株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

明日の注目銘柄(6.23.06)

2006-06-22 22:51:10 | 明日のモニタリング銘柄
後場引けてからドイツのセブリングというメーカーのマフラーの取り付けに行っておりました。5年経過したクルマですが少し雰囲気とレスポンスを変えるための道楽です。有名なブラバスなどへ納入しているメーカーだそうです。ブランドに当方はこだわらないので値段も少し安いので決めました。

さて明日の注目銘柄です。ワールドカップが明日未明にあります。そのため早く就寝する必要がありますので比較的簡単に済ませます。

1.8789フィンテックグローバル ▲

 不動産銘柄への逆風がなかなか止みませんが、この株、やっと終値で直近安値を抜いて終わりました。一定程度の反発は明日期待できるかと思います。上げ目安は580K。買いエントリーは550K前後。なお、OSCはダイバージェンスし42%です。

2.3807フィスコ ▲

 段々と出来高が細っておりますが、あのフィスコです。PER121倍など最初から承知の上です。何しろ、株関係の情報を握っております。どこかで息を吹き返す筈です。このところの安値での膠着は、テクニカルにも好条件を作り出しております。OSCが+6%の29%、乖離幅-4K。RSIが+13%の32%です。11日間のデータですので割り引いて考えるにしても、形の上では一旦反転する条件が整ったといえます。問題は出来高です。もっと新鮮なIPO銘柄へのお客さんの流出が止まらないようだと、このあたりで置き去りにされる可能性があります。かくも情報産業というのは情報に裏切られるものです。

3.2929ファーマフーズ ▲

 こちらは、気が付いたら上場来安値から切り返しておりました。フィスコと違って灰汁が抜けたのかも知れません。引けに筆者は239Kで少し拾っておきました。やはり京都生まれのバイオベンチャーという血筋にどうしても惹かれます。かの京セラ、オムロン、島津など枚挙にいとまがありません。OSC+15%の45%、RSIも53%と完全に切り返しました。明日は再度地合によっては230Kあたりまで押し戻されるのは覚悟しての参戦です。上げるとすれば265K近辺までです。これを抜ければ上場初日来の300K台の回復が次なるターゲットです。

4.3804システムディ △

 今日は44円だけの上げでしたがOSCは56%と前日同値です。1100円の攻防で踏ん張ったら買い、1200円間際で売りという戦法です。2480システムロケーションが今日はストップ高まで行きました。次はここにお鉢がいつ回ってきてもおかしくはありません。

5.3732イーウェーブ ▲

 相場が読めないときに脚光をあびる仕手性暴れ馬を1つご紹介。前回は不発でしたが今日で何とか安値、高値ともに切り返しました。OSCは+2%の62%とかなり高めですが、高いからと言って明日反落するくらいなら今日戻さなかったでしょう。208Kの25日線をきちんと越えるかどうかが1つの目安です。出来高が少ないうちは手を出さない方が良いのですが、かといって火がついてからは遅いのです。結局、前回も線香花火に終わってしまいました。200Kの前半で仕込んでおくのが良いかと思います。

6.6759NECトーキン △

 日経の地合にも気を付けて、切り替えしたこの株に再度注目。RSIも+6%の29%です。630円あたりまでの押し目は覚悟し買い、650円前後での売りです。

7.8882ゼファー ○

 この株、比較的サイクリックな値動きをします。8日につけた276Kからの上昇率が穏やかですが、今日は5K上げてやっとOSCも+2%の49%と上向きました。この株にしてはOSCの40%台というのは比較的稀です。明日は285Kあたりまで落ちてきたら買い、300K近くで売りという戦法です。地合さえ良ければ思惑通りに行きそうです。

8.8114デサント ▲

 今日はいい形で終わっております。25日線上で停滞しているようですが、明日抜けるかどうか注目します。20日に600円抜けにトライし跳ね返されての小反発ですので、まだ腰がフラフラしておりますが、何とワールドカップで盛り上がっているうちに、このスポーツ銘柄も気を吐いて欲しいものです。乖離幅は-11円と絶好。

