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亀井静香80歳で総選挙不出馬から政界引退へ

2017-10-16 23:56:07 | 国内国際情勢
亀井静香が80歳にして総選挙への不出馬を表明し政界からの引退を発表した。理由は相棒が見つからないだった。

遂に最後は一人になってしまった。2005年に郵政民営化に反対して自民党から離党して国民新党を立ち上げたが失敗。

しかしそれよりも以前の20世紀の内に辞めるべきだったと思う。2000年以降の亀井静香はライバルの小泉純一郎に圧倒

され続けて止む無く居場所を無くし自民党を飛び出してからは評価するに値しない政治家だった。それまでの自民党時代に

大臣経験者で知名度こそは在れども離党から10年以上経って亀井に誰もついて来なくなった。ボッチでの国会を後にした。

小泉政権に対する不満は日本中で大きなうねりとなって政界再編へと繋がると豪語し国民新党を立ち上げたものの4,5年は

音沙汰が無い空白状態が続いた為に世間から忘れさられた。結局は小泉批判では無く麻生颪で政界再編が進んだ。

郵政民営化反対、小泉政権への不満からの政界再編、どれもこれも政策が実現せずに口先だけの政治家だった。政策あっての

政治家。思うところあって政治家を続けている。結局すべては私的な立場があって国会議員を続けたいだけの事だった。

誰しもが感じたであろう、あの80歳になる亀井静香に国会での価値などあるのか。有権者に対して行動力を装うアクションは

結果的にはヤルヤル詐欺で終わるしかなかった。



共謀罪の意味を含む「テロ等準備罪」を改正組織犯罪処罰法に新設する賛成票を投じたのが亀井静香の国会での最後の大仕事だった。

普通に考えれば警察官僚出身の亀井はこの法案に賛成するだろうし実際に賛成票を投じた。しかしこの組織的な犯罪を未然に防ぐ意味

のある法案が国会を通過したのは亀井が敵対意識を燃やす創価学会の打倒が目的ではない。逆に身内である警察官僚組織に対しての締め

付けと思われる。 特別秘密保護法と同じく警察官組織の動きを鈍らせる「テロ等準備罪」の法案に亀井静香は賛成した事になる。

既に創価学会は求心力を失い信者数を大幅に減少させている。山口組に至っては任侠団体山口組と神戸山口組に分裂を起している。

民団や朝鮮総連は名前さえも聞かない。何を今更宗教団体のオウム真理教の名前を出しても今一つ現実味が無い。一体何が目的かは普通に

生活している分には解らない。今日本に残った暴力行動が可能な組織は国家権力の警察官と自衛隊だけだ。米国CIAは「テロ等準備罪」に

よって日本の牙を根元から引っこ抜き、国民を疲弊させていくだろう。その時に日本の警察と自衛隊がどのようになっているか予想でき

ない所が悲しい。またギャンブルなどの換金事業に絡んで警察官OBの天下りビジネスによる資金の流れも掴まれると思う。何の脈絡も無く

テロ等準備罪では無く、当然のように日本へのカジノ建設が将来的な目的であり、商売が捗るように地盤を均している状態だ。

外資系のカジノ建設と闘う警察官僚OBとか逆に頭が悪過ぎる。理路整然と勧善懲悪で流出する資本を防いでいるつもりかな。公共事業を

無駄に作ろうとする土建屋政治家と同じだ。






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