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株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

4477BASEの今後の値動きについて

2021-03-21 09:58:17 | 銘柄分析
BASEが下落にあえいでおります。このようなダウントレンドの株の今後の見通しについて、この株の過去の値動きを参考にしながら、筆者が採用しているテクニカル指標の動きを用いて解説を試みてみたいと思います。

この株、金曜日に出来高を伴いながら下落。損切りの嵐に見舞われたようです。VR改も素直に下落。指数値もこの下落の嵐によって6620ポイントとなり、1月7日の水準に近づいております。ここら辺が底だろうと思って買いたくなる水準ですが、ここは要注意です!何故か?

この株の指数値の最低値は、12月3日の5810ポイントでしたので、ざっくり言って後800円ほどは下落余地があると想定しなければなりません。それに、1月7日とは全く状況が異なります。あの時は、翌日にOSCを-6%の39%に落としてから反発の気配をテクニカルには見せておりました。その狼煙が1月14日の-500円に終わった時でした。OSCも前日から更に下げておりますが、それでも1月8日を基準点とすると少し上回っております。つまり、下には抜けておりませんでした。また、その時の直近の壁(9970円)に対しては、9950円と、ほぼ近似値まで接近しておりました。

1月15日の押し目である9810円から前日安値の9950円を軽く下から抜いた段階が買いでしたが、この日はまだ高値・安値を切り下げており、さすがにまだ買えないでしょう。直近の壁も1月15日段階では10220円に切り上がっております。(実は、この切り上がりは相場反転のサインともなります。)

翌1月18日は、ここが底と睨んだ方々からの怒涛の買いが入りました。しかし、ここで買いに入っても、シマウマの死体に群がるハイエナ同士の食い合いに参戦するようなものであり、目先の肉片を巡っての醜い争いに終始することになります。ここは、じっくりと1月13日の安値の10220を上回るのを待ちます。

その日がやってきたのが、実は1月19日でした。ここがポイントです。19日は指数値も前日よりかなり落としておりました。OSCは前日より2%落としての56%ですが、14日の40%、その前の39%からすると上昇基調です。高値・安値も前日より切り上げておりますので、引けは-440円でしたが引けに買いが正解でした。まあ、翌日押し目があるのが常なので、翌日の押し目で買ってもOKです。10680円で買い。または翌日なら少しの押し目でからの強い相場と確認しての買い。

後は、1月25日までは出来高を伴いながら、誰が見ても上げ一色の相場展開となっております。1月25日にOSCを前日比で4%下げての61%で終わっておりますが、まだ下値を切り上げておりますので、ここはホールドが定石です。その後更に上る可能性がありますので。

そして、1月26日にさすがに利確の動きが寄り付きから顕在化します。12960円と大きく下げて始まり、一旦は13390円まで上昇しますが、その後は押しに押されて終値でこの日の安値12150円を付けて終了。この一旦上昇した時が売りですが、そうは問屋が卸さないのが相場というものです。ここはどう見ても利確の嵐であると気づいた段階、つまり、寄り付きの値段を割った段階で降りるのが正解ですね。

この時のOSCの状態がどうだったかシミュレーションしてみました。12960円まで上値から降りてきた時のOSCのは57%で前日比-4%でした。13390円の高値をマークした時のOSCは60%(前日比-1%)でした。どこで売ってもOSCは前日より押されていました。

まあ、うっかり坐視して引けに売っても12150円ですから、10680円での買いからの利益は470円ほど。仮に寄り付きに売れば+800円ほど高く売れておりました。

もちろん、これは後から振り返っての最も都合の良い解釈ですので、実際にはこのようにうまく行くわけもないのですが、この値動き分析からこれからの値動きに対する幾つかの示唆が見えるのも確かです。そこで、今の段階からのBASEの値動き見通しとしては:

ポイント1:OSCの上昇傾向が見えないと駄目。今は52%からの下落途中。再度30%台まで落とされてからの切り返しのチャンスを待つ。

ポイント2:指数値は最低レベルまで落とされており、明日は押し目から買いたくなりますが、後800円ほどの下落は想定しておく。

ポイント3:切り返し気配の1つのサインは、前日比マイナスで終わりながらも、OSCとVR改は前日より上げていることです。

この3つのサインを見逃さないようにすれば、どん底からの反転過程での参戦により結構な利幅が取れるのではないかと思います。もちろん、企業業績など外部環境の変化に見舞われての突然変異がなければの話ですが。

以上です。

今日は、もうBASE1銘柄の分析に時間を取られてしまい、図書館に返さねばならない本を読む時間が必要なので、明日のモニタリング銘柄のスクリーニングは取りやめとさせて頂きます。

なお、上述の言葉だけの解釈ではよく分からない方が多いと思います。BRAIN購入者のために、例によって、エクセルデータシートの写しを下記に添付しますので、検証の際の参考にして下さい。

https://1drv.ms/u/s!Ajls4YRZxDUF93cPGtHRx48KjU6b?e=Im4ZaC


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6612バルミューダについて(続)

2021-03-09 13:24:40 | 銘柄分析
6612バルミューダが久々に活況を呈しております。
後場の1時過ぎ段階で、前日の安値・高値を更新してのプラス540円です。出来高もすでに前日の3倍超え。

2月22日にこの株のことを書きました。その時のポイントは、乖離幅と指数値に着目することでした。まず、乖離幅ですが、直近でのこの株のOSCの最低値は2月26日でした。この日の終値は6270円です。ここから、安値がどれだけアンダーするか?というのが乖離幅です。これが大きければ大きいほど底打ちが近いと判断できます。

