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株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

3932アカツキ失速の推測

2021-02-25 10:02:36 | 銘柄分析
昨日まで3日連続でプラスだった3932アカツキが10時現在で-45円と失速しております。

このテクニカルな理由を、今後のために推測してみます。

この株の現在のOSCは-2%の34%。RSIも5%ほど下げております。実は、この株の直近のOSCの最高値は2月10日の42%でした。その前、1月28日の67%という高水準の値からは、いかにも反発が弱い状態。その2月10日の終値が4380円でした。昨日は一旦この値を抜いたのですが、結局押し戻されております。それでも、OSCを+3%の36%と上げたので、本日のモニタリング銘柄に指定した訳ですが、あえなく、前日比-60円となっております。

ここからの教訓ですが、2月10日の直近のOSCの42%(40%台はまだ騙しの水準ですが)をきちんと超えるまでは、3日ほど上げていたからと言って買いに入ると腰砕けるということかと思います。もちろん、4785円という「壁」を突破すれば上抜くのでしょうが、そこからの参戦では利益が限定されるというハンディがあります。よって、立ち上がりタイミングでの利益の最大化を狙うためには、早めのエントリーも大切になりますが、こうした指標のトレンドを加味しないと、特に人気があまりない銘柄においては予想に反することがあるという、ささやかな教訓でした。

これからも、予想に反する動きが出た場合に、その原因をできるだけ挙げていき、今後の糧にしていきたいと思います。

しかし、株価予想は奥が深い。。。
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6612バルミューダについて

2021-02-22 15:10:08 | 銘柄分析
昨年12月にIPOし、一時は破竹の勢いで上値を追ったバルミューダですが、このところトコトン押されております。
これは、OSCがピークの75%を付けた翌日の1月26日にマークした高値の10610円で買った方を筆頭に、1万円前後の高値掴みの方々の損切り攻勢に晒されているのが主因かと思います。

今日も下げて、OSCは26%(ー4%)です。指数値は6850ポイントで11210ポイントを付けた1月21日より大きくアンダー。
この株、指数値は12月29日の5200ポイントが最低値でした。RSIは22%でまだ少し高い。

ここで、同様に激しく売られた2413エムスリーと比較してみます。

この株のOSCの最高値は1月4日の75%です。翌日10345円の高値をマーク。そこから急峻な下り坂に入り、OSCの31%をマークしたのが、2月3日でした。その時の指数値は7296ポイントです。RSIは33%。そこから更に売られて安値をマークしてのが、2月8日の8221円でした。この前日OSCは33%と2月3日より2%だけ上げて終わっております。そして、指数値は7296ポイントから更に下げて6603ポイントでした。

文章だけではちんぷんかんぷんでしょうが、このエムスリー、2月3日のOSCの31%という底値を付けた時の終値が8982円でした。ここを起点にして、2月8日の安値の8221円との乖離(差分)を見るのがポイントです。この差が大きな程、かつ、OSCが底値よりも少しでも上げているほど、弓矢の例えで言うと、弦が一杯いっぱいに引かれた状態と言えます。翌、2月9日にはこのエムスリーはOSCを前日比7%高の46%を付け、復活の狼煙をあげました。終値が8696円です。

以降、2月15日にはOSCを50%台へと乗せ、このまま大きく舞い上がるかと思いきや、今日も押されながら、OSCは前日比-1%の53%です。2月15日にOSCが50%台へと乗せたので、これを復活の狼煙として終値の9003円で買った方は、今日現在、およそ200円の損失です。いわゆる梯子外しですね。

これが株の難しいところですね。セオリーどおりには行かないわけです。但し、先程乖離幅と言いましたが、2月8日の安値8221円と2月3日の終値8982円との「乖離」を見て、翌2月9日の安値の8386円が前日を下回らないのを確認して9日の終値の8696円で買った方は、まだ少し利益が出ている水準です。

教訓は、底値を拾うには、乖離幅が大きくなったのを見定めてから買いに入るということになります。

こうした目でバルミューダを見ると、今日はこれまでのOSC最低値である26%を付けております。今日の終値6700円を起点にして、明日以降、乖離幅がどこまで広がるかを注視しなければなりません。エムスリーは10%程度の下落乖離でした。そうなると、今日のOSC26%が底だとしても、6000円前後までの下落を覚悟する必要があるかも知れません。

