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【tv】100分de名著「アルプスの少女ハイジ」(第4回)

2019-07-03 00:42:13 | tv

【tv】100分de名著「アルプスの少女ハイジ」(第4回)

再生していく人びと


 

1回25分×4回で1つの作品を読み解く番組。6月はヨハンナ・シュピリ(Wikipedia)著「アルプスの少女ハイジ」(Wikipedia)を読み解く。講師はドイツ文学者の松永美穂さん。今回はその第4回で最終回。第1回の記事はコチラ。第2回目の記事はコチラ。第3回目の記事はコチラ


クラッセン先生から山の上のすばらしさを聞いたクララは、アルムの山へ行く予定を手紙でハイジに知らせる。その文面からクララの期待が伝わって来る。


 朗読意訳:大好きなハイジ! わたしたちはもうカバンに荷物を詰めました。クラッセン先生は毎日いらっしゃって「早く! 早く! アルムに行っておいで!」とおっしゃいました。ほんとに楽しみです。いろんなものを見せてもらって、ペーターや山羊たちと知り合うのが!


6月の終わり、クララたち一行が山道を登って来た。再会をよろこぶハイジとクララ。おばあさまとおじいさんも親友のように直ぐに打ち解ける。おじいさんはクララを抱き上げると注意深くかごから車椅子に移してあげる。お屋敷からほとんど出たことがないクララにとって、アルムの景色は夢のよう。おいしい食事や小屋で過ごす時間はあっという間に過ぎていく。


 朗読意訳:その時、おじいさんがおばあさまの方に目をやる。「もし、おばあさまがわたしを信用して、反対でなければお嬢さまを山の上で預かれないだろうか?」クララとハイジは歓声を上げた。おばあさまの顔も輝いた。「おじいさん、あなたはすばらしい方です! 感謝せずにはいられません! 心からお礼を申し上げます」


おばあさまは安心して山を下り、クララは4週間アルムで過ごすことになる。2人は並んで寝床につく。クララはハイジが眠った後も窓から見える星空を見つめていた。


 朗読意訳:クララはまだ長いこと目を覚ましていた。星の光を浴びながら眠れるこんなすばらしい寝床は今まで見たこともなかった。クララはほとんど星を見たことがなかった。クララはどんなに星の輝きを眺めても飽きなかったが、やがて二つの目が閉じ夢の中で二つの光る大きな星を見ていた。


伊集院光氏:機が熟しているというか、とてもいいタイミングでクララが来た。


病弱で家に閉じこもっていたクララだからこそ、自然の美しさに素直になれる。


人の好みはそれぞれだから自然があまり好きではないという人もいるかもしれないけれど、都会育ちでましてや足が悪くて外に出たことがほとんどないなら、アルプスの大自然は驚きだと思う。クララはその驚きを素直に受け入れたということだし、とても感受性が豊かな少女なんだね😌


そもそもクララの病気は何?


はっきり書かれていないので分からないが、ビタミンB1欠乏による脚気、椎間板ヘルニア、心理的な後遺症。でも「都会の屋敷に閉じ込められていた歩けない少女」という設定が象徴的なので、具体的な病名はあいまいでいいのではないか。


伊集院光氏:椎間板ヘルニアの心理的な後遺症にかかったことがある。酷いヘルニアになりって、治って歩けるが重い物を持つのが怖い。もう一度あの痛みが来ると思うと、持てる重さの物も持てなかったりした。


アニメでは母親を亡くしたショックで歩けなくなってしまったってことじゃなかったかな? 足自体は悪くないからクララが立とうと思えば歩けるはずだというクラッセン先生のセリフがあったような気がする。ハイジはそれを知ってたからクララが立つのを怖がっていた時に意気地なしと怒ったということだったと思うのだけど違ったかな?🤔


おじいさんはクララの介護が上手なのは何故?


