ヒラリーさんと岸田さん

１月１８日にアルジェリアの人質救出作戦で日本米国が連携をして
事態の解決に挑むとして問題解決の協力体制を日本の外務相の岸田さんが
ワシントンDCでの共同会見でアピールしたのだが、相手がヒラリー国務長官
となると少し日本側には不都合があるかな。

今現在、日中間で尖閣諸島の問題が最重要な外交問題となっていますが
ヒラリーさんは、竹島問題で日本側のサンフランシスコ条約による
領土権を支持するとの立場ですが、
実際のアメリカ側の竹島問題はどう見ても韓国の独島領による支配を
応援している。どう考えてもリップサービスですな。

今回の会見でもヒラリーさんが発言したのはアルジェリアの人質拘束の
問題以外に日本にバーグ条約を締結することを望んでいた。
これは国際間での不当な子どもの取引を禁止する条約なのですが、
アルジェリアの人質の事では無く、恐らく日本に対する慰安婦問題を
是正する狙いがある布石に違いない。

日本側から見たらヒラリーさんは竹島を一個人的な政治家としてですが、
日本の領土として認めてくれてる反面、韓国側からは慰安婦問題解決を
積極的に取り組んでる人物でもある。

そして今回のバーグ条約の早期締結の要請を期待する態度、どうやら
ヒラリーさんは政治的に日本寄りの姿勢で交渉して実際は手のひらを
返したように日本に対して牽制してくること念頭にいれて交渉してもらい
たいものです。