互助送迎活動で既に5年が経過しました。当初は試行錯誤でしたが、様々な経験をするうちに、ドライバーとしてのノウハウがかなり蓄積されてきました。
もし、地域社会でこの活動を希望する方がいらっしゃれば、以下の点について考慮すると、必ず続けることができると思います。
1.最低限の資格
・クルマの運転が好きなこと。
・任意保険は最大にかけることができること。
・フルタイムに近い形で活動できること。
・自分のクルマには最新の安全装置が付いていること。
・安全運転技術を習得すること。
2.どのように始めるか?
・利用者の募集(公的機関と連携するのが最初はベスト)
・任意の謝礼だけでスタートするのが良い。(ナッジ効果を最大に)
・嫌な利用者は断る。(予約段階での電話でお断りするのは全くOK)
・絶対に謝礼額をドライバーから明示、あるいは示唆しない。
・社会貢献活動であることを明確にする。年末募金などを行う。
・地元のタクシー業界に一言ご挨拶する。
3.行き先は限定する。(効率よく複数の送迎をするため)
・医療機関、役所など公的機関、スーパーなど。
・送迎地域もおよそ片道20分以内の同じ市町村に限定する。
4.その他
・往復送迎を基本とするも、待ち時間が多い場合は一旦帰宅する。
・最初にこの送迎の趣旨を説明し、ご理解頂いた方だけを送迎する。
・ご家族などの趣旨の同意は必須。(事故対応の際のクレーム回避)
・待ち時間を有意義にすごせる何かを持つ。
以上です。
ご質問その他ありましたら、遠慮なくメッセージをお寄せ下さい。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます