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何とかミクス。

2013-10-24 21:26:35 | 政治
久しぶりにぃーアベノミクスの話題ぃー。念のために今年一年の安倍政権の内容を
確認しようと思い、当ブログの政治、経済関係の記事を1月頃からのカレンダーで
読み返してみましたが、中々的確な事書いてるゼェ~~。ホッとしたぜぇー。
しかし当ブログのアクセス数を一時的にスコーーッンと伸ばしたアベノミクスの記事が
見当たらない、自分で消したのかな?それとも何か不味かったかな?まぁそれは兎も角
軽くアベノミクスをおさらいしてみようと思います。確か、アベノミクスの賞味期限は
良く頑張れば今年の1月からの11か月間は持続するというものとして紹介しました。
そうです。残りは後一カ月と一週間程となりました。色々チラホラとその綻びは出ていますが。。。

それは経常赤字が続いている事。これは日本の景気が良くなっても海外投資家に
株などの金融利益が流出していくように、国際貿易で日本の資本が海外に流出している事に
他ならない。90年代のバブル経済はこの経常黒字の大幅アップがあっての経済成長なのです。
自動車を売って海外から資本を集める事が出来たのが景気アップの大きな要因だったのです。

国際貿易における経常赤字と日本国債1000兆円越えの実態はアベノミクスにどのような
評価を与えるかは謎なのだが、奇しくもアベノミクスと名付けるにはそれなりの因果関係が
あるのではと思うのです。
という訳で『アベノミクス』と語呂合わせで『レーガノミクス』を比較してみる事にしました。

かつてロサンゼルスオリンピックを成功させた元米国大統領のドナルド・レーガンの経済政策は
『レーガノミクス』と呼ばれており、今の日本と同様に経常赤字と赤字国債の増大という
二つの経済問題を抱えていた。つまりは双子の赤字というものです。それにオリンピック問題が
重なるとなると正しくアベノミクスはレーガノミクスの国家事情と非常に似通っているのです。

〇オリンピック問題
〇財政再建問題
〇経常利益の赤字
例外としての原発問題。

少し違うところはレーガノミクスがオリンピック、経常赤字と国債の増大という3要素がほぼ
同時に訪れ、この3つの問題に対して対時的な経済政策であったのに対して
アベノミクスは経常赤字、国債問題、オリンピックなどの問題に対して若干先行的な経済政策だと
いう事です。発表の仕方も共にフリップを使い、総理自らが説明するなど、似た要素が
多い二つのエコノミクスですが、この2つの経済政策の違いはどこでじゃろ?

根本的な違いはレーガノミクスは小さな政府を提唱して民間企業の開拓と躍進を期待した、
言わばレーガン大統領はアメリカ国民と企業を大きく信用したのです。
それに対してアベノミクスは大きな政府として数々の政策を実施してきて経済の世界で
日銀の黒田総裁と共に存在感を大きくしてきている。その成果が効果的なのか否かで
国民からの信頼を得ようと努力している。
〇国民から信頼されるよう努めるアベノミクス
〇国民を信用して行われるレーガノミクス

国家経済の状況は似ているのだが問題点の捉え方も似ているのだが、政策として真逆を行く部分もある。
そこに日本の行く末の一抹の不安を感じるのである。その最たる例が消費税増税と防衛費なんだな。
これまで財政の健全化を唱えて増税論によって国家財政を支えて行こうというのが基本的な
考えだと思うのだが、実は違うのである。

レーガノミクスが小さな政府であり緩和政策が目的であるのに対して増税による財政は
大きな政府の役割を示している。
レーガノミクスが行ったのは財政支出の健全化なのだ。これが無ければいくら増税したところで
国家財政の台所事情は良く成りません。その為に国際関係では軍事費を抑制させる為にロシアの
ゴルバチョフ書記長との会談で、長年続く東西冷戦状態のデタントを受け入れた。

『お金持ちはケンカせず』というように米国を主体とするNATOと旧ソビエト連邦が主体となるCOMECON
との対立関係に大きく緩和が訪れた。ここでアフガニスタンの話をするとまた長くなるので(省
それに対して日本の安倍政権では日中関係の悪化と日韓、日朝関係の悪化など右傾化で年々防衛相の
特別会計が右肩上がりという事です。一般会計ではないぞ。国債発行による特別会計予算だぞ。
〇軍事費の大幅削減要因>レ
〇防衛費関連費用の増大>ア
〇財政支出削減による財政の健全化>レ
〇消費税増税による財政の健全化(税収アップ)>ア

そこにTPPたる自由貿易主義の波が訪れるとなると更に内需シェアを喰われて経常支出が上がるのでは
なかろうかと思うのです。そして貿易による経常利益が更に赤字になるのではと危惧するのです。
もしも本気で財政再建化を押し進めたいのなら、やっぱり医療や国民年金などの福利厚生に使われている
予算を見直す必要があるのです。これを行わずして財政の健全化はありませんと断言できてしまう。
収入よりも支出を何とかしろと言いたいのだよ。

金融担当大臣の麻生の穴から徐々に浸食が始まっているような気さえする。今のメガバンクへの
外資の入り方はすぐ手の届くところに日本の財産があるようなもので、lose controlによる遊びが
出れば、すぐにでも外資に掬い上げられそうになるのである。
アベノミクス賞味期限が迫っています。浜田内閣参与が表舞台にあまり出現しなくなったのは
先に逃げ出しているからなのかも? 
どうにもこうにも良くも悪くも先ずは金融関係である事は間違いない。俺が心配しても仕方ないけどな。















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