スピンオフ銭明日編集長

モットーは"年を重ねる毎に幸せになる"銭明日編集長の日記

長月雑感'20

2020年09月30日 | Weblog
 月半ばから気象が乱高下を繰り返し、熱い、涼しい、寒いと急変する北国である。9月って昭和の時代には立春から210日、220日として、この地区にも大型台風が必ずと言って良いほど襲って来たが、いつからか来なくなりそんな言葉も消えてしまった。

 月の始め、アベノミクスは8年の戦後最長政権に終わりを告げた。金融・財政・成長を三本の矢として戦略を立て、民主党では功を成さなかったデフレ脱却を図り、まずは大企業や大都市、富裕層から潤し、その後に地方や中小企業に波及させる筋道であった。日経平均株価も1万円を割っていたのが2万3千円台に回復し、退陣後も株価は何故か好調に維持されている。
然し、成長戦略に繋がる戦略の殆どは新型コロナでぶっとんでしまい道半ばで終わりを告げた。


 菅新政権は前政策を引き継ぐそうだが、この先もコロナ禍はワクチン対策も不透明でまだまだ尾を引く訳だから、日本の舵取りは難しい状況が長く続くことだろう。増してや今年のGDPは相当落ち込むのは必至であろう。


 借金漬けの日本にまた借金を上乗せして、後の世に送るのだろうか?、今度こそ議員定数削減に始まる身を削る政策に期待する。菅ちゃんに出来るかなぁ・・・
安倍さんは良い時に辞めたなぁ
                                          =おわり=
 
 

 

 

鈴 虫

2020年09月28日 | Weblog
 愛犬を失いポッカリと心に穴が空いた。愛犬は夫婦間のクッションにもなっていたので、何となく家の中の雰囲気が変わって来た。
 寂しさを紛らわす為にと、鈴虫をネット通販で買ってしまった。驚いたことに100匹ばかり届いた、孫達の使っていた虫籠では狭く、大型の虫籠も買う羽目になる。


 何年前だったか忘れたが一度飼った、その時は籠ではなく庭に放して楽しもうとしたのだが、数日で癒しの音が消えてしまった。野生では環境が変わり、餌もなく敵も多く居るので虫籠で買うべきであると、説明書にあった。
 残暑が残っていた朝晩は何とも言えない音色が虫籠から届いて、心が安らげた。


 9月後半台風12号と共に北国は急激に涼しくなる。鈴虫は外気温が16℃を下回れば死滅するとあった、暖かい季節に孵化し数ヶ月の寿命のようでもある。
今朝、虫籠内部を探してみたが、我が家の鈴虫も10匹程度動いている程度である。
 鈴虫は死ぬ前に子孫を残すようだから、来年卵が孵化するか、今から挑戦してみようっと❗️

 鈴虫と暮らしたのは僅かひと月程度であるが、愛犬とは17年暮らした。気持ちを切り替えないとと思いながらも、またそこに引きずり込まれる・°°・(>_<)・°°・。
                                          =おわり=
 





国勢調査員

2020年09月20日 | Weblog
 10月1日を起点に5年ごとに調査する国勢調査、歴史は大正9年から始まり、今年は実施100年の節目なんだとか。
 何の因果か、その国勢調査員をやる羽目になる。自分は独り身時代を含め社会に出て何度も調査される側に居たのに、一度も記入した記憶がない。親や女房に任せっきりだった。

 調査員の心得としては、法律(統計法)下の調査であること、公務員としての自覚をもつこと、知り得た内容は漏らさないこと、等々とあり身を正して真剣に取り組めとある。

 調査員の人選はどうされているのか分からないが、全国で50万人以上が任務に就いている。この地区は町内会役員が手分けしてやることになったので、拒否出来なかった次第である。

 コロナ禍であり、極力人との接触は避けなさいとあるが、面談調査か聞き取り調査かは避けられないので、結構厄介ではある。自分は75件ばかりを担当した。


 日本の総人口に繋がる、市町村別の人口や男女別の数の基礎になる調査なのだが、自分が担当した中には、非協力的な方、存在不明な方も居たりして重要な統計なのだろうが、確定数字に誤差はあるのだろうと思った。

 🇨🇳や🇮🇳などの人口10億人以上の国ってどう調べるのだろうか?
                                         =おわり=
 


最新ニュース

2020年09月13日 | Weblog
 今月地元新聞に気になる記事が掲載されていた。ユニセフが新興国38カ国に住む子供の幸福度を調査した結果、日本は37位と最低レベルだったとある。2015ー2019の調べとあった。
 いつも登下校を見守っているが、子供達は本当に幸福感はないのだろうか?
 自分等の昭和半ばの子供時代は、食べるもの、着るもの、遊ぶものに乏しくとも、自然を友達に、春は新鮮な息吹を胸いっぱい吸い込み、夏は川や海、秋は山の幸、冬は白銀の雪を相手に、生きている幸せを感じて過ごしたものだった。

       (我が家のブーゲンベリア)
 もう一つは本県の自殺死亡率の記事である。このところ何年も秋田県とワースト1を争う形である。2019の人口10万人当たりの自殺者数で調査しているが、最下位を免れたとは言え、残念なことである。
 確かに自分の周りにも不自然死で亡くなった人が多くいる。考え過ぎる失望も、考えたくない失望も、生きることを諦めるのだろうか?
その日だけを楽しんで生きる、いい加減な生き方もあって良いと思うのだが・・・・

     (アゲハチョウは毎年現れる)
  コロナ禍の今、格差社会は益々広がり、先が見えないのだが、歴史は幾多の難関を乗り越えて今があるのだから、この災はいずれ終わることを信じて生きようぜ❗️
                                        =おわり=