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神戸製鋼の強度不正。

2017-10-18 23:49:29 | 経済
2017年2月に安倍総理はサラリーマン時代を過ごした神戸の加古川製鉄所を久しぶりに訪れた。今から考えると

この問題の為だったかもしれない。日経平均が21000円代を21年ぶりに上回った市場の好調な時に合わせて晴天の

霹靂のように神戸製鉄の品質不正が発覚した。信頼の厚い日本企業の製品は世界から高い評価を得ていると未だに

思い込んでいる人が多かったかもしれない。しかし神戸製鉄の強度不正は50年ものキャリアがあるものだとされた。

裏切られたというよりも日本企業に対する国民の厚い信頼は何であったのかさえ疑問に思う。日本の製品の信頼が

音を発てて崩れ落ちた。東芝だけではないと思っていたが、まさか連鎖するように再び大企業が撃沈されようと

している。 こうなれば後は製鉄業界全体が日常的にこうした耐久性を捏造する傾向にありましたと開き直るのが

一番の良策だ。神戸製鉄だけでなく他社の不正発覚を虎視眈々と大人しく顔を伏せて待つのが今の選択だ。

排ガス規制の不正について真っ先に企業名が挙がったドイツのボッシュ社と暫く時間をおいて次に名前が出た三菱と

では風評被害に雲泥の差があった。それでも企業単独で落ち込むよりも業界全体が落ち込んだ方が相対性では断然に

救われる。日産の無資格検査については、開いた口が塞がらない。 そんな中で東芝の元社長西室泰三氏が81歳で死亡

したと明らかにされた。 経済界には哀愁漂う木枯らしが吹いているようだ。






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