さて、2月26日以降のこの株の安値は、ほぼつるべ落としで下げ続け、3月5日には5260円をマークしました。6270円からの乖離幅は、1010円です。約16%の乖離幅です。

そして、もう1つの指標であった指数値ですが、3月8日には5300ポイントまで落ちておりました。12月29日が5200ポイントでした。先のブログでは5200ポイントに近づくまでは落とされるかも知れないと書きましたが、ほぼその線まで落とされております。RSIも17%でした。今日は28%まで切り上がっております。

今日、買いが湧いたのは、前日安値・高値を軽々とオーバーしての底打ち感からでしょう。

OSCはまだ41%(+6%)です。まだまだ騙しの領域。この株の直近の壁は3月2日の安値の6080円です。

今日の高値が測ったように、この6080円で押さえつけられております。6080円の次の壁は6480円です。その次は6700円。

今日以降、このような壁を次々と突破してOSCを40%台から50%台に乗せると、回復は本物になるかと。それまでは、このような壁を意識しながら、前日安値・高値の攻防戦の行方を判断しながら、デイトレ的に立ち回るのもありかと思います。

結構値動きが大きいので短期での勝負にはもってこいかと思います。
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4167ココペリ

2021-03-08 12:38:57 | 銘柄分析
筆者が最も信頼を置く中原圭介氏が、昨日、下記のような記事を書いておりました。

  https://minkabu.jp/news/2902117?selected_platform=pc

4167ココペリですが、金融機関が勝手に売り込んでくれるというのが誠に秀逸。

早速、エクセルデータに取り込みました。中原効果かどうか分かりませんが、今日は出来高を伴い上昇中。(8日、後場開始直後)

  https://1drv.ms/u/s!Ajls4YRZxDUF9WSVUm51K-NUsJmN?e=l9aSeg

かなり押されておりますが、買い時かも知れません。

一応、ご参考までに。
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7904NEXTONEについて

2021-03-03 14:25:03 | 銘柄分析
昨日の明日のモニタリングで、7094NEXTONEを取り上げました。
「難解」、「指数値妙味」と書きました。

今日は、午後2時現在-305円に沈んでおります。これは一体どういう理由か?

昨日のOSCは前日比で-2%の39%でした。OSCは翌日の傾向を先取りしますので、OSCを下げているということは、マイナスになる可能性を示しておりました。

では、何故、難解といいながらこの株を昨日取り上げたかですが、実は、高値・安値の過去のトレンドを「真の高値と真の安値」で調整した、その指数値が4010ポイントとかなり前日比で低い水準だったからです。この株の1月14日の指数値が3904ポイントでしたが、その後の2月8日の4511ポイントを下回る4010ポイントまで落とされていたのです。

ここは、その反動が出る(切り返す)だろうということでモニタリングすることとしました。

ところで、この株は昨日高値を実に3780円まで上げておりました。直近では最高値です。ここから3310円の終値まで一気に落とされております。そのため、OSCが-2%の39%になっていた訳です。もし、寄り付きのまま高値が3475円で推移していたなら、OSCは44%(+3%)でした。

その場合は、3780円まで買い上がった方々の買いが今日入ったのかも知れません。

教訓としては、やはりOSCの反転(前日比+)をきちんと確認すること。それでも40%台のOSCは一応騙しの可能性があることを肝に命じておくこと。そして、指数値は補完情報として見ること、ということになります。

この株、午後2時19分現在、-310円で指数値は3560ポイントです。しかし、OSCは更に7%も押されて32%まで落ちております。このOSC値は2月24日の35%を下回りました。つまり、底抜けしてしまったということになります。

但し、底抜けしたところから一気に這い上がる株も多いですから、ある意味、指標面では明日の下値を拾ってみるのも手かなという気がしております。万全を期すならやはりOSCが40%台のもみ合いを経て、きちんと50%台へと乗せ、現在の3265円という昨日の安値を抜き去るまで待ってもいいかも知れません。

一応、OSCを見ているBrainの購入者向けに、筆者なりの分析をしてみました。

間違ってこの株の値動きが進めば、そこはまだまだこのテクニカル指標の使い方に工夫がいることになりますので、しばらく、この株の「挙動」をモニターして行きたいと思っております。

NEXTONEのExel Fileのイメージは、次のURLをクリックして下さい。3日の終値段階のスクリーンショットです。
    https://1drv.ms/u/s!Ajls4YRZxDUF9V7A2HuehI_49mel
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4477BASEについて

2021-03-01 15:59:07 | 銘柄分析
本日のモニタリング銘柄のうち、4477BASEだけマイナスに沈んでおります。このあたりの分析をしてみたいと思います。

まず、この株の金曜日のトレンドとしては、OSCが42%→39%へと下降トレンドでした。いわゆるコンバージェンスはしていなかった点が1つ。
そして指数値も1月28日の8050ポイントに対して、金曜日はまだ9370ポイントと高く調整できていなかったのが2つ目の理由かと。今日は更に落ちて8660ポイントですが、この下落相場の中では1月7日の6650ポイントあたりまで落ちるまで待つべきだったのかも知れません。

これが、今日高値・安値も更新しながらも、マイナスに沈んだ理由かと。まだ、高値掴みの方の売りに晒されているということでしょう。

この株はOSCをもう1段落とし、まだ高いRSIの調整を待つ必要があるのかも知れません。いずれにしても、2月16日の高値の14290円、その時のOSC値が69%ですから、そこからの下落トレンドがいつ、どのような指標の変化で転換するのか、そしてどのようにして上昇気流に乗るのか、しばらくウォッチして行きたいと思います。
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