株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

明日の注目銘柄(11.28.05)

2005-11-27 10:42:50 | 明日のモニタリング銘柄
お待たせしました。明日の注目銘柄です。

1.9399新華ファイナンス ◆

 10月12日の56800円からの切り返しで、83500円まで上昇してから約1ヶ月。指数値はその12日を下まわり、7万円を切ってきました。OSCも+4%の33%とコンバージェンスしていますが、12日のRSI:16%という分かりやすい売られすぎ状態にはまだなっていません。RSI:45%。乖離幅も今ひとつです。しかし、明日だけでなく、そろそろこの株の反転に注目しておいて下さい。業績情報その他が不足しておりますが、上方修正しており当面その点での不安はありません。筆者も引き続き監視します。なお、◆というマークは、明日を含めて、ここ2-3日での注目という意味で今後使用します。

2.8701イートレード証券 ▲

 先週はおとなしかったようですが、以前のように高値からの怒濤に売りに苛まれることもなくなりました。これだけ個人マネーのネットトレードへの流入(約80%)があり、かつ市場の活況が続いていますので、この時期を逃してネット証券の株が上がらない訳はありません。しかも業界トップです。PER56倍まで買われMBHの30倍やHSの30倍を凌駕しておりますが、それだけ今後の伸びを期待してのことでしょう。家電業界での松下、自動車業界でのトヨタのような存在かも知れません。何も北尾氏率いるこの会社がそれらに互して立派な業容を持っているのではなく、小憎らしいほどの消費者心理を掴むのに長けている、という意味です。例えば、若い頃から筆者は自動車には目がないのですが、トヨタの新車には乗ったことがありません。それは昔カローラで80点主義と言われたように、売れるためなら顧客へのサービスはもとより、どんな技術でも取り入れるが、決して当時の日産や今のスバルのように、技術者の思い入れでマニアをもわくわくさせるクルマは作らないのがトヨタでした。そして、普通のユーザーの気がつかないところでは、徹底的にコストダウンする。クルマの耐用年数(仮に20年とすると)が来たら、ボルト1本を含め全ての部品が「同時に朽ちこぼれる」のを設計の理想とするのがトヨタであると、当時の業界では流布されていた程です。(今は、どうか分かりませんが、何せ、クルマが好きでもない張氏が社長、会長に上りつめる会社です。対する日産のゴーン氏は、クルマ好きです。筆者はクルマに限らずトップが自社の製品分野が好きである会社の製品を買います)こういった憎らしさがこの会社にあるという意味ですが、また少々愚痴が過ぎました。注目の理由は、OSCが+5%の56%と伸び、直近ピーク17日の55%を抜きました。乖離幅もめずらしくゼロ。後は出来高次第でまた上値を追う可能性ありとのことで取り上げました。

3.2428ウェルネット △

 この株を少々気にしている方がいらっしゃるようですので寸評を少し。14日の高値からの調整は済みつつあるようです。しかし、明日はまだ売りが優勢でしょう。OSCも明確は反発は見れらず、+1%の33%です。しかも乖離幅も+11Kとまだ良くありません。指数値だけが10日にほぼ近づきましたので、勢いがあれば再度600Kをめざすかもしれないという状態です。明日、500K近くまで売り込まれれば、これは25日線の480Kあたりまでの下落を覚悟した方がよいでしょう。

4.3754エキサイト ▲

 この株、やっと中高年女性も含む女性全般が、迷える子羊たる未婚男性を惹きつけるテクニックを発揮しだしたようです。前に筆者が提案したポータルサイトのリニューアル提案が功を奏しつつあるようです。しかし、悪い癖でまた株価が下がってきました。実は子羊をエキサイトさせ続けるのは至難の業なのです。強烈なフェロモンを出し続ける必要があります。もし、この株本当に一皮むけたなら、明日は切り返すでしょう。一皮むけてなければ、また以前のように少ない子羊の奪い合いが女性陣で始まるでしょう。乖離幅-6K、指数値はほぼ15日段階まで調整しました。

5.1382ホーブ ◆

 8月にイチゴのバイオ栽培がテレビで取り上げられたことで上場来高値を付けました。そこから出来高も細り結構下げました。RSIも18%で反転です。OSCは+3%の52%です。乖離幅-5K。脈動がわずかながらも感じられ、どうも切り返した気配があります。この会社の沿革をHPで見ると、平成16年が最後ですが、「こだわりを求めるオーナーシェフ店を中心に新たな顧客を拡大中」とあります。北海道の田舎のバイオ企業がイチゴでの話ですが、ちょっと悠長な話に思えなくはありません。ちなみにホーブ(HOB)とは、Horticultural Biotechnology(施設園芸のための生命科学技術)とHokkaido Biotechnology(北海道のための生命科学技術)の2つの語源から来ているとあります。これも、少々こじつけ臭い話です。筆者はホーブの由来は、自然の芳香剤か何かかと思っておりました。(あれはハーブか?)しかし、こういう会社が株式市場に存在すること自体で、投資家達の一発勝負ですさんだ心も、ひと時とはいえ癒されるものです。問題は再度の話題性あるニュースが必要なのですが、とりあえず、明日あたりから気長にご注目下さい。

