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市場概況(6.21.2024)

2024-06-21 16:02:55 | 市場概況
6月21日(金)の市場概況です。

1.日経225
 小幅安でも若干の陰線引けでOSCは少し下げて43.5%と低調。すべてのMAラインからの下方乖離は1%もありませんが、そこで膠着している状態。6月17日に売られ過ぎサインが点灯した時の指数値は38476ポイント。OSCは38.7%でした。それが今日は43.5%の39143ポイントです。指数値がまだ700ポイント近く高い。このままだと、じり安を続けながら、OSCと指数値を下げる方向。38.7%のOSCを割り込むと、いわば仕切り直しの、売られ過ぎサインの再点灯になるでしょうね。

2.TOPIX
 こちらもベースラインは、6月17日のOSC38.6%、指数値2716ポイントです。今日は、OSCが40.2%、指数値が2717ポイント。注目すべきは指数値がほぼ近似してながら、OSCとしてはまだ1.6%のアドバンテージを保っていること。もう一息で反転する形勢。19日にOSCが38.7%まで押されながら17日の38.6%を割り込まず、本来ならその時の指数値が2716ポイント以下なら、もっと反転したのですが、その時の指数値は2745ポイントで、ベースラインの指数値の2716ポイントよりかなり上でした。これが、その後の2日間の押し目を形成しております。あと一押しで反転するでしょう。

3.グロース250
 こちらのベースラインは、5月30日のOSC34.9%、指数値712ポイントです。それに対して、今日は46.7%の738ポイントと、OSC、指数値ともに順調に上げている中での微調整の下落といった感じ。今日のOSCは46.7%で5月30日の34.9%とはまだかなりの乖離があります。逆に言うと、この乖離分だけ、下押し圧力がかかる余地があるとも言えます。6月17日のOSC65.8%というのが当面の頂上だった可能性があります。6月6日のように指数値が717ポイントまで下げれば、そこから6連騰したように、今回も連続での反転もあるかも知れません。しかし、今日はまだ738ポイント。640ポイント台での膠着状態からどうなるか?

以上です。
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