第1回でおじいさんの過去の説明をしたが、傭兵として戦争に参加していた頃、傷で手足を動かせなくなった隊長の看護を経験したことがあり、病人の世話に慣れている。その経験があり病気のクララの面倒を見るのは自分の務めだと決心したのではないかと思うし、戦争で心の傷を負ったおじいさんが、クララの看護を通じて自分の心も回復していくきっかけなのかもしれない。


なるほど、おじいさんが傭兵に行ったという設定はここで生きてくるのね? ところで、おじいさんがケンカして相手を殺してしまったという噂はどうなったんだろう? 単純にデマだったということ? それとも、ケンカ自体はあったのかしら? 🤔


ハイジもおじいさんもクララが来てくれたことをよろこぶが、1人すねている人物が・・・

 

山羊飼いのペーター。ペーターはハイジが唯一の友達なので、ハイジをクララに取られたと嫉妬し、イライラしたり、威嚇するようなポーズを取ったり、クララの挨拶を無視したり態度が悪い。アニメに出て来る素朴で優しいペーターとは違う。特にアニメで有名なあるエピソードでは全く違う態度と役割を見せる。


ペーター威嚇するようなポーズって😅

 

クララがアルムに来て3週間が経った頃、ペーターがおじいさんの小屋まで登って来ると、納屋の前にクララの車椅子があった。クララが来てからハイジに相手にされずイライラしていたペーターは、車椅子を見ると思わず力任せに突き落としてしまう。

 

 朗読意訳:ペーターはこっそり見下ろしました。すると何が見えたでしょう! 足台、背もたれ、クッション全てが空中に飛び散っていた。ペーターはそれを見て喜びを抑えきれず、両足で飛び上がらずにはいられなかった。こうなったらあの子は動くことができないから帰るほかない。またハイジは一人になる。一緒に牧場に来てくれて、朝も夕方も相手してくれるだろう。全てが元のようになる。しかしペーターは悪いことをしたら後でどんなことが起きるかということを考えていなかった。

 

伊集院光氏:ペーターちょっと酷いですね😅 アニメでは車椅子は壊れるけどこういうことでは全然ない。

 

アニメではクララが誤って車椅子を坂の下に落とすエピソードに変更。


 ぺーターが車椅子を谷に落としているシーンをアニメで見た気がするのだけど そう思って調べてみたら、同じようにアニメで見たと思ってる人けっこういた。原作読んでないからごっちゃになってるわけないんだけど、どこで記憶をねつ造したんだろう? ちょっと怖い😱

 

ペーターは車椅子を失ったクララは都会へ帰ってまたハイジを自分がひとりじめ出来ると思って有頂天になるが、ちょっと幼稚な考え方。おじいさんの暗い過去も書いてあるが、シュピリは人間の攻撃性、嫉妬などネガティブな感情も隠さずに書く。

 

伊集院光氏:ハイジがペーターにとってかけがえのないほどこういうことは起こるのでリアルと言えばリアル。


アニメのペーターは作画が幼めだったこともあり、ハイジとそんなに変わらない年齢に見えたのだけど、実際はこの時点で16歳なんだよね? そりゃちょっと幼稚な考え方だね😅

 

車椅子が無いことに気づくが、ハイジとクララがもっと上に行きたいと言うので、山の上の牧場へおじいさんはクララを抱いて連れて行く。おじさんはハイジとクララを山の上に置いて一度戻る。ハイジが花を見に行ってしまったので、子山羊と一緒に残されたクララに心の変化が起きる。

 

"この美しい太陽の光のなかで生き続けたい、いまユキピョンを喜ばせているように、誰かを喜ばせることをしてみたいというこれまでにない気持ちが生まれました"と書かれている。

 

ユキピョンというのは子山羊のこと。ユキちゃんと訳されることも多いが、元の言葉では"Schneehoeppli"で、Schnee=雪、hoeppli=ぴょんぴょん跳ねる子。なのでユキピョンと訳した。

 

