株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

明日の注目銘柄(6.20.06)

2006-06-19 23:24:55 | 明日のモニタリング銘柄
もうすぐ6月末です。1年の半分が過ぎようとしております。前半は激しい下落が続いて株トレードの成果があまり上がっていない方が多いかと思います。筆者もそうです。

しかし、今日の値動きを見ているとあまり相場全体に引っ張られて、一方向へと雪崩を打って動くということはなく、それぞれの株の現在位置に素直に反応しておりました。

今日の後場は、葬式銘柄の2438アスカネットがひどく元気でした。後で分かったのですが、ビューティ花壇が今日上場した、その連想買いだったのですね。筆者はこのビューティ花壇を高く評価しております。会社のHPを昨日見たのですが、企業理念が実にしっかりしております。「花をより身近なものとし、美しく豊かな世界を創造する」これが企業理念です。そのための経営理念は、「より高い付加価値の商品を、最適のタイミング、適正価格で提供するため、花に関する技術の錬磨・知識の習得・情報の収集に努める。そして、それらを積極的に社会にフィードバックすることにより花の溢れる社会作りに貢献する。」となっております。このための「花の技術者」をせっせと100人ほども育成済みだそうです。

要は、美しく豊かな世界を創造する、というのがこの会社の最終目標なのです。しかもこの会社、生花祭壇設営の技術を錬磨し、(筆者の勘ぐりですが)葬儀の祭壇のカストマイゼーションを通じて、この世だけでなくあの世まで「美しく豊かな世界を創造する」ことを目指しているようです。しかし、どうやってこの世から美しいあの世を創造するのか?少々疑問が残ります。恐らく美しい祭壇の仏さんに託すのでしょう。また、花の溢れる社会作りに精進するのは結構なのですが、それが葬儀の祭壇止まりとなると、これはいくら天国に通じる祭壇だからといって、チョイと金のかけどころのピントがずれているのではないかと思います。しかしそんな細かなことは別にして、これからの高齢化社会で皮肉にも益々ハイライトが当たるビジネスには違いありません。

さて、閑話休題。明日の注目銘柄です。

テクニカル用語の簡単解説

1.2929ファーマフーズ ▲

 この株、今日239Kで終わったのが強気の方々が多いことを示しております。OSCも、データは少ないのですが+1%の35%と上昇して終わっております。機能性食品素材のバイオベンチャーとのことですが、他のバイオベンチャーと違って、黒字基調が定着しております。京都が本社というのも何となくベンチャー企業に相応しく好ましいことです。公募23万円です。今日の安値234Kを固めて上昇するかどうか注目。

2.6659メディアグローバルリンクス △

 これは逆張りです。今日も上げすぎの調整をしましたが、OSCは+3%の56%とコンバージェンスしております。明日は478K近くに下落してからの反騰に期待。指数値は既に13日終値レベルまで落ちております。

3.4708もしもしホットライン ▲

 テレマーケティングの大手。乖離幅が-50円と拡大しているのが注目の理由です。コールセンター業務の請負を中心にデータマイニングの手法を使っての顧客特性の分析なども手がけているようです。社員数600人近くを抱えながら、平均年収が625万円は、この業態としては出色ではないかと思います。明日は3700円台での買いか?

4.4788サイバーコミュニケーションズ △

 この株は今や出遅れといっても良いかも知れません。やっとOSCが+6%(52%)抜けましたので、明日は押し目からの買いエントリーで当面の上値限界値の289~291Kでの売りというのがシナリオです。売り方もいますのであくまで押し目狙いです。場合によっては、260K割れまで待つと良いかも知れません。

5.3803イメージ情報開発 △
 
 600K割れで指数値が7日レベルまで下落します。今日は押されておわっております。そこまで下落を待つこと。

6.9916バイタルネット ▲

 今日に続いて注目。更にOSCが+6%の45%と良くなりました。RSIも+5%の24%です。PBR0.75倍。


拍子抜けするほど、これといった注目銘柄がありません。それぞれかなり高くなりすぎております。しかも、今日の引けにかけての下落モードです。ちょうど当座の高値から落ちかけたところですので、買うには最もリスクを伴うポジションとなっている株が多いようです。一旦総じて調整に入るかも知れません。

