岸田文雄総理大臣は2021年10月から約3年程で総理の座から
降りる事になりそうだ。 2024年9月現在ではあくまでもまだ
予定の段階ですが、次期総裁選へ岸田総理は不出馬を決めてお
り、他の党議員9候補の戦いが既に幕を開けている。
岸田総理自身には政治スキャンダルは無かったが、安倍晋三暗
殺事件から続く旧統一教会絡みの政治資金の問題が尾を引いた
為に残念ながら政権支持率が挙がらなかった。 岸田政権は最
後まで目立った成果を出すことが出来なかったが決して悪い総
理大臣では無かったと思う。
巷や自民党内ではすでの岸田の後の総裁選がメインの課題とな
り、そこでも政治資金問題が一つの重要なポイントになってい
ますが事の発端となった2019年の河井克行元法相への2800万円
の買収の為の資金提供に加え、妻河井案里には1.5億円もの政治
資金を提供するなどの問題の本質には全く着手しないのが自民党
らしさでもある。 本来ならば、政治資金問題は安倍の後の菅義
偉がケツ拭きをするはずが、コロナ禍に東京五輪の延期と無観客
など歴史に残る大失態振りだった。 安倍政権の後始末どころの
騒ぎでは無かった。 時間は経ってしまったが問題を戻して河井
夫妻への政治資金問題からもう一度検証してみてはどうだろうか？
異口同音に安倍派が悪いと言われているが、事件当時河井克行は
無派閥だった。案里も安倍派ではなく菅義偉の作る向日葵の会に
所属していた。必ずしも安倍派だけが悪い訳ではないのだが、当
時の幹事長の二階氏も河井案里への政治資金を知らないとしてい
るのだから派閥が原因となる政治資金の問題ではなく、もっと別
の何かがあると考えるのが普通だと思う。 これは派閥ではなく
安倍内閣の闇の部分だと思う。つまり党内の派閥に問題があると
すること自体が何らかの力が係っている証拠でもある。