はじめてクララに自立と生きる希望が芽生えてきた。これまでは人に世話をされるばかりだったクララが、子山羊という存在を前にして、誰かを世話したいという気持ちになる。

 

伊集院光氏:でもこのハイジが寝ちゃった後のクララとか、ここのクララとかは過保護で分からなかったことがちょっと分かっていくみたいな。

 

スイスに来たことがクララにとっても成長への大きな一歩だと感じる。


美しい風景を見てもっと外に出たいとか、自分の足で歩きたいと考えるのは分かるけれど、子山羊と触れ合って人の役に立ちたいと考えるのはクララはかなり心の美しい少女だね😌 でも、クララはお嬢様でしかも病弱だったから、今まで人にしてもらうことばかりだったけれど、子山羊という自分が守るべき存在と触れ合って、成長したということを表しているということなのでしょうかね。ユキピョンは原作どおり訳すとそうなるのは理解できたけれど、アニメになじみのある身としてはやっぱりユキちゃんがいいな😅

 

クララにさらに大きな変化が起きる。

 

ハイジはクララをお気に入りの花畑まで連れて行きたくて立たせてあげようとする。遠巻きから見ていたペーターを呼んでクララを両脇から支える2人。ハイジはクララを励ます。

 

 朗読意訳:「もう一度やってみて」ハイジは熱心に勧める。クララはやってみた。もう一度。またもう一度。そして突然叫び声を上げた。「できたわハイジ! ああできた!」今ではハイジがもっと大きな歓声を上げている。「うわぁ! 自分であるけるのね? 歩けるようになったのね? これって一番嬉しいことだね!」クララは心の底からうなずき、今見たものすべて、そして歩けるようになったことで芽生えて来た将来の見通しにうっとりして静かになった。これほどの大きな幸せは胸に納まりきらないほどだった。

(ペーターが車椅子を壊すシーンから、ここまではブルーノ・ガンツ出演の映画が使われていた)

 

伊集院光氏:立ち方がアニメと全然違う。

 

クララが立って歩くまでアニメでは4話にわたって描かれたが、原作では車椅子が壊されたその日のうちに歩く。アニメではクララが歩くのが全体のクライマックスに見えるが、原作ではハイジはすでに奇跡的な変化を起こしていて、その中の良いことの一つという形になっている。


4話分あったというのは覚えてなかったけど、アニメ版ではクララが立ったというのはかなりのクライマックスだったよね? そのインパクトが強くてハイジがどう終わったのか覚えてない😅

 

一方アルムでは、この辺りでは見かけない高価な車椅子がバラバラになっているのを村人が見つける。村人が「こんなことをしたヤツは大変な罰を受けるに違いない」と言っているのを聞いてペーターは恐怖で縮み上がり、一目散に家に帰りベッドに潜って震えるなど、挙動不審になるなど単純な性格である。

 

 伊集院光氏:自分のしでかしたことのデカさをやっと分かり始めた。

 

おじいさんの誘いでクララのおばあさまがアルムにやって来る。同時にクララの父ゼーゼマンさんもアルムを目指している。ゼーゼマンさんは内緒でアルムを目指しているので途中で道に迷ってしまう。そこに駆け下りて来るのがペーター。ゼーゼンマンさんがペーターを呼び止めて道を聞くが、ペーターはゼーゼマンさんを警察と勘違いし、恐怖にかられて叫びながら急な斜面を真っ逆さまに落ちていく。と書いてあり、とってもコミカルな描写になっている。

 

 伊集院光氏:因果応報みたいなこと。大事な車椅子を落として自分も落っこちちゃう。

 

ペーターの様子をいぶかるおばさまに、全てお見通しだったおじいさんが、あの少年が車椅子を吹き飛ばした風なんですとことのしだいを話す。するとおばあさまは笑ってこれ以上彼を咎めるのはやめましょうと言う。"ちょっとバカなことではあるけど、わたしたちは誰しも、腹を立てるとバカなことをするものですからね"

 

 伊集院光氏:うん! 人間が大きい!