せめてもの明日のお楽しみは、筆者が1株だけ持っている3808オウケイウェイブです。この株、ひょっとすると強運かも知れません。それは3808という証券コードです。キリスト教徒の間では3は三位一体の3。8は永遠を現す縁起の良い数字のようです。事実教会内部にこの3838という数字を彫刻しているのを見たことがあります。まさか、社長はキリスト教徒ではないかと思いますが、縁起のいい数字が3つもあるのは強運でしょう。しかし、間にゼロが挟まれているのが、いささか気になります。少なくとも明日は「儲けがゼロ=公募価格での寄り付き」とならないよう、イエスキリストにでも祈願しておきたい気持ちです。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

まだら模様の相場展開

2006-06-19 15:49:56 | 株に出会う
後場は開始当初こそ勢いがあったものの、市況そのものがじり貧を辿り、結局ほとんどトレードに入れず。開始直後の勢いは日経の先物に引っ張られてのものでしたが、新興市場については、昼休みに携帯で前場の状況をチェックした方々が、今日はプラスに転じてのじり高基調だと判断しての買いの集中があったようです。

しかし、相場はその時のピークを見越したように、ジリジリと下落しました。
但し、全面的に下げたという訳でもなかったようです。

筆者がつけているリアルタイムスプレッドシートの銘柄の動きを見ると、前場に前日安値を上回れなかった銘柄が、後場には上回ったり、その逆もありました。つまり、銘柄毎に異なる動きをしているようです。ストップ高を付けた銘柄があったり、ストップ安を付けた銘柄があったり、という訳ですね。

まだら模様の相場展開といってもいいかと思います。そうなると、いわば日替わりで上下するようですので、今日押された銘柄の反発気配を見ながら、夜になりますが、明日の注目銘柄を抜き出してみたいと思います。

今日はこれから車検のため先週は休んでいけなかったトレーニングに行って汗を流してきます。それにしても、ここオセアニアは何とも湿気が多くてかったるいです。果たして、トレーニングでバテないかどうか若干心配ではあります。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

チャンスは朝の一押しだけ?

2006-06-19 11:27:50 | 株に出会う
またまた買いに向かう時に値動きの多様さに惑わされました。

例えば、7615京都きもの友禅は、+2Kで寄り付きそのまま気が付いたら200Kあたりに張り付いておりました。

かと思うと、2483翻訳センターは、スルスルと登っていくので、ここは我慢と落ちるのを待っていましたが、ズルズルと落ちるばかりです。

一方、出来高は少ないものの、○印銘柄9756ASKPLANNINGは、買い目安の702円に来ていながら、板の隙間が大きすぎるので見送っているうちに、前場に+19円の730円と上昇。

以上のように3者3様の値動きパターンに、実際の板の前ではどうしても惑わされてしまいます。

基本は、朝の一押しでの買いということになるのですが、相場上昇の勢いが弱いときは、その参入時が難しいものです。失敗はIPOの2929ファーマフーズです。黒字基調の経営が軌道に乗っているバイオベンチャーということで、ここまで押されての見直し買いが入るだろうと想定してのウォッチでしたが、朝の揉み合いでの上昇からの一押し(いや2押しぐらい)での242Kで買いましたが、その後チャートは下落に入り236Kまで落ちる始末。途中の238Kでナンピンしましたが、その後の上昇エネルギーは弱く、結局238Kでの揉み合い途上で処分とあいなりました。出来高は金曜日の何と10分の1です。公募価格が230Kですので、今日の引けにかけてプラス終了すれば明日こそ反転なのでしょうが、これは引きに判断しての買いが正解のようです。どおりで出来高も極端に少ない訳です。

と言う具合で、場全体が上にもしたにも行かず、個別銘柄の反応の仕方が様々であり、うまく買いタイミングに乗れないというジレンマに陥っております。上か下かはっきりして欲しいのですが、こういう相場の動きでもきちんと勝っている人は勝っているのでしょう。その秘訣を何とか自家薬籠中のものにしなければなりません。

後場は少し銘柄を絞り直しながら、「相場に聞きながら」少し力を抜いてトレードをしてみたいと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする