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明日の注目銘柄(11.10.05)

2005-11-09 16:22:00 | 明日のモニタリング銘柄
後場にまたまたドジをこきました。せっかく3日ほど我慢して保持していた4824メディアシークを、とうとう我慢しきれずに162Kで売った、その途端にそれまで頑強な壁だった163Kがなくなってしまいました。そこからは引けにかけて168Kで終了。損はないのですが、苦労した割には報われずでした。売った背景は、業績は良くない株であることでした。3386コスモ・バイオは、393Kで追加した分も含めて、後場に385Kあたりまでのふるい落としに耐えることができたのも、業績への安心感でした。このように、同じ相場に対するにしても、その株をどんな理由で買ったのかで売り時は大いに左右されます。

その腹いせといっては、また性懲りもなくというところですが、先日の仕手株、2356トーメンサイバービジネスを引け際に340Kで買いました。理由は、テクニカルに絶好のポジションに来ているからです。OSCは+5%の21%、RSIは同値の24%です。そして、乖離幅が-19Kと絶好です。これで明日上がらなければ、何か悪いニュースでもあった時しか考えられないほどです。

さて、だいぶん上昇銘柄の見分け方の勘所も分かりつつありますので、明日の注目銘柄を早速検討した結果をご報告します。

1.3376オンリー ▲

 ブランド紳士服のアパレル販売業の会社です。2日連続OSCがコンバージェンスし49%です。あまり好きな業態ではありませんので、あくまで明日1日だけのお付き合い、(Only Nov.10)ですので、よろしく。引けに最安値を付けておりますので、寄りは下げると思われます。383Kを目途に反転を狙ってください。

2.3776ブロードバンドタワー △

 これも子株環流までの見切り売りに晒されておりますが、今日は多少不穏な動きでした。OSCも+3%の36%、RSIもわずか1%ですが14%とコンバージェンスしております。このような指標は本来なら大幅下方修正銘柄にしか現れないものですが、この株、上場時の思わぬ高騰劇の後遺症があまりにひどいようです。18日に向けてまだ下げ基調とは思いますが、ここまで落ちていることからの一時的な買い手が救い主として現れるかも知れません。ということで、一応ストップを突然付けたりする、腐っても鯛という銘柄ですので、ウォッチを怠らないように。先手必勝です。しかし、騙しも度々ありますので注意。

3.6662IRIユビテック ▲

 見事に出来高が細りました。IRIの子会社です。しかし、OSCは直近では最高の41%(+5%)を付けております。乖離幅も-2K。何やら臭います。そういえばIRIも注意モードに明日はなっております。別に親会社の動きは関係ないかと思いますが、一応10月19,20日は連続ストップ高をマークした株です。侮る事なかれ、ということで注目です。3株の出来高という信じられない日も31日にはありました。気の短い方はそれだけで敬遠した方が良いでしょう。

4.3373リンクセオリー ○

 今日後場の注目銘柄ですが、1つ抜け出しました。まだOSCは47%(+11%)です。RSIも41%(+8%)です。これもセオリーブランドの服飾品販売ですが、オンリーよりはセンスがありそうです。海外展開などしておりますが、その派手さの分、やはりファッション業界にうとい筆者としては、長いお付き合いをするわけには参りませんが、上がるのをみすみす見逃す手もないので注目させて頂きます。

5.2438アスカネット △

 先日大魚を逃がした株です。今日、+5%の58%とOSCが2日連続コンバージェンスしました。夢よもう一度の方々が、明日また甘い汁を求めて参集するかも知れません。しこり玉が残っていれば、見事に返り討ちにあうかも知れません。その場合は、後のことを心配する事なく他界できるのがこの株の強みです。(何しろ葬式写真の権威です。)

6.6677エスケーエレクトロニクス △

 この株も相性が悪いのですが、今日でOSCが50%(+5%)と、一皮むけたようです。液晶用のフォトマスクで世界2位です。新しい技術に席巻されるのではとの懸念からかなり落ちましたが、何とかリカバリーがかかってきたと言うことは、世の中そんなに急激には新しい技術と古い技術が置き換わることがないことの典型でしょうか。設備投資の問題や、ユーザー側の品質保証やその他の対応に時間がかかるものなのです。そのあたりは、液晶の製造技術に詳しい方がいらっしゃいましたら解説して頂くと助かります。

7.2326デジタルアーツ △

 再三取り上げますが、またわずかですがテクニカル条件が良くなりました。OSCは+1%の50%です。そして乖離幅はゼロ。この種の株は下がったところを買いに入る常連さんがおりますので、明日はまた日が昇るかも知れません。

8.8739スパークス △

 この株も頑強です。日本株がこれだけ活況だと成功報酬が確かにこの会社の懐を豊かにするでしょう。しかし、そんなことより絶対の安心感のもと沢山の投資家が参集する、その熱気が何よりも類は類を呼ぶという、生き物本来の本能を刺激しているのでしょう。OSCがここ最近では最高の58%をつけ、コンバージェンスしたのが注目の理由です。

9.6730アクセル △

 スパークス同様に、OSCは58%と10月21日以来の高水準をつけ、今日はプラスで終了しました。このところの調整が一応完了したものと思われます。業績不安は払拭されております。後は少しづつ値を戻すだけです。乖離幅もゼロです。順張り戦法です。

10.4797ICF ○

 仕手株系と言ってもいいかも知れません。今日で2日連続OSCがコンバージェンスし、46%です。このところのオシュレーター値のピーク値は抜いております。順当なら明日あたり上げる時期です。あくまでデイトレに徹してください。10K程度を目安に利確が良いかと思います。

11.4787日本CG ○

 もう一つ、仕手株系です。今日の引けにかけての満を持しての買い上がりは、明日の勢いを象徴しているかも知れません。OSCが+4%の37%、乖離幅も+1Kと良好なポジションです。高めで始まるようならそのまま乗り、あまり高いなら押し目狙いというところです。いずれにしても出来高にご注意下さい。少ないと落とし穴にはまります。

12.2681ゲオ ▲

 8日の高騰銘柄です。さすがに今日は調整日でしたが、OSCが頑強に+3%の60%と伸ばしております。高値圏ですが、明日はまた出来高をともない高値を狙うかどうか。一応注目下さい。テクニカルには上げですね。


最後に、不動産関連銘柄でコンバージェンスしているものを上げておきます。

・4314ダヴィンチ 54%(+7%) ○
・8868アーバンコーポ 43%(+2%) △
・8907フージャース 42%(+1%) △

ダヴィンチ以外はまだまだ下げる兆候を示しております。更なる調整に入るかどうか、明日でその帰趨が分かるでしょう。しかし、ダヴィンチだけは何で好転しているのか?
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