9月22日(木)の市場概況です。 先物は午後3時15分現在。下に22日、23日の海外市況
◆日経先物:8490円(-190円)OSC41%(-2%)9月14日のOSC36%、終値8460円から切り返しに転じる。RSIは38%(-4%)
◆日経平均:8560円(-181円)OSC44%(-1%)9月12日のOSC32%、終値8536円から切り返しに転じる。RSIは36%(-8%)
◆TOPIX:745(-13)OSC46%(+-0%)9月12日のOSC34%、終値741ポイントから切り返しに転じる。RSIは38%(-7%)
◆マザーズ指数:390(-15)OSC30%(-3%)9月2日のOSC59%、終値446ポイントから下落中。RSIは19%(-4%)
◆騰落レシオ(25日間)
東証1部:94.25%(-3.79%)-9月22日現在。
マザーズ:73.42%(-5.5%)-9月22日現在。
◆10日高値移動平均値超の銘柄比率13%(-14%)
◆10日安値移動平均値未満の銘柄比62%(+20%)
いや~、それにしても先物が頑として動かず。酷い日でした。今日はグリーで取ったり取られたり、旭ダイヤも同じ。最後にはグリーの反攻を期待して2165円で買い、ジリジリと下に持って行かれ、ついに2150円割れになったところで投げました。最後は2160円終了ですから、もう駄目だと思ったところが買い時。もちろんその後も少し下には行っていますが、S1の抵抗線である2143円はしっかりと防御。
このグリーの押しは、4751サイバーエージェントのまさかの再度の20万円割れが伏線でした。しかし、こうした日は寄り付きに買えなかったのが敗因の全て。グリーにしても20日のケースでの寄り天気味のイメージがまだ残っていましたね。しかし、状況は大きく違っておりました。前日に153円安と押され、しかもダウも284円安という大幅下落。そして特売りでの始まり。これは念には念を入れての押し目でしたので、自然反発をしていったという訳です。ここのところの大局的な判断通りに、手を動かさなければいけないのですが、ついつい目先、少しでも安く買おうとか、確かな反転サインが出たら買おうとか言っているうちに、ドンドンと株価が上がっては、また押してということになり結局は、非常に難しい曲面で手を出すということになってしまいますね。それでも2166円で前場は我慢して待って2180円で売ったのは、まだしもの慰めトレードということでしょうか。何とか、このスキルをものにしない限りストレスが残るばかり。しかしながら、考えていることは誰でも一緒ですから、その逆を行くための自分だけのシグナルのようなものを見つけないと、この難解相場では生き残れないな。。。
【以下は23日の海外市況】
◆ドル・円:76.67円(+40銭)OSC45%(+6%)9月12日のOSC65%、終値77.23円から円高方向へと切り返し中。RSIは47%(+5%)
◆ユーロ・ドル:1.351ドル(+0.004ドル)OSC44%(-2%)9月20日のOSC57%、終値1.37ドルからユーロ安に転じる。RSIは28%(+4%)
◆USドルインデックス:78.29(-0.17)50MA(75.05)を抵抗線にして大幅上昇中。(23日現在)
◆10年債利回り:1.84%(+0.12%)50MA(2.34%)を大きく割り込み、まだ下落中。
◆米3ヶ月国債:0.01%(+-0.0%)対10年債スプレッド:1.83%(+0.12)3%切ると要注意。
◆NYダウ:10771ドル(+38ドル)OSC46%(+1%)RSIは39%(+5%)9月20日のOSC62%、終値11409ドルから下落に転じる。
◆Nasdaq:2483(+28)OSC49%(+2%)RSIは50%(+8%)9月19日のOSC65%、終値2613から下落に転じる。
◆上海総合:2433(-10)OSC44%(-1%)RSIは37%(+2%)9月21日のOSC53%、終値2513から下落に転じる。
◆VIX指数:41.25(-0.1)50MA(31.97)に接近するも急反発。
◆WTI原油先物:79.96ドル(-0.57ドル)50MA(89.08ドル)に接近するも反落中。
◆CRB指数:302(-5)50MA(334)に接近するも跳ね返され大きく下落中。
◆NY金:1662ドル(-77ドル)50MA(1746ドル)を割り込み大幅下落中。
◆バルチックドライ指数:1920(+36)50MA(1512)を超えて上昇中。
◆セミコンダクターインデックス:360(+7)50MA(364)をついに割り込み下落中からの反発。
◆シカゴCME(円建て):8455円(-35円)
-----以下は22日のコメント-----
市場は、バルチックドライ指数を除いて、完全にパニック状態ですね。USDインデックスの大幅上昇と、米国債の金利の大幅下落がその象徴です。
後は、見切り売りが加速中。しゃにむに現金に換えている構図です。金も道連れでキャッシュ化。ファンドが上乗せして買っていた分だけ剥げ落ちていると考えると分かり易い。
NYダウも8月9日の安値を割り込みました。つまり底抜け状態。ナスダックはまだ首の皮一枚でつながっています。
9月末頃に底を付けるとは、ラリー・ウィリアムズのご託宣でしたが、どうやらそんな雰囲気になってきましたね。来週29日はドイツ議会でのギリシャ問題を巡る追加支出を認めるかどうかの採決の日。
ここで否決されると、更に下落する可能性がありますが、採決されると一転相場が反転するかも知れません。それまでは乱高下しながらの動きとなりそうです。
しかし、ダウのこのチャートの醜いこと。。。まるで世紀末の摩天楼のような形ですね。
-----以下は23日のコメント-----
G20の緊急声明で株式市場は一服状態。しかし反発力は弱く、値頃感からの買いが少し入っただけ。
しかし、ゴールドのこの荒っぽい下落はリーマン・ショックの時にも匹敵するものですね。先物に張っていた人はかなり損失を抱えていることでしょう。これは前日に50日移動平均線を割り込んでいたので、一斉にファンド筋が引き上げたためですね。しかも、8月の時の急落曲面の1700ドルをも割り込むと、耐えられないとばかりにマージンコールの嵐となったのでしょう。
この動きは個別株にも参考になる値動きです。節目の値段をいかに皆さんが意識しているか。例えば、3632グリーで言うと、震災時の1000円というのが強烈な抵抗線です。木曜日には13週移動平均線にタッチしましたが、このところ26週線にタッチする前に反転しております。1858円がそのライン。しかも、週足の移動平均線は右肩上がり。従って、今後は2000円を下値抵抗にしての反発の機を窺う展開となろうかと思います。
逆に4751サイバーエージェントは、戻り売りのスタンスになっていますね。22万円どころを上値抵抗にして、木曜日は5日移動平均の207700で見事にカウンター売りをかけられております。
月曜日の日本市場は、日経平均で8500円の抵抗線が破られるのかどうかが焦点ですね。今のところ、CMEの先物は35円安ですので、8500円を超えての始まりになるかと思われます。
◆日経先物:8490円(-190円)OSC41%(-2%)9月14日のOSC36%、終値8460円から切り返しに転じる。RSIは38%(-4%)
◆日経平均:8560円(-181円)OSC44%(-1%)9月12日のOSC32%、終値8536円から切り返しに転じる。RSIは36%(-8%)
◆TOPIX:745(-13)OSC46%(+-0%)9月12日のOSC34%、終値741ポイントから切り返しに転じる。RSIは38%(-7%)
◆マザーズ指数:390(-15)OSC30%(-3%)9月2日のOSC59%、終値446ポイントから下落中。RSIは19%(-4%)
◆騰落レシオ(25日間)
東証1部:94.25%(-3.79%)-9月22日現在。
マザーズ:73.42%(-5.5%)-9月22日現在。
◆10日高値移動平均値超の銘柄比率13%(-14%)
◆10日安値移動平均値未満の銘柄比62%(+20%)
いや~、それにしても先物が頑として動かず。酷い日でした。今日はグリーで取ったり取られたり、旭ダイヤも同じ。最後にはグリーの反攻を期待して2165円で買い、ジリジリと下に持って行かれ、ついに2150円割れになったところで投げました。最後は2160円終了ですから、もう駄目だと思ったところが買い時。もちろんその後も少し下には行っていますが、S1の抵抗線である2143円はしっかりと防御。
このグリーの押しは、4751サイバーエージェントのまさかの再度の20万円割れが伏線でした。しかし、こうした日は寄り付きに買えなかったのが敗因の全て。グリーにしても20日のケースでの寄り天気味のイメージがまだ残っていましたね。しかし、状況は大きく違っておりました。前日に153円安と押され、しかもダウも284円安という大幅下落。そして特売りでの始まり。これは念には念を入れての押し目でしたので、自然反発をしていったという訳です。ここのところの大局的な判断通りに、手を動かさなければいけないのですが、ついつい目先、少しでも安く買おうとか、確かな反転サインが出たら買おうとか言っているうちに、ドンドンと株価が上がっては、また押してということになり結局は、非常に難しい曲面で手を出すということになってしまいますね。それでも2166円で前場は我慢して待って2180円で売ったのは、まだしもの慰めトレードということでしょうか。何とか、このスキルをものにしない限りストレスが残るばかり。しかしながら、考えていることは誰でも一緒ですから、その逆を行くための自分だけのシグナルのようなものを見つけないと、この難解相場では生き残れないな。。。
【以下は23日の海外市況】
◆ドル・円:76.67円(+40銭)OSC45%(+6%)9月12日のOSC65%、終値77.23円から円高方向へと切り返し中。RSIは47%(+5%)
◆ユーロ・ドル:1.351ドル(+0.004ドル)OSC44%(-2%)9月20日のOSC57%、終値1.37ドルからユーロ安に転じる。RSIは28%(+4%)
◆USドルインデックス:78.29(-0.17)50MA(75.05)を抵抗線にして大幅上昇中。(23日現在)
◆10年債利回り:1.84%(+0.12%)50MA(2.34%)を大きく割り込み、まだ下落中。
◆米3ヶ月国債:0.01%(+-0.0%)対10年債スプレッド:1.83%(+0.12)3%切ると要注意。
◆NYダウ:10771ドル(+38ドル)OSC46%(+1%)RSIは39%(+5%)9月20日のOSC62%、終値11409ドルから下落に転じる。
◆Nasdaq:2483(+28)OSC49%(+2%)RSIは50%(+8%)9月19日のOSC65%、終値2613から下落に転じる。
◆上海総合:2433(-10)OSC44%(-1%)RSIは37%(+2%)9月21日のOSC53%、終値2513から下落に転じる。
◆VIX指数:41.25(-0.1)50MA(31.97)に接近するも急反発。
◆WTI原油先物:79.96ドル(-0.57ドル)50MA(89.08ドル)に接近するも反落中。
◆CRB指数:302(-5)50MA(334)に接近するも跳ね返され大きく下落中。
◆NY金:1662ドル(-77ドル)50MA(1746ドル)を割り込み大幅下落中。
◆バルチックドライ指数:1920(+36)50MA(1512)を超えて上昇中。
◆セミコンダクターインデックス:360(+7)50MA(364)をついに割り込み下落中からの反発。
◆シカゴCME(円建て):8455円(-35円)
-----以下は22日のコメント-----
市場は、バルチックドライ指数を除いて、完全にパニック状態ですね。USDインデックスの大幅上昇と、米国債の金利の大幅下落がその象徴です。
後は、見切り売りが加速中。しゃにむに現金に換えている構図です。金も道連れでキャッシュ化。ファンドが上乗せして買っていた分だけ剥げ落ちていると考えると分かり易い。
NYダウも8月9日の安値を割り込みました。つまり底抜け状態。ナスダックはまだ首の皮一枚でつながっています。
9月末頃に底を付けるとは、ラリー・ウィリアムズのご託宣でしたが、どうやらそんな雰囲気になってきましたね。来週29日はドイツ議会でのギリシャ問題を巡る追加支出を認めるかどうかの採決の日。
ここで否決されると、更に下落する可能性がありますが、採決されると一転相場が反転するかも知れません。それまでは乱高下しながらの動きとなりそうです。
しかし、ダウのこのチャートの醜いこと。。。まるで世紀末の摩天楼のような形ですね。
-----以下は23日のコメント-----
G20の緊急声明で株式市場は一服状態。しかし反発力は弱く、値頃感からの買いが少し入っただけ。
しかし、ゴールドのこの荒っぽい下落はリーマン・ショックの時にも匹敵するものですね。先物に張っていた人はかなり損失を抱えていることでしょう。これは前日に50日移動平均線を割り込んでいたので、一斉にファンド筋が引き上げたためですね。しかも、8月の時の急落曲面の1700ドルをも割り込むと、耐えられないとばかりにマージンコールの嵐となったのでしょう。
この動きは個別株にも参考になる値動きです。節目の値段をいかに皆さんが意識しているか。例えば、3632グリーで言うと、震災時の1000円というのが強烈な抵抗線です。木曜日には13週移動平均線にタッチしましたが、このところ26週線にタッチする前に反転しております。1858円がそのライン。しかも、週足の移動平均線は右肩上がり。従って、今後は2000円を下値抵抗にしての反発の機を窺う展開となろうかと思います。
逆に4751サイバーエージェントは、戻り売りのスタンスになっていますね。22万円どころを上値抵抗にして、木曜日は5日移動平均の207700で見事にカウンター売りをかけられております。
月曜日の日本市場は、日経平均で8500円の抵抗線が破られるのかどうかが焦点ですね。今のところ、CMEの先物は35円安ですので、8500円を超えての始まりになるかと思われます。
負け犬に応援してください。お願いします。
日経は、海外市場、特にダウやナスダックの影響を大きく受けるのはご承知の通りです。その動きと連動しているのは、上のデータでは長短スプレッド、USDインデックス、そしてVIX指数ですね。原油は世界の景気動向に強く連動します。このあたりの動きをマクロに見て、後は、ダウやナスダックの4本足の株価を元に算出したOSC値の動きをできるだけ長いスパンで見て判断はしています。
しかし、その流れと個別株の動きは全く別に動くことがありますので、私もデイトレはまだ修行中です。225先物のOSCデータでしたらいつでも閲覧できるように出来ますので、必要でしたらメッセージ欄を使ってご連絡下さい。