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相撲界は何を守るのか。

2017-12-05 23:58:20 | スポーツ
横綱白鵬がまた一つ偉業を成し遂げた。九州場所で圧巻の40回目の優勝を決めた。しかしこの偉業に角界の力士達が

メデタク華を添える事が出来なかった。場所前の巡業でモンゴル出身力士同士の集まりで暴力沙汰が起こり、ビール瓶で

殴ったとされる加害者の日馬富士が場所3日目でケガを理由に休場し、被害者とされる貴ノ岩もケガで初日から休場だった。

暴力沙汰を起した日馬富士に対しては横綱の品格が欠落していると批判の声が高まり引退をすることになった。

事件の全貌が明らかになっていない部分が多過ぎて安易に意見が出せなかったのだが、結論から言えば、日馬富士が後輩の

貴ノ岩に白鵬に対する礼節を直す目的で手やリモコンで暴力を振るったとされる。


相撲界ばかりでなくスポーツ界全般に置いて指導者や先輩による暴力沙汰の不祥事が選手の将来をダメにしてしまう

ケースは毎年のように起こり珍しくは無い。ただこうした問題が出る度に、保守的な人は「昔はもっと厳しかった。」

と異口同音に声を揃えて、進歩的な人はそれでもスポーツ界から暴力追放を主張し加害者を非難する。

今回の日馬富士が引退となった事件に関してはそうした二極分化した総論以外にも数多くの思惑が絡んでいる。



相撲協会は横綱の白鵬を守ろうとした。貴ノ花親方は弟子の貴ノ岩を守ろうとした。伊勢の濱親方は日馬富士を守ろうとした。

白鵬は日馬富士と貴ノ岩を角界に復帰させようとした。日馬富士は娘を守る為に引退した。ファンは国技を守ろうとした。

いつの間にか相撲ファンで日本人贔屓が一番卑しい事になってしまったような気がする。貴ノ花もダメで白鵬もダメなら

誰が良いのか、タダのワガママのようにも思える。伊勢の里がタナボタででも成り上ってくれれば話は変わるだろうに。



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