その際の指数値は、12月29日の5200ポイント前後になっていることが望ましいでしょう。

こうした、いわゆる「帰納推論」という統計学の手法によって、このブログでは株価の将来の予測をしております。今、「統計学を哲学する」という本(大塚淳著 名古屋大学出版会)を読んでいるのですが、もっと精緻な株価の将来予測ができるモデルがあるのかも知れませんが、私の統計学の稚拙な知識では、本の字面を追うのがやっとです。どなたかPlease help me.(昔、中学校での英語の授業で一番最初に覚えた文章かも。。)
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3906ALBERTテクニカル分析

2021-02-13 10:21:56 | 銘柄分析
=「株式テクニカル分析用ツールの作り方」購入者限定=

3906ALBERTの値動きはチャートを見てもほぼ横ばい。たまに上げてはまた下がるという、テクニカルには評価を下すのが難しい銘柄です。
1月25日に高値7490円をマークしておりますが、では、そこに至るまでの日柄において、どのタイミングで、どういった指標を見ながら売買判断をしていったらよいのか、検証してみたいと思います。

1.まず、エクセル画面を一覧してUOSCの値が最低値を付けた日をマークします。1月14日に30%です。
2.この日の指数値をチェックし3680を確認。 昨年9月からは下落傾向。
3.1月14日の終値をチェック、6430円です。
4.以後、OSCの推移を確認しながら、安値・高値ともに前日より上回った日まで待ちます。1月19日がその日
5.1月19日のOSCの前日比はプラスであり終値もプラスであることを確認。(49%、+80円)
6.この1月19日の安値6410円が、起点となった1月14日の終値6430円よりアンダーであることを確認

ここまでで買い準備完了。

7.1月20日は6490円と前日終値より20円安く始まりましたが、これを底に切り返します。終値は6720円でOSCは57%まで跳ね上がっておりますが、場中には50%台を揺るぎなくマークしている筈です。この50%超えを確認しての買い。引けに買っても6720円です。

8・買った後は、高値・安値ともに前日を上回っている限りホールド。1月22日までOSCも順調に67%まで伸ばしております。
9.1月25日にも高値・安値を更新しておりますが、終値では前日比マイナスとなり、OSCのも引け値で前日比-6%の61%です。場中で前日のOSCのよりも下がることが明確になった段階で売り。引けまで待って売っても7190円です。470円のプラス。

以上が、いわゆる後講釈になりますが、筆者が長年使っているUOSCをベースとしたテクニカル売買の1つの使い方となります。

さて、問題はこの銘柄の来週月曜日以降の値動き予想です。

上記と同様な見方をしていきます。

1.OSCは2月2日に39%をマーク。1月14日以来の30%台。終値6830円。指数値3770。この日を起点にマーク開始。
2.翌2月3日に高値・安値ともに前日を上回ります。但し、OSCがは騙しが多い43%です。
3.それに2月2日の終値6830円よりも3日の安値は10円だけですが、高い。つまり、しこり玉が出きっていない状態。
4.ここは焦って買いに入らず、高値・安値ともに前日を上回り、OSCが50%台へと突入するまで待ちます。
5.2月10日まで一進一退が続き、OSCもなかなか50%台を突破できません。
6.2月12日にやっと高値・安値が前日を上回りましたが、OSCは前日比-5%の42%に下落。しかも12日の安値は、2日の終値の6830円を10円上回っております。

結論:ここは、OSCも-5%の42%と下げておりますので、買い見送りが正解かと思います。

しかし、12日に出来高も増えて190円上げているので、ちょっと動意付いていることは明らかです。テクニカル面からの予想としては、12日で一旦上げすぎ状態となっております。ここは1月20日のようにきちんとOSCが50%台へと乗せるまで待つことがいいかと思います。

なお、この株の当面の壁(戻り売りが出やすい価格)は7140円です。12日に一旦7280円まで抜けましたが、引けまでに押し戻されております。戻り売りの圧力がまだ強いということになります。チャートで見ても上髭を付けるちょっと嫌な形です。

少し長くなりましたが、テクニカル指標で筆者が、今最も重視しているポイントをちょっと考察してみました。

株は、決算等の材料でランダムな動きをしますので、予測はもちろん外れることも多いのですが、決算や材料が出る前に、いわゆるこの会社に詳しい勢力が何かを仕掛ける可能性はあります。その仕掛けは必ず株価の動きに「捕捉」されるはずです。そこをうまく自分なりのテクニカル指標を使って見定めるのが、いわゆる自分なりの「勝ちパターン」の形成に繋がります。勝ちパターンに入った時だけ売買を仕掛けるようにすれば、おのずと勝率が上がってくる筈です。

何かの参考になれば幸いです。




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