9.4321ケネディクス ▲

 今回のREIT売りの影響を最も受けたのがこの株です。何とか当面の逆風は今日の地合で抜け出たようです。OSCも+5%と切り返し、乖離幅も-1Kと良好。今日の安値の492K割れがないかどうかを確認しての参戦です。なお、4314ダヴィンチ、8902パシフィックマネジメント、そして8890レーサムリサーチは、今日よりも更にテクニカル上は改善しております。合わせての注目です。

10.8934サンフロンティア不動産 ▲

 これも明日の穴馬です。指数値と乖離幅条件が6月12日そっくりです。今日は上に売り物が結構あるのに、売り下がらないという不思議な値動きでした。そのせいか+1K終了でOSCダイバージェンスを示現。RSIは44%で前日同値です。これも出来高に気を付けてウォッチするとよいかも知れません。

11.6324ハーモニック・ドライブ・システムズ △

 一時の膠着状態から大きく抜け出したと思ったら、ここ3日間は続落です。470Kを割れば25日線落ちとなります。このあたりからの反発は、この間の上昇で甘い汁を吸った方々の再参入であるでしょう。そこに遅れないように乗じるというコバンザメ戦法です。あくまでじっくりと罠に嵌るのを待つのです。先にパックリと食いつくと、身動き取れなくなるかも知れません。現金だけの真剣勝負の場です。相手は強者どもが相手です。
しかし、「ハーモニック」という言葉の響き、何て素晴らしいのでしょう。

12.8458エヌアイエフSMBCベンチャー ○

 この株、指数値が6月13日にほぼ近づいてきました。その後547Kまで登った後の反落からの回復で、OSCも+4%の43%に載せました。30%台からの上昇は挙げるときの1つのパターンです。明日押し目があるとすれば486Kという今日の安値で踏ん張ってからの反転があるかどうか注目。

13.6769ザインエレクトロニクス ▲

 この株も明らかに反転し、OSCは56%と前日同値ですが、指数値が昨日を底として6月8日よりも落ちております。乖離幅が-8Kもあるのは絶好。出来高も回復気味です。業績は問題ないはずです。財務面もOK。もう少し戻しても良いのではないでしょうか。490Kあたりの25日線と19日の安値503Kが意識はされるところです。

14.4813ACCESS △

 この携帯のブラウザーの雄、年初来安値更新中でしたが、何とか今日はプラスで終わりました。OSCは29%です。これはこの銘柄にしては記録的な低さです。RSIはまだ31%ですので、まだまだ楽観は許されません。明日は、底打ちかどうかの確認の意味で注目です。しかし将来の売上の伸びは凄いものがあります。それでも計上赤字の予測です。どこかで収穫に入る筈ですが、その期待もあってこれだけの出来高をずっと保っているのでしょう。

15.4666パーク24 △

 駐車場関連はどれも低迷しているようですが、かろうじてこの株、今日はテクニカルには切り返しました。乖離幅も昨日よりも改善し-10円です。OSCは+1%の47%、RSIも+4%の40%です。このあたりで切り返す筈ですが、一応3100円という直近の安値も視野にはいれておきましょう。

16.8874ジョイント・コーポレーション △

 この株も切り返しました。3400円の底を確認してからの参戦です。不動産はどれもこれもやられていましたので、このマンション中堅も痛手を受けたようです。しかし、今日マンション偽装問題に一応のケリがついたようです。結局姉歯氏の一人芝居だったとのことですが、ヒューザーの小嶋社長を始め、今回の「役者」連中は、実際に探そうとしてもなかなか見つからないような、実にリアリティのある「悪役顔」が揃いも揃ったものです。これではジャーナリズムも国民も騙されるというものです。その点に、姉歯氏の非凡な才能を筆者も認めざるを得ません。建築士などに進まずに、映画監督か舞台脚本家になれば、姉歯氏もフィクションの世界で才能を開花させ、何も塀の内側に入ることなどなかったのにと思うと若干惜しい気がします。しかし、自らの「おつむ」だけは、最初から「演技」することはなかったのに少々残念です。「演技」は最後まで貫いて欲しかった。

