテロとの紛争を起している。日本でもアメポチであった尖閣諸島問題で脚光を浴びた石原慎太郎も米国から
肩入れされていたが、メッキが剥がれて米国からは用無しとされて政界から去っている。
韓国、イラク、日本と全て裏目に出ているアメポチ政策のヒラリー元国務長官。

米国はケリー国務長官になりアメポチを整理縮小するとしてヒラリーの政策とは真逆の対応をしている。
ヒラリーの後遺症は日韓の領土問題では独島竹島を巡るものと表面化した。ケリーさんには非常に腹立しい状況に
リビア大使館襲撃事件をも思い起こさせる。こちらもヒラリーによるカダフィー殺害に関与の疑いがある。

まるで冷戦時代にアルカイダを使ってロシアを攻撃していた米国が9.11に飼い犬に噛まれるようにテロに遭ったように
リッパート大使の襲撃は米国にとっては定番の失敗例の現れであるとするならば、今のオバマ政権はヒラリーの杜撰な政治の
膿が噴出してきたと考えられる。最悪の場合はリビア大使館襲撃のように米国の裏側の関与が取りざたされる最悪のケースも
秘めている。オオカミ少年は何度も襲われたと被害を訴えて最後には本当にオオカミに襲われた時に誰も助けに来てくれなかった。

今回のリッパート大使襲撃事件が不可抗力であったとしても、ヒラリーの杜撰な政治の後遺症で米国の世界での覇権争いから
一歩も二歩も後退させるものであることは間違いない。そして米国が最も懸念しているのはこの同盟関係にある国々の米国に対する
印象に変化が持たされることである。

しかし国内のネトウヨの意見は韓国の状況を米国との同盟関係悪化からの経済破たんの一点に向けられている為に全体像を見失い
安倍総理の戦後70年談話さえも眼中に無い。日本は韓国の衰退に目を奪われて足元を掬われることのないように何故か懸命に困った振りを
見せる努力が必要なのかもしれない。このような陰惨な事件からの国際的な利害関係で赤マル黒マルをつけられないように
しないといけない。 米国の各国との同盟関係は複雑な利害関係を生み、それが必ずしも因果応報で当事国に向けられるばかりでは
ないということを国際的な相互関係がそれを証明してしまう。日本が最も不利な立場になるのは米国からこの襲撃事件を
相談される立場にあることだろう。



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