市場概況（１１．１４．１２）

１１月１４日（水）の市場概況です。 先物は午後３時１５分現在。　下に１４日の海外市況

◆日経先物：８６７０円（＋－０円）ＯＳＣ３９％（－３％）ＲＳＩは３４％（＋１％）１０月２５日のＯＳＣ６７％、終値９０７０円から下落中。　
◆日経平均：８６６５円（＋４円）ＯＳＣ３２％（－１％）ＲＳＩは２６％（－８％）１０月２３日のＯＳＣ７１％、終値９０１４円から下落中。
◆ＴＯＰＩＸ：７２２（＋－０）ＯＳＣ３６％（＋－０％）ＲＳＩは２９％（－７％）１０月２２日のＯＳＣ７２％、終値７５４ポイントから下落中。　
◆マザーズ指数：３８０（－１）ＯＳＣ４５％（－１％）ＲＳＩは６０％（－４％）１１月２日のＯＳＣ６２％、終値３８７ポイントから下落に転じる。

◆騰落レシオ（２５日間）
　東証１部：９６．４１％（＋５．５１％）－１１月１４日現在。
　マザーズ：９０．７９％（＋２．４３％）－１１月１４日現在。

年内解散観測での円安が後押しするも、日経平均はかろうじて８連敗を免れただけの小幅高。ＲＳＩもＯＳＣも後一歩の下落では反転する位置ですね。でも、今の状況だと大きな出来事がなさそうですから、薄商いの中でのじり安を辿る公算が強まっております。

【以下は１４日の海外市況】

◆ドル・円：８０．２５円（＋８７銭）ＯＳＣ５７％（＋７％）ＲＳＩは４９％（＋５％）１１月１３日のＯＳＣ５０％、終値７９．３８円から円安へと切り返したか？－１４日現在。
◆ユーロ・ドル：１．２７３ドル（＋０．００３ドル）ＯＳＣ４０％（＋１％）ＲＳＩ２６％（＋８％）１１月９日のＯＳＣ３３％、終値１．２７１ドルからユーロ高に切り返したか？－１４日現在。
◆ＵＳドルインデックス：８１．０６（－０．０３）節目の２００ＭＡ（８０．６９）についに到達し上昇中。－１４日現在。
◆１０年債利回り：１．５９％（＋－０．０％）５０ＭＡ（１．７２）を一気に割り込み下落中。
◆米３ヶ月国債：０．１％（－０．０１％）対１０年債スプレッド：１．４９％（＋０．０１）３％切ると要注意。
◆ＮＹダウ：１２５７１ドル（－１８５ドル）ＯＳＣ２８％（－４％）ＲＳＩは２７％（＋１％）１０月２２日のＯＳＣ５４％、終値１３３４６ドルから下落中。
◆ナスダック：２８４７ドル（－３７ドル）ＯＳＣ２４％（－６％）、ＲＳＩは２８％（＋－０％）１１月１日のＯＳＣ５０％、終値３０２０ドルから下落中。
◆ＤＡＸ指数：７１０２（－６７）ＯＳＣ４２％（－２％）ＲＳＩは４２％（－６％）、１０月１８日のＯＳＣ５９％、終値７４３７から下落中。
◆上海総合：２０５５（＋８）ＯＳＣ５０％（＋４％）ＲＳＩは３８％（＋５％）１１月６日のＯＳＣ６４％、終値２１０６から下落中。
◆ＶＩＸ指数：１７．９２（＋１．２７）２００ＭＡ（１７．７３）を突き抜けて上昇。
◆ＣＲＢ指数：２９４（＋２）２００ＭＡ（３０１）をついに割り込み下落中。
◆ＷＴＩ原油先物：８６．３４ドル（＋０.８９ドル）５０ＭＡ（９０．５ドル）の下に落下し上がれず。
◆ＮＹ金：１７２５ドル（＋－０ドル）５０ＭＡ（１７４４ドル）が上値抵抗線となるか？
◆セミコンダクターインデックス：３６１（－６）５０ＭＡ（３８１）目がけて上昇するも跳ね返される。
◆シカゴＣＭＥ（円建て）：８６８５（大証終値比＋１５円）

オバマ大統領が富裕層減税は止めると言っただけで株が過剰反応。あのバフェットさえ、自社の社員より私の税率が低いのはおかしいと、随分前から言っているほど、アメリカの所得格差は税率によっても歪められております。強欲者をますます強欲にするのがグローバル資本主義の性か。。

これだけ株価が下がったにもかかわらず、米債券には資金が流入しておりません。また、商品からも資金が逃避しておりません。昨晩は、株価だけが異様に反応した結果と思われます。

解散風が吹く日本での円安傾向から、シカゴの先物もＮＹ株がこれだけ下げてのプラス終了という珍しい結果に。今日はあまり押しがないと思われます。