先日20日の古屋国家公安委長の靖国参拝を皮切りに本日22日に
超党派で構成する議員連盟「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」146人が
靖国参拝をした。安部総理は参拝を見送り真榊(まきかき)を奉納するだけに留めた。
前回の2013年の年末に行った、安倍総理の靖国参拝の時に比べ、控えめな行動だと
思います。これに対して安倍総理の靖国参拝は政教分離の原則に反するとして
戦没者遺族や宗教者や韓国人が公式参拝差し止めと違憲確認を求めて訴訟を起こした。
訴訟人に韓国人も居るが戦没者遺族が含まれるのには納得がいく、ネット内での論調は
まるで靖国に参拝に行く政治家が日本の国家観においては正義のように扱われますが、
私が10年程前に靖国に訪れた時は、政治家が靖国に来ると一般参拝者から煙たがれ、
白い目で見られることもあった。
どうしても天皇の靖国親拝が行われなくなってからは、政治家による日本の神社神道を
国家神道として利用された第2次世界大戦の苦い経験を彷彿することがあり、
心情的には納得の行かない部分を抱いてる一般参拝者も居るなと感じることもあった。
この議員連盟の「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」は現在の中国や韓国などの
近隣アジア地域の国々の参拝批判に対抗する為に存在する訳では無く、元々は一般参列者の
政治家に対する冷たい対応を躱す為に存在していた。政治家に対して靖国参拝に行って欲しいと
願う人は一般参拝者として靖国に参拝には行った事のない妄想的国家論者だと思います。
少なくともこのような世相を反映してこの議員連盟は明らかな極右政治家に対しては連盟から
除外するようにしている。石原慎太郎や石破茂、西村慎吾などの極右勢力の政治家がこの議員連盟に
含まれないのはその為であって、この議員連盟の枠を超えている政治家に靖国参拝を正当化しようとする
ものは決して望まれる物では無いと思う。これは連盟の慎ましさなのであろう。
今では靖国神社も様変わりをして、以前は敷地内に建てられていた柱(位牌の代わりの提灯?)も撤去されて
自衛隊の戦没者メモリアルも防衛省の施設内に設けられ、近年に入ってやっとで国家神道から解放され
本来の日本の神社神道に戻りつつあったのだが、最近の右傾化により再び靖国神社は国家神道の側面を
強くして来ている。そこを中国側や韓国に非難をされるのである。
安倍総理は現在中国に商船三井の運搬船が差し押さえられている現状を踏まえてすぐさま
日米同盟の強化を示した。素早い決断だった。今のオバマ政権を外交問題で弱腰と非難する人が
多いが、安倍政権の意思は中国側との歩み寄りではなく、米国との関係強化を選択した。
そこで気になるのがまたまた靖国問題なのです。 これまで米国民主党は組閣された大臣クラスの議員による
靖国参拝には難色を示していたので、日米関係強化と靖国参拝がどのようにオバマ大統領に裁かれるのか
興味が引かれます。
オランダ・バーグで開かれた日韓米の3ヵ国首脳会談で
安部総理の靖国参拝を非難した韓国パク・クネ大統領をなだめるようにオバマ大統領が働きかけたの
だとしたら、この日米同盟の日本側のオプションに近隣諸国の批判なしに靖国を参拝可能にする条件が
入っているのかもしれません。
国家神道からの脱却とでも言おうか、右翼的戦後レジームからの靖国神社の返還とでも言おうか、
これまで自力で行われてきた日本の神社神道への復興ルネッサンスは昨今の近隣諸国の批判反応が出るように
変化してきた国際情勢の前に日本右傾化の代償として政治的な苦労を重ねなくては参拝は出来なくなった。
これはあくまでも一般参拝者や国民や天皇の親拝では無く、政治家自身の靖国参拝問題なのです。
政教分離の原則となっているのだが、何故か国際政治によって扱われる今の靖国問題は本来の意味を喪失
したのだと思います。そもそも政治家が靖国参拝をすると一般の参拝者から白い目で見られるのですから
超党派の議員連盟など造らずに、在職期間中は参拝を控えるのが正しい見解だと思います。
普通の国民や一般参拝者にも靖国神社本体にも日本神道にも靖国参拝問題は所在しておりません。
この問題が存在しているのは、日本の政治家、日本の国会議員、韓国、中国、米国、などの外交問題に
所在するのです。日本側の当事者は政治家のみです。国民は一般参列者として問題の部外者です。
それを理解せずに靖国神社に参拝する国会議員や現職の大臣は傲慢だと思われる。
国民の為では無く国会議員自分自身の為の外交努力なのです。それを忘れてはいけない。
日本の大学には自治権が存在するので政治家の敷地内への進入や介入をを断ることが出来る。
それと同様に靖国神社にも自治権が認められていればこのような事には成らなかったはず。
あくまでも可能性ですけどね。
何故か超党派の「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」は「赤信号みんなで渡れば怖くない」
に聞こえてしまう。国会議員に参拝した感想を聞くと「一般参列者の迷惑にならないように~~」
との声が多く聞こえるのはその為です。この連盟の大義名分は政治利用の恐れのある極右政治家は
除外にしているとのことです。
