春は一年で最も過ごし易く、気持ちが高揚し、生きている実感に浸れる季節である。春の終わりを告げる梅雨入りは月半ばの15日、今日で1/2年末日となっている。人々の身心の健康を脅かしている新型コロナは、世界での感染者が1000万人を超え、死者も50万人に迫るとか、誰もが不安な日々を過ごしている。
(我が家にはミヤコワスレがいっぱい)
その矢先、寺の住職をしている高齢の長兄が転倒し入院した。腎臓機能を患い長く透析治療を余儀なくされている身体は、入院で次第に体力を失って行くようだ。コロナは家族の接見も遠ざけている、こういうこともコロナ被害なんだろう。
(我が家にはミヤコワスレがいっぱい)
明るいニュースを探そうにも、次第に見つからなくなっている。人々の密集が最大の感染の問題では、外出を控えじっと静かに暮らさなくてはならない。先が見えるのなら我慢も出来るというものだろうに・・・・・
我が県だけは依然として無感染状態である、世界に誇るべきことではあるのだが、それは終息した後での楽しみにしている。
=おわり=