6.3388明治電機工業 △

 筆者が今年IPOで当選した2つの株の1つがこれです。(もう1つはジュピター)上場初日に3240円で売ってしまいましたが、何とその値段を越えてきました。トヨタ系企業とのお付き合いで業績が良いとの見込みでの見直し買いです。25日は出来高を伴いOSCが-5%の67%とダイバージェンスしております。明日は、ここから抜けるか落ちるかの瀬戸際です。上場初日の安値は抜いておりますので、高値の3650円抜きにかかるかどうか、明日の値動きと出来高で判断できるでしょう。OSCダイバージェンスですので、最初上がってその後の振り落としでの下落のまま終わればそこまでですので注意。25日のクリエイトレストランツがそのパターンでした。いずれにしても、まずは25日の高値3510円を巡る攻防になるでしょう。

7.3331雑貨屋ブルドック ▲

 この会社、コスモ証券が目標価格6000円とぶちあげて上昇したPER16倍の隠れた成長株のようなのです。そのせいかなかなか買い時がきませんでした。しかし、乖離幅が-150円と絶好の位置です。OSCは-7%も下落し、指数値もまだ高めですが、明日は少し押しても4300円を割らなければ、ちょっと狙ってみる手かなと思います。筆者には全く縁のない、18歳から22歳の女性をターゲットとしたファッション雑貨店のチェーンですが、単なる販売店ではなく、製造型小売業を目指しているというところが気に入りました。飽食華美の時代風潮にマッチした業態とも言えるでしょう。この会社、昭和51年設立の㈱商研という会社が母体で、その100%子会社として大恭総業がファッション雑貨の小売りを目的に設立されております。商研はともあれ、大恭総業という社名では「ヤーさん」の会社と間違えられ易いからでしょうか、平成3年に有限会社雑貨屋ブルドックを合併して、社名をこのように変えたようです。この「ブルドック」とうら若き女性向けのファッション雑貨の組み合わせが、筆者には何とも言えない組み合わせの「妙」のように響きます。多分、ここからこの会社の進撃が始まったのでしょう。あまり関係ない話で恐縮ですが、しかし若々しいあなた、大恭総業にいったい何を買いに行きますか?イメージが湧きませんね。ブルドックに行く、といった方が余程モダンです。もっともブルドックソースと間違えるといけないので、社名の頭に雑貨屋と付けたのは正解です。

8.3777ターボリナックス △

 OSC+7%の37%、RSIも+1%の48%、乖離幅-2Kと各種指標が好転しております。明日は反転に注目下さい。

9.8942シンプレクスインベストメント ▲

 OSCが+4%の49%とコンバージェンスするとともに、乖離幅が-30Kまで拡大し、指数値も11月2日段階まで下がりました。出来高も細っております。この株の以前の悪い癖で一旦人気離散するとトコトン調整します。そのトコトンの調整が明日入れば、つまり、もし30K~40K下がれば反発が必ず入ります。そこを狙う戦法です。この株、買い時売り時が意外と難しいですよ。

10.7836アビックス △

 この株は業績は良くありませんが時々思い出したように噴きます。OSCが+8%の37%とこのところのピーク値を抜いて終わりました。10月24日とそっくりです。乖離幅も-1Kと良好です。指数値は当然ながら最低値です。明日1日だけの勝負です。出来高に注意。

11.8706極東証券 △

 この株、第二期上昇過程に入ったのかも知れません。OSCが+4%の64%です。ちょっと高いのですが、70%近くまでは過去行っております。そこからダイバージェンスして、上げ基調に突入する可能性があります。乖離幅も良好。後は再度の出来高を待つのみです。逆目に出れば11月9日、10日のように完全に不発に終わりますので注意。

12.4777ガーラ ○

 この株も子株環流売りから未だ立ち直れません。しかし、OSCが明確に+6%の42%とコンバージェンスし、RSIも18%のままと踏みとどまりました。明日はまだ売り圧力に晒されるでしょうが、188Kの25日の安値を目途に反発気配があればそのまま乗ってみる手です。明日は面白い局面ですので注目。

13.4313IXI △

 OSC-2%の55%とダイバージェンスしております。ということは、明日は押されて下げたところで買い、という戦法ですが果たしてどう動きますか注目。こうしたテクニカルに難しい株の動きの予想をするのも乙なものです。

14.2337アセットマネジャーズ △

 この株ももう一押しあってからの買いに入るといいでしょう。OSCがやっと+4%の47%と最近の低迷から脱しつつあります。指数値面では後10K程の下げがあれば問題ないかと思います。筆者なら520Kあたりで指しておく戦法です。

15.2725ITX △

 やっと金曜日に動きましたね。OSCは+11%の57%です。しかし、上げた11月8日でもOSCは58%です。下げて始まるようだと金曜日にあれでピークを打ったのでしょう。上げるようだとやれやれ売りが収まってからの買い参入もありかと。いずれにしても四半期決算赤字の会社です。1日勝負です。

16.4340シンプレクス・テクノロジー ▲
 
 この株もやはり堅調です。押し目を拾おうにも強いです。OSCは+3%の54%とじり高の理想的な動きです。高値を更新する動きですので皆さん強気ですが、まだまだ出来高が少ないのはどうしてでしょうか。明日は、一旦330K近くまで降りてきたらやはり買いに入る以外にありません。いきなり上に持って行かれてそのままなら、ちょっと買い時が難しい。

17.2766日本風力開発 ○

 思い切って○にしてみました。OSCが何と+6%の50%です。RSIも32%と反転しました。そして乖離幅も-2K。明日あたり風が吹かないようだと、発電事業が成り立たなくなるほどの「凪」状態です。そこは天の恵みをこの環境銘柄に期待します。

18.4776サイボウズ △

 この株、金曜日に書いたように乖離幅が何と-29Kです。一応当面の下げすぎのサインです。しかし、明日はまだ売り圧力が強いでしょう。そこから560Kまで急速に戻す時があれば、一旦反発に転じるものと思います。しかし、あくまで高値圏です。デイトレできちんと動きが見える方だけの勝負銘柄です。こうなうるとPER129倍が高いの安いのだのは関係ありません。単に、どう出し抜くかの騙し合いの勝負です。筆者はテクニカル指標をリアルタイムで見ながら判断しようと思っております。ツボにはまれば明日は勝てます。いきなり高く始まる場合もあり得ますが、その場合は筆者は決して参戦しません。

19.8889アパマン ○

 この株もOSCが+7%の35%とコンバージェンスしておりますので、反発に注意。指数値も10月13日段階まで落ちました。乖離幅も-3Kと絶好です。明日は、押されて133K近くまで来るなら絶好の買い場となるでしょう。悪いニュースがなければの話ですよ。

20.8922IDU ▲

 テクニカルには反発が期待できるところですが、今回は10月28日の買いサインの時と比べて、OSCが50%と高めです。そして、直近のOSCピークは63%とハードルが高すぎます。皆さん一応寄りは強気に出るかも知れませんが、そこから金曜日のような古い落としが再度あるかも知れません。筆者はサイボウズと違って明日は非参戦です。それほどこの株の明日の帰趨を読むのは難しいです。

21.4819デジタルガレージ ▲

 なかなかテクニカルに反応しないので、筆者は嫌いな株ですが、OSCが35%ときちんと直近のピークを抜けてきておりますし、RSIも反転し35%です。この反転サイン通りに明日は動くかどうかちょいと注目。この株は癖株ですのでやはり1日勝負です。

22.7940ウェーブロック ▲

 OSC+1%の54%です。高値更新中ですがまだ少し上げ余地あり。出来高も増えております。しかし、いつふるい落としがあるか皆目分かりません。

23.6041ボッシュ △

 これもしぶとくOSC+1%の39%とコンバージェンスし、直近のピーク値を更新しました。このところの円安でこの株も御利益が回ってくる筈ですが、少々出遅れております。とりあえず、明日は25日線の590円あたりまでの戻しに向けての上昇に期待。

24.1720東急建設 ▲

 OSCがぎりぎり直近値を抜けようとしております。乖離幅は-2円と良好です。RSIは32%、明日230円あたりまで降りたら買いも面白いでしょう。

休日なのでちょっと綿密に検討しすぎて、注目株が多くなってしまいました。しかし、この方がご自分が狙っている株の売買検討の参考にもなるかと思い、あえてサービス精神を発揮してしまいました。月曜日は幸おおからんことを!
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« クロアチアの旅の写真(4) | トップ | 渋い相場ですね »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

明日のモニタリング銘柄」カテゴリの最新記事