超党派で構成する議員連盟「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」146人が
靖国参拝をした。安部総理は参拝を見送り真榊(まきかき)を奉納するだけに留めた。
前回の2013年の年末に行った、安倍総理の靖国参拝の時に比べ、控えめな行動だと
思います。これに対して安倍総理の靖国参拝は政教分離の原則に反するとして
戦没者遺族や宗教者や韓国人が公式参拝差し止めと違憲確認を求めて訴訟を起こした。
訴訟人に韓国人も居るが戦没者遺族が含まれるのには納得がいく、ネット内での論調は
まるで靖国に参拝に行く政治家が日本の国家観においては正義のように扱われますが、
私が10年程前に靖国に訪れた時は、政治家が靖国に来ると一般参拝者から煙たがれ、
白い目で見られることもあった。
どうしても天皇の靖国親拝が行われなくなってからは、政治家による日本の神社神道を
国家神道として利用された第2次世界大戦の苦い経験を彷彿することがあり、
心情的には納得の行かない部分を抱いてる一般参拝者も居るなと感じることもあった。
この議員連盟の「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」は現在の中国や韓国などの
近隣アジア地域の国々の参拝批判に対抗する為に存在する訳では無く、元々は一般参列者の
政治家に対する冷たい対応を躱す為に存在していた。政治家に対して靖国参拝に行って欲しいと
願う人は一般参拝者として靖国に参拝には行った事のない妄想的国家論者だと思います。
少なくともこのような世相を反映してこの議員連盟は明らかな極右政治家に対しては連盟から
除外するようにしている。石原慎太郎や石破茂、西村慎吾などの極右勢力の政治家がこの議員連盟に
含まれないのはその為であって、この議員連盟の枠を超えている政治家に靖国参拝を正当化しようとする
ものは決して望まれる物では無いと思う。これは連盟の慎ましさなのであろう。
今では靖国神社も様変わりをして、以前は敷地内に建てられていた柱(位牌の代わりの提灯?)も撤去されて
自衛隊の戦没者メモリアルも防衛省の施設内に設けられ、近年に入ってやっとで国家神道から解放され
本来の日本の神社神道に戻りつつあったのだが、最近の右傾化により再び靖国神社は国家神道の側面を
強くして来ている。そこを中国側や韓国に非難をされるのである。
安倍総理は現在中国に商船三井の運搬船が差し押さえられている現状を踏まえてすぐさま
日米同盟の強化を示した。素早い決断だった。今のオバマ政権を外交問題で弱腰と非難する人が
多いが、安倍政権の意思は中国側との歩み寄りではなく、米国との関係強化を選択した。
そこで気になるのがまたまた靖国問題なのです。 これまで米国民主党は組閣された大臣クラスの議員による
靖国参拝には難色を示していたので、日米関係強化と靖国参拝がどのようにオバマ大統領に裁かれるのか
興味が引かれます。
オランダ・バーグで開かれた日韓米の3ヵ国首脳会談で
安部総理の靖国参拝を非難した韓国パク・クネ大統領をなだめるようにオバマ大統領が働きかけたの
だとしたら、この日米同盟の日本側のオプションに近隣諸国の批判なしに靖国を参拝可能にする条件が
入っているのかもしれません。
国家神道からの脱却とでも言おうか、右翼的戦後レジームからの靖国神社の返還とでも言おうか、
これまで自力で行われてきた日本の神社神道への復興ルネッサンスは昨今の近隣諸国の批判反応が出るように
変化してきた国際情勢の前に日本右傾化の代償として政治的な苦労を重ねなくては参拝は出来なくなった。
これはあくまでも一般参拝者や国民や天皇の親拝では無く、政治家自身の靖国参拝問題なのです。
政教分離の原則となっているのだが、何故か国際政治によって扱われる今の靖国問題は本来の意味を喪失
したのだと思います。そもそも政治家が靖国参拝をすると一般の参拝者から白い目で見られるのですから
超党派の議員連盟など造らずに、在職期間中は参拝を控えるのが正しい見解だと思います。
普通の国民や一般参拝者にも靖国神社本体にも日本神道にも靖国参拝問題は所在しておりません。
この問題が存在しているのは、日本の政治家、日本の国会議員、韓国、中国、米国、などの外交問題に
所在するのです。日本側の当事者は政治家のみです。国民は一般参列者として問題の部外者です。
それを理解せずに靖国神社に参拝する国会議員や現職の大臣は傲慢だと思われる。
国民の為では無く国会議員自分自身の為の外交努力なのです。それを忘れてはいけない。
日本の大学には自治権が存在するので政治家の敷地内への進入や介入をを断ることが出来る。
それと同様に靖国神社にも自治権が認められていればこのような事には成らなかったはず。
あくまでも可能性ですけどね。
何故か超党派の「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」は「赤信号みんなで渡れば怖くない」
に聞こえてしまう。国会議員に参拝した感想を聞くと「一般参列者の迷惑にならないように~~」
との声が多く聞こえるのはその為です。この連盟の大義名分は政治利用の恐れのある極右政治家は
除外にしているとのことです。
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