レーザーテック研究（７．１６．２０２４）

７月１６日（火）のレーザーテック研究です。

好調なディスコと好対照の不調のレーザー。やはりCFOが代わったりして、例のスコーピオン騒動の余波が影を落としているようです。

全く上値が跳ねるような局面はなし。やっと、前日安値を上回っての終了。そして、OSCをわずか１％アップの４４．８％にするのがやっと。総合指数は、５月３１日に１．０００を割り込んでからは、６月１９日に０．６６２ポイントまで下げ、一旦７月３日に０．９３２ポイントまで回復しましたが、今日は、０．８６３ポイントと、このところ０．８ポイント台で低迷中。

対するディスコは、１２日に１．１４７ポイントから０．９６３ポイントまで大きく下落。今日は１．０００ポイントを奪還するシーンもありましたが、終わってみれば０．９９７ポイント。しかし、１．０００を再度奪還する勢い。

出来高も株価が倍程度あるにも関わらず、３２４万株もあります。レーザーは２５９万株。これが今の人気度を現しておりますね。このままだと、レーザーはゆっくりと衰退する可能性があります。

今日、３日ぶりに売られすぎサインが点灯しましたので、今日の終値の３３４００円が新たなベースラインとなります。

まずは３３８８０円という、７月９日の安値を下抜きしないとどうにもなりません。

しかし、６月６日の３３３００円に近い３３２００円で、今日はよく耐えたものと思います。これが、あっさりと破られると、やばい状況になりそうですね。

以上です。

市場概況（７．１６．２０２４）

７月１６日（火）の市場概況です。

１．日経２２５

　まあ、なかなか落ちそうで落ちない２２５。１０日MAラインまで後１４０円弱で到達しますが、超低空飛行でまだ墜落せず。OSCは５０％を割り込んで４９．３％です。売られすぎサインも何も点灯せず、MAX値の更新もなく、一応総合指数で今の位置取りを確認しておくと、１．０６８ポイントですから、１１日の１．１１７ポイントからは下り坂。１．０００を回復してからは、２７日の１．０３４ポイントが最低値。その後、ご存知の通りの怒涛の５連騰で、１５７２円も上げております。

２．TOPIX

　こちらの総合指数は１．０６２ポイント。１．０８ポイントを記録した７月１１日から少し下げております。やはり、１０日MAラインまでが一番近く、あと、１３ポイントほどの下落で到達。OSCも２２５と同様に５０％割れの４８．５％です。

３．グロース２５０

　こちらのOSCは６５．５％と好調。１０日MAラインからは３．３％も上方乖離しております。主力市場の停滞状況を尻目に、更に飛ばすか？しかし、１０日RSIが何と９０％にも達しております。ちょっと過激なまでに過熱感が漂っております。ここから買って短期勝負はいくら何でもできないでしょう。

以上です。