スピンオフ銭明日編集長

モットーは"年を重ねる毎に幸せになる"銭明日編集長の日記

旧い友

2018年09月13日 | Weblog
数日前久しぶりで、ナベちゃんと一献傾けた。彼はトライス創業間もない昭和50年代、技術を売りにしていた会社であっても、営業の必要性を強く語って営業部門を立ち上げてくれた恩人である。
それに彼とは奥州市江刺区が同郷で同世代 である。

この時代の我が社の仕事は暖房やボイラーの仕事が主だった、東北に冷房や空調がまだ夜明け前の頃である。我が社の看板に定着したダイキンもここ北国では無名で、ダスキンと勘違いされていた。

30代前後の仲間が集まっていた会社は日の出の勢いはあったが、個性が強い彼らを纏めることは難しく、次第に人間関係にひび割れが生じ、彼は去っていった。会社経営の難しさに痛めつけられ、手探り状態で過ごしていた。

今思えば対話することが苦手で、人材を上手く育てられなかったと反省がある。一国一城の主はトップダウンが当たり前と奢った思いもあったのだろう・・・・

その後彼とは、ゆっくり懇談したこともなかったが、一貫して営業力を武器に生き抜いて来たようで、研ぎ澄まされた目で獲物を狙う、そんな一端を垣間見た一夜であった。旧友に幸あれ❗️
=おわり=