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高原病なのに出来高増え続ける

2007-02-02 11:13:25 | 株に出会う
膠原病と言えば免疫系が絡んだ病気だったと思いますが、株式市場においてはこの病気にかかることは滅多にありません。ブラックマンディーやロシア危機といった、ある種の市場の免疫不全というのか、機能不全に陥る時だけです。株がよくかかるのは「高原病」の類でしょうか。いわゆる上値が重いなどと称している段階で比較的多数の投資家がかかる病です。

今日もマザーズ指数はゼロ近辺を行き来しているのに、マネックスでみる出来高は前場終了段階で390万株ほどと多い。売り一方ではなく買い一方でもない、ということは下がったら買い、上がったら売るということで結構な取引が成立しているということです。しかし、この様なことはあまり記録にもありません。本来は出来高を伴い下げるか上げるかです。ということは一体全体誰が買っているのでしょうか?不可解です。

今日のマザーズ指数のOSCは+1%の49%、ヘラクレスは-1%の55%です。日経平均は80円上げても、前日同値の61%です。高値圏膠着状態ですが、この段階で新興市場の出来高が増えているのが不気味ですね。買い集めならここから一気に時が来れば解き放たれるのでしょうが、幾ら待っても上がらないでジリジリと下がるようだと、個人は手放します。もし機関が買っているとすれば今集めた玉をすぐに手放すわけはありません。じっくりと待っているはずです。それはひょっとすると日経が調整に入る時の安全弁としての買いかも知れません。しかし、こんなこと情報量の少ない零細投資家がとやかく言っても埒があきません。どなたかその道のスペシャリストの解説を聞きたいものです。いや、そんな方は多分いないと思いますので、株式市場の裏の情報にでも通じたその筋の方のご意見を参考にした方がいいでしょう。山に登るにはやはり荷物を運ぶシェルパだけではなく、山岳ガイドが必要です。しかもその道何十年かのベテランが頼りになりますね。今の荷(出来高)はそれを運ぶ「ラバ?」にとって重すぎやしないか?これが筆者の単純な質問です。

まあ、今のポジションは中庸といったところですので、このまま滞在しても「酸欠」になるような高原病ではないでしょう。しかし同じ価格帯での「人口密度」はマザーズの出来高に象徴されるように急激に増えております。もし、悪い細菌が何らかの事件がきっかけで繁殖すれば、皆さん安全地帯を求めて一気に下山にかかります。その時、踏み倒されて押しつぶされないようにするのが、この時期の心構えとしては正解かと。

持株は昨日からの3814アルファックス・フード・システムを184Kで買い足し、2132アイレップを落ちてくるところを300Kで買い、1766東建コーポレーションはそのまま安全圏でのもみ合いを続けておりますので保持といったところです。後場に一段と上に解き放たれるのか、それとも予期せぬふるい落としがあるのか、一層、山の「天候」と「山岳ガイド」の声に注目しておきたいと思います。

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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Zukunashi Sennin)
2007-02-02 12:46:24
こんにちは
マザーズの出来高が多いのは、ニューディール4740のせいではないでしょうか。昨日は798万株、今日は既に383万株ほどできています。
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こんにちは (Zukunashi Sennin)
2007-02-02 12:47:24
マザーズの出来高が多いのは、ニューディール4740のせいではないでしょうか。昨日は798万株、今日は既に383万株ほどできています。
返信する
マザーズ出来高 (mariomari)
2007-02-02 12:53:19
Zukunashi Senninさん、

どうもありがとうございました。低位株が賑わえば出来高だけは増えるのですね。代金は100億ほど減っておりました。
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