以上です。今日はあまりないのかと思いましたが、探せばあるものです。いつも、これで明日も楽勝かと思うのですが、実際に相場の幕があくと、予期もせぬ出来事がわんさか降って湧いてきます。これらの目眩ませに合うのです。いわゆる「内部観測」(相場のリアリティ)と「外部観測」(事前準備での理屈)の圧倒的な差です。ここを何とかせねばコンスタントな勝ちは転がり込んできません。
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花壇に取り憑かれる

2006-06-22 11:53:30 | 株に出会う
3041ビューティ花壇は、株価が落ち着けばいずれ狙ってやろうと監視だけはしておりました。今日の345Kまでの落ち込みから、一時は392Kという前日安値の386K越えを見たとき、こりゃ乗り遅れてはとの意識が働き冷静な判断ができず、こうした上場した直後の株の値動きに特有のボラティリティの大きな動きに翻弄されました。

結局このあたりだろうと25本足を目安に待ち受けていた375Kであっさりと約定。底を割ってからがこうした株の落ち込みが激しいところです。350K近くまで行ってそこからは揉み合いに入っております。含み損-14K。

もう1つの失敗は8734アストマックスです。筆者としては珍しく寄りの成り買いで120Kで約定。しかし、その後ジリジリと下げる方向だったので-4Kで損切り、しかし、もっと下げるかと思ったらそこから120K越えに切り返して来るではありませんか。

こりゃいかん、とばかりに122Kで再度エントリー。この時、何と成り買いをしたのは約定記録を見ると筆者だけでした。皆さん、注意深く少しでも下で拾おうと必死の努力をしているのです。今度ばかりは、少し耐えることにしました。程なく、大量の買いが頻繁に湧いてきて、5分ほどで122Kを越えて後はストップ高まで勢いで持って行きました。筆者はストップが解けた時に138Kで処分。何とか、最初の失敗のリベンジを果たしました。

この株に目を付けたのは、少数精鋭のディーリング業務を行っておりPERもスパークス並なら21倍の110Kとなり、新規上場にしては120Kは買いではないかと判断したためです。

さて、前場は寄り天となりましたが、持ち越しの3783ナノメディアは、+21Kで売り、4563アンジェスMGは-2Kで売りました。

そして、寄り付きから指していた5017AOCHDを1800円で買いました。後は、寄り付きで成り買いしてしまった2929ファーマフーズで6Kの損切りでした。この株今日は切り返すと思っての参戦でしたが、もう少し日柄調整がいるようです。

段々と相場が面白くなってきましたが、どうもこれまであまり手がけなかった上場したばかりの「リスク銘柄」への傾倒が目立つようになりました。こうした銘柄は、株を始めたばかりのお父さんには到底勧められるものではありませんが、うまく立ち回れば短期間での利鞘が稼げます。しかし、持ち越しは厳禁です。筆者がクラスターテクノロジーで痛い思いをしているのは持ち越して、期待を過大に抱いてしまったからです。銘柄の選別は重要ですが、最初のうちは惚れ込んでの「心中投資」はいけません。いくら惚れたからと言って手練手管に長けたお兄さん方が集まっている鉄火場では、持ち金を振りかざすようなことをすると、それこそ身ぐるみ剥がれてしまいます。目立たないようにこっそりと振る舞い、まずはそこのお兄さん方とネンゴロになることですね。ネンゴロとは「懇ろ」と書くようですが、懇親会の「懇」です。ゴロつきとネンネすることではありません。念のため若いボキャ貧の方々へ。ちなみに、国語辞典によると「男女が打ち解けて付き合い、情を通じる」とあります。そうです。情を通じるのが株においても非常に大切です。情が通じれば、相手(株)が何を考えているのか、自然と分かるようになってきます。いわば世の古女房からお父さん方が別れるに別れられない所以です。上に書いた心中投資に変えて、「懇ろ投資」の神髄を何とか努力してマスターせねばなりません。また大きな課題が出てきました。

そのための修行は、チョイと普段の投資生活とは別物のようです。まずは、どういう訳か嫌われているかわいい飼い猫と「懇ろ」にならねば。
コメント (2)
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