株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

Index/Match関数の異変の兆候を見る!

2024-07-07 13:18:35 | テクニカル分析
売買判断指数としてのMAX値は、最大が1.000となりますが、計算式は、

1.過去20日間の指数値のMAX値を算出。
2.当日の指数値=MAX値

つまり、株価上昇の頂点を示すのがMAX値の点灯となります。

このMAX値は過去20日間のデータで算出されますので、それを超えると再度、直近の20日間のデータで再算定されます。この再算定の過程が絡んでいるかも知れませんが、データの歪みがたまに現れます。

歪みとは、Index/Match関数のMAX値は、株価上昇が順調なら通常は上がっていく訳ですが、逆に下がるケースや前回のMAX値と同じケースが出現することがあります。

この歪みについては、以前から気になっておりましたが、今回監視銘柄について検証を加えてみました。例をいくつか挙げてみます。

1.東京エレクトロン 9月6日  23672ポイント
           10月18日 23226ポイント 
            

10月18日終値 21175円。以後、この終値を上回ったのは、11月6日でした。その間、10月26日には19340円まで下落。

2.レーザーテック 5月24日 17720ポイント
          7月3日  16345ポイント
7月3日終値 22530円。以後、この終値を上回ったのは、8月9日でしした。22750円。その間、7月12日と21日には2万円割れとなっております。

3.ソフトバンク 3月8日  9179ポイント
         3月21日 7043ポイント
3月21日終値 9263円。以後、この終値を上回ったのは6月5日でした。終値は9420円。その間、4月25日には7603円まで下落。

以上、3例を見ましたが、特にバンクのような大幅下落からの回復過程には、結構な日柄がかかるようです。

今後、このような見方も参考にしていきたいと思っております。

以上です。
         9月6日  60720ポイント
        


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする