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新国立競技場は陸上無しよ。

2017-05-01 23:25:31 | 国内国際情勢
2020年の東京オリンピック開催を前に、国立競技場の計画案の二転三転が今も続きます。

開催まで残す所約3年と数か月になりますが、未だに落ち着きを得ない国立競技場建設です。

当初のザハ案による2本のキールアーチ構造の屋根を持つデザインは建設費が2651億円とも3000億円とも

見積もられ、その莫大な費用には仰天させられたものです。

しかし有識者会議などを通してザハ案は白紙撤回され、新国立競技場は1550億円の大成建設が

提案した通称A案に決まった。


当初のザハ案に比べれば大分お安くなったような気がするのだが、実際には1500億円規模でも相当の金額だ。

本来ならば、これでも高額な建設費として議論されなくてはいけないレベルだが、そこをザハ案の2500億円が

事前に大々的に有ったモノだから猫ダマシのように目が眩んだ隙をついて気が付けば1500億円で通っていた。


そこからのサブトラックの仮設問題に移り、サブトラックが仮設なら、本格的な陸上競技開催が出来る競技場と

しての建設計画では無いの事。そこからのオリンピックの後はサブトラックも競技場のトラックも排除なプランに

雪崩れ込む形式が現実的になったのだが、不思議な事に議論にはならない。


安保法制も国立競技場の建設も一時期のヒートアップからは考え切れない程に静かだ。誰も見向きもしない。

全ての議論に蓋がされたようだ。


リオ五輪の会場となったマラカナンスタジアムも荒廃して利用価値が下がっているようで、どうにもこうにも

世界の定説を踏むように日本も巨大な負のレガシーを作る予感がする。

問題を直視して考えると新国立競技場建設の是非よりもオリンピック招致から見直さなけてはいけなくなる。

豊洲の築地市場の移設も然ることながら杜撰な都政のオンパレードです。 3.11震災からの一つの繋がりで

見てみると、日本の公共事業で大きく成り過ぎてしまった国内の建設業界の墓標を作っているようだ。


今後の財政支出は建設関連よりも社会保障関連が大幅に伸びると思われる蓋然性。






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