朝日新聞の吉田調書の訂正問題。
3.11の福島第一原発事故の対応を巡って政府による吉田所長に対するヒアリングによる
『吉田調書』の内容が朝日新聞の報道と食い違っていた為に問題となっている。
3.11の後の3月15日の事故対応が争点となっているのだが、問題の内容がはっきりしない。
朝日新聞の社長が謝罪したもののどこか感触がアンニュイなのだ。
朝日新聞の報道する吉田調書の内容では
>「所員の9割が所長命令に違反し、約10キロ離れた第二原発に撤退した」と報じた。
更に詳しく書くと
>3月15日、福島第一原発事故現場に居た吉田所長は原発事故対応作業員に対して
福一原発施設内にある重要免震棟にて待機しておくように指示した。
この時点で約9割の福一の職員は第二原発に移動しており、命令違反の問題となっている
対象は重要免震棟に待機していた約1割の事故対応作業員に対してである。
本来ならば吉田所長と共に事故対応に当たらなくてはいけない、残された1割の事故対応作業員までもが
待機命令を無視して、多くの福一職員が避難する第2原発の方へ向かうよう勝手にバスの運転手に指示したわけだ。
やはり内容は朝日新聞が報道した通り問題のある命令違反行為ではあるが、それを朝日新聞はまるで
福島第二原発に移動していた9割の職員までもが命令に違反したように報道したことが問題となっている。
重要免震棟に残されていた1部の作業員の命令違反を福一職員そして東電職員全員が命令違反をしたかのように
針小棒大で報道したことが問われ、この朝日の謝罪会見と吉田調書についての報道訂正に至った経緯である。
もしも正確に報道を訂正するのであれば・・・
「9割の福島第一原発職員が吉田所長の命令に違反し福島第2原発へ撤退」←×誤報
↓ ↓ ↓
「重要免震棟に待機していた事故対応作業員が命令違反し福島第2原発へ撤退」←○訂正
となれば、晴れて朝日新聞の報道内容は正確に訂正されたものだと判断できるのだが
今回の朝日新聞社長の記者会見で訂正されたのは
「事故対応を巡り命令違反は無かった」とされた。
政府自民党の悪意の匂いがプンプンする政府による東電福島原発事故調委員長と検証委員会の作成した吉田調書である。
朝日新聞の訂正内容を見た瞬間、あまりにも不可解な点が多すぎて直ぐには納得がいかなかった。
政府はまるで事故災害が福島原発で起こった場合に対応に当たるのが東京消防局と自衛隊であり、
その対応を東電の福島原発と地元消防団に押し付けたことをひた隠しにしたいような印象を受ける。
おそらくこの原発事故災害は誰の責任でも無くなるように仕向けたいのだろうな。
そしてそれこそが正義であるように振る舞いたいのだろうな。当時の政権である民主党に多くの問題を押し付けて
有耶無耶にしたいのが良く解る。今の自民党と官僚や公務員は悪意で繋がっているようにも見える。
アガサ・クリスティの「オリエント急行の殺人」のように・・・
もしかすると記者会見を開いた朝日新聞が大逆転を納めることも期待できてしまう。
この政府自民党の起した民主党を軸とする悪循環の回転がどこまで続くか見ものだ。
それはまるで9.11でブッシュ政権の共和党を軸にして回転したスパイラルのようだ。
9.11と3.11は見比べると非常に興味深いところが幾つもある。
3月11日 東日本震災が発生。
3月12日 福島第一原発の作業員の9割が第2原発へ移動
3月12日 1号機が水素爆発
3月14日 3号機が注水に失敗して爆発
3月15日 吉田所長の命令に反して残された作業員も第2原発へ
これらの事から、3月15日の時点で福島第一原発にはほとんど誰も居なくなったことだけは
はっきりと解った。
3.11の福島第一原発事故の対応を巡って政府による吉田所長に対するヒアリングによる
『吉田調書』の内容が朝日新聞の報道と食い違っていた為に問題となっている。
3.11の後の3月15日の事故対応が争点となっているのだが、問題の内容がはっきりしない。
朝日新聞の社長が謝罪したもののどこか感触がアンニュイなのだ。
朝日新聞の報道する吉田調書の内容では
>「所員の9割が所長命令に違反し、約10キロ離れた第二原発に撤退した」と報じた。
更に詳しく書くと
>3月15日、福島第一原発事故現場に居た吉田所長は原発事故対応作業員に対して
福一原発施設内にある重要免震棟にて待機しておくように指示した。
この時点で約9割の福一の職員は第二原発に移動しており、命令違反の問題となっている
対象は重要免震棟に待機していた約1割の事故対応作業員に対してである。
本来ならば吉田所長と共に事故対応に当たらなくてはいけない、残された1割の事故対応作業員までもが
待機命令を無視して、多くの福一職員が避難する第2原発の方へ向かうよう勝手にバスの運転手に指示したわけだ。
やはり内容は朝日新聞が報道した通り問題のある命令違反行為ではあるが、それを朝日新聞はまるで
福島第二原発に移動していた9割の職員までもが命令に違反したように報道したことが問題となっている。
重要免震棟に残されていた1部の作業員の命令違反を福一職員そして東電職員全員が命令違反をしたかのように
針小棒大で報道したことが問われ、この朝日の謝罪会見と吉田調書についての報道訂正に至った経緯である。
もしも正確に報道を訂正するのであれば・・・
「9割の福島第一原発職員が吉田所長の命令に違反し福島第2原発へ撤退」←×誤報
↓ ↓ ↓
「重要免震棟に待機していた事故対応作業員が命令違反し福島第2原発へ撤退」←○訂正
となれば、晴れて朝日新聞の報道内容は正確に訂正されたものだと判断できるのだが
今回の朝日新聞社長の記者会見で訂正されたのは
「事故対応を巡り命令違反は無かった」とされた。
政府自民党の悪意の匂いがプンプンする政府による東電福島原発事故調委員長と検証委員会の作成した吉田調書である。
朝日新聞の訂正内容を見た瞬間、あまりにも不可解な点が多すぎて直ぐには納得がいかなかった。
政府はまるで事故災害が福島原発で起こった場合に対応に当たるのが東京消防局と自衛隊であり、
その対応を東電の福島原発と地元消防団に押し付けたことをひた隠しにしたいような印象を受ける。
おそらくこの原発事故災害は誰の責任でも無くなるように仕向けたいのだろうな。
そしてそれこそが正義であるように振る舞いたいのだろうな。当時の政権である民主党に多くの問題を押し付けて
有耶無耶にしたいのが良く解る。今の自民党と官僚や公務員は悪意で繋がっているようにも見える。
アガサ・クリスティの「オリエント急行の殺人」のように・・・
もしかすると記者会見を開いた朝日新聞が大逆転を納めることも期待できてしまう。
この政府自民党の起した民主党を軸とする悪循環の回転がどこまで続くか見ものだ。
それはまるで9.11でブッシュ政権の共和党を軸にして回転したスパイラルのようだ。
9.11と3.11は見比べると非常に興味深いところが幾つもある。
3月11日 東日本震災が発生。
3月12日 福島第一原発の作業員の9割が第2原発へ移動
3月12日 1号機が水素爆発
3月14日 3号機が注水に失敗して爆発
3月15日 吉田所長の命令に反して残された作業員も第2原発へ
これらの事から、3月15日の時点で福島第一原発にはほとんど誰も居なくなったことだけは
はっきりと解った。