 

ペーターを責めて断罪するわけではなく、心も温かく包むとてもいいセリフ。しかもペーターだけが愚かなのではなく「わたしたちは誰しも」と普遍的な話として語る。

 

 伊集院光氏:ペーターに罰が当たるのは痛快で、もっと罰が当たれと思うとちょっと思う。そこを、その我々も含めて腹立っている時ってみんなやるよねっていうのがスゴイ。まぁそうだと気づかされる。よくできている。


ペーターはアニメでもちょっとコミカル要員ではあったと思うけれど、シュピリとしてはやっぱり因果応報ということを分かりやすく説明しようとしたのかなと思う。自分たちも愚かなのだから、人の愚かさも許しましょうというこのあたりもキリスト教的な考え方なのかな? まぁ、キリスト教でなくても、こういう考え方であれば世の中争いごともなくなる気がするけれど😌 でも、おじいさんの"あの少年が車椅子を吹き飛ばした風なんです"というセリフは素敵だな✨

 

それからペーターに向かって優しく諭す。"誰でも心の中に神様が入れておいた小さな番人がいて、その人が悪いことをすると目を覚まして小さな棘でちくちく心の中をつつくのよ"と話すと、ペーターは自分がその通りの目に遭っていることに気づき打ちのめされるが、おばあさまは"お前が困らせようと思って車椅子を壊したせいで、クララは歩けるようになったのよ"とポジティブにまとめてくれる。

 

伊集院光氏:「神様が直ぐに願いを叶えないことにも理由はある」とフランクフルトでハイジに教えていたことと一貫性がある。間違いを糾弾しているだけでなく、その間違いが転じて福となすところもあったんだから自分を許してやってもいだろうみたいな救いが入るのは。


おばあさまの言葉もキリスト教の教えに沿っているのかもしれないけれど、要するに良心のことを分かりやすく表現しているということだよね。こういう詩的な表現がとてもいい✨

 

実はペーターはこの後、おばあさまからお小遣いをもらうというおまけもある。そこもユーラスで多過ぎない額を貰う。

 

伊集院光氏:一番最初のペーターが小銭を貰って喜ぶところとつながる。ペーターに対する飴と鞭な感じ。おばあさまスゴイ。

 

クララは歩けるようになり皆幸せで、物語はフィナーレを迎える。

 

娘のクララが健康になった恩返しがしたいと申し出た父ゼーゼマンさん。するとおじさんは言う。

 

 朗読意訳:わたしは年寄りでもうそんなに長く生きられるわけでもないでしょう。もしハイジが一生よそにパンをもらいに行かなくても生活できるようにしてやると保証してくれれば、それでもうあたしがあなたと娘さんにしたことの充分なお返しになる。

 

ゼーゼマンさんは勢い込んで答える。

 

 朗読意訳:この子はもう家族の一員です。さあ握手をしましょう。約束します。この子は一生パンを求めてよその人のところへ行くことはありません。私が面倒を見るし、わたしが死んでもそれは続きます。

 

さらにゼーゼマンさんは秋にはクラッセン先生もこちらに移り住むつもりだと告げる。

 

 朗読意訳:ハイジにはこれから2人の保護者が近くにいることになる。2人が長生きしてくれますように! 「神様のお守りで」おばあさまは息子の願いに心を合わせた。それからおじいさんの手を握りしばらく放さなかった。

 

元気になったクララはハイジとの別れを惜しみつつ、家族でスイス旅行へ出発した。

 

麓の村へ来たクラッセン先生は、おじいさんとハイジの冬の家である廃墟を自分が住むためにリフォームする。日ごとに深まる先生とおじいさんの友情。ある時先生は言う。

 

 朗読意訳:あの子と一緒に居られるのが嬉しくてたまりません。そういう気持ちをあなたと分かち合っている。まるであなたの次にハイジの親族であるかのように。ハイジにはわたしの子どもとしてあらゆる権利を与えます。そうすればわたしたちが死ぬとしても、あの子を何の心配もなく残していけるでしょう。

 

伊集院光氏:ハイジの次はクララが主役だろうと思ったら、かなりクラッセン先生が原作ではキーマン。

 

物語の最後にハイジの将来に経済的な保証が与えられるということに、子どもの読者はあまりピンとこないと思うけれど、大人の読者としては安心するところ。

 

陰の主役ともいえるクラッセン先生が全く別の土地で得た人生の再スタートということで、大人の読者が励まされるエピソードではないか?


ビックリ! 原作のクライマックスはおじいさん亡き後のハイジの生活が保証されるということなのね イヤ、老後資金2000万円問題じゃないけど、おじいさんとしては自分以外に身内のないハイジの行く末が心配なのは当然で、それは今も昔も洋の東西を問わず変わらないということか。でも、アニメから受けていた印象とあまりの違いにビックリ😲 そして、クラッセン先生は移住してしまうくらいアルムが気に入ったのね!

 

登場人物を見ると家族を失った人がほとんど

 

お母さんのいないクララ。妻と娘を亡くしたクラッセン先生。ペーターにもお父さんがいない。でも、血縁の有無を超えて最後は強い心のつながりで結ばれていく。


おじいさんは息子を亡くしているし、主人公のハイジは両親を亡くしているんだよね。よく考えるとスゴイ設定だけど、アニメを見ている時には気にならなかった。子供だったから?

 

伊集院光氏:信仰のない自分が言うのはおこがましいが、神のもとでの家族ということ。

 

さらに世代を超えて支え合う。「祖父母」が活躍する物語。現在、高齢化社会が進む日本でもヒントになるような多様な人々が互いに支え合う物語になっている。現代でもとてもヒントを与えてくれる話かなと思う。


たしかに祖父母大活躍! そしてアニメでバッサリ切られたクラッセン先生の存在の大きさに驚く! さらりと紹介されているけど、ハイジたちが冬に使っていた廃墟をリフォームしたということは、ハイジとおじいさんは冬はクラッセン先生と一緒に過ごすということなのかしら? 先生おじいさんと親友になっているし。クラッセン先生の年齢設定が分からないのだけど、ゼーゼマンさんとお友達だったのなら同じ年くらいなのかな? となると、クラッセン先生はハイジの父親代わりという感じなのかもしれない😌


4回やってきていかがでしたか?

 

伊集院光氏:おもしろかったー!

 

安部みちこアナウンサー:一人あげるとしたらどのキャラに一番心ひかれましたか?

 

伊集院光氏:おじいさんかな。友達少なく生きて来たけど、友達や知り合いが多いことのメリットよりもデメリットを感じて生きてきたからそういう意味でおじいさんとちょっと似ている。

 

安部みちこアナウンサー:ご自身が? ビックリ!

 

伊集院光氏:特に学生時代は世を拗ねて生きて来たので、それがこういう形でハッピーエンドになっていくためには何が気づけばいいかみたいなことをちょっと思う。


自分としては一番心惹かれたのはクララのおばあさまかな。こんな風に諭されたらとてもよく理解できるし、両親に言われるよりも素直に聞ける気がする。クラッセン先生に起きた辛いことと癒され方も興味深い。クラッセン先生は移住したし、クララは立ったし、ペーターは字が読めるようになったし、ペーターのおばあさんは白パンが食べられるようになった。ハイジによって人生が変わった人は多いけれど、実は一番変化したのはおじいさんかもしれない。そういう意味で伊集院光氏の意見はとてもよく分かる。


とってもおもしろかった! キリスト教の教えに基づいて書かれた作品だというのは、アニメから入った者としては驚きだったけれど、良家の子女として教育を受けた女性の作品と考えるとなるほどと思ったり。ちょっと原作を読んでみたくなった😃

 

100分de名著:毎週月曜日 午後10:25~10:50 Eテレ

100分de名著



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