“トムとジェリー”もそうだが、昔からネズミの敵は猫と決まっていた。
幼少の頃、フチという名の白黒二色の猫を飼っていた事がある。
この愛猫はネズミ取りの名人で、時には自分の身体の半分くらいの大きなネズミを取ってきた。
今の猫はネズミなど取らないとも聞くが、このフチちゃんは捕獲した事を褒めて貰いたいようで食べる前に必ず見せに来た。
きっと「自分の食いぶちに見合う稼ぎはしていますよ」というアピールに来ていたのだと思う。
その際はいつも“ズネズネ”と言って褒めたものである。
しかし“ズネズネ”というコトバは何だったのだろう“ネズミ”が語源なのだろうか。
何にしろ猫には心地良いコトバのようで、フチは得意気になって胸を張っていたものだ。
フチは亡き母に良くなついていた。
母が町に出かければ2kmくらい先にある車道近くまで付いて行き、何時間もその場所で待った。
辺りが暗くなっても、母が泊まることがあっても帰るまで待っていた。
当時自宅は山中の寺であり、闇夜の帰路は恐怖に近いものであった。
しかし、このフチちゃんが傍に居る事で心強かった思い出がある。
肩身が狭いペット達です
----------閑話休題----------
さて、“招かれざる訪問者”の話もそろそろお終いになるが、そのネズミは人が寝静まった頃合いを見計らっては脱出の作業を始めていた。
必死になってわずかなドアの隙間を広げようとかじっては隠れ、かじっては隠れを繰り返していた。
知恵は相当高いが、私の数日に渡る兵糧攻めには敵わなくなったようで、油揚げを餌に捕獲を試みたならあっという間に引っ掛かってきた。
さすがに数日間の飲まず食わずは堪えたようで、親にしては痩せた姿で現れてようやく逃亡劇も幕を閉じた。
そして、いつの間にか冬シーズン到来であり11月初めのある日、暖房の準備の為の手入れをしなければならなく、久し振りでボイラー室に足を踏み入れた。
ボイラー室には畑の肥料とかが置いてあり、その整理をしようと手を出した途端、黒いものが目の前を横切って配管のスリーブ(パイプを通す穴)の隙間から縁の下に逃げ込んだ。
もう慣れた筈のネズミ騒動であるが、危うく腰を抜かすところであった。
そう言えば料理教室の友人に言われた「ネズミは7~8匹は居ると思った方が良いよ」という言葉を思い出し、大いに納得した(+o+)
■ネズミに対する教訓として貰いたい事
1)電化工事の際の、撤去したガス配管等の穴に注意(業者へ苦言)
2)キッチン周りには食いものは放置禁止(専業主婦へ)
3)排水管や汚水管は時々清掃し清潔にしておけ(我が社へ発注を)
4)外部から床下に入るようなスペースには要注意(ご主人の仕事)
5)夏に暑いからと言って窓を開けるな(我が社へ発注を“エアコン+網戸”)
6)奥方の感を侮るな、かなり鋭いものがある(世の旦那方へ)
7)犬では何にも役に立たない、猫を飼え(ワンちゃんへ)
スシさんスシさん、寝てる場合ではないのだヨ(●^o^●)
- 完 -
<銭明日二世こと菅村経悦>
環境づくりで地域社会にお役立ち「マリングループ」ホームページ
幼少の頃、フチという名の白黒二色の猫を飼っていた事がある。
この愛猫はネズミ取りの名人で、時には自分の身体の半分くらいの大きなネズミを取ってきた。
今の猫はネズミなど取らないとも聞くが、このフチちゃんは捕獲した事を褒めて貰いたいようで食べる前に必ず見せに来た。
きっと「自分の食いぶちに見合う稼ぎはしていますよ」というアピールに来ていたのだと思う。
その際はいつも“ズネズネ”と言って褒めたものである。
しかし“ズネズネ”というコトバは何だったのだろう“ネズミ”が語源なのだろうか。
何にしろ猫には心地良いコトバのようで、フチは得意気になって胸を張っていたものだ。
フチは亡き母に良くなついていた。
母が町に出かければ2kmくらい先にある車道近くまで付いて行き、何時間もその場所で待った。
辺りが暗くなっても、母が泊まることがあっても帰るまで待っていた。
当時自宅は山中の寺であり、闇夜の帰路は恐怖に近いものであった。
しかし、このフチちゃんが傍に居る事で心強かった思い出がある。
肩身が狭いペット達です
----------閑話休題----------
さて、“招かれざる訪問者”の話もそろそろお終いになるが、そのネズミは人が寝静まった頃合いを見計らっては脱出の作業を始めていた。
必死になってわずかなドアの隙間を広げようとかじっては隠れ、かじっては隠れを繰り返していた。
知恵は相当高いが、私の数日に渡る兵糧攻めには敵わなくなったようで、油揚げを餌に捕獲を試みたならあっという間に引っ掛かってきた。
さすがに数日間の飲まず食わずは堪えたようで、親にしては痩せた姿で現れてようやく逃亡劇も幕を閉じた。
そして、いつの間にか冬シーズン到来であり11月初めのある日、暖房の準備の為の手入れをしなければならなく、久し振りでボイラー室に足を踏み入れた。
ボイラー室には畑の肥料とかが置いてあり、その整理をしようと手を出した途端、黒いものが目の前を横切って配管のスリーブ(パイプを通す穴)の隙間から縁の下に逃げ込んだ。
もう慣れた筈のネズミ騒動であるが、危うく腰を抜かすところであった。
そう言えば料理教室の友人に言われた「ネズミは7~8匹は居ると思った方が良いよ」という言葉を思い出し、大いに納得した(+o+)
■ネズミに対する教訓として貰いたい事
1)電化工事の際の、撤去したガス配管等の穴に注意(業者へ苦言)
2)キッチン周りには食いものは放置禁止(専業主婦へ)
3)排水管や汚水管は時々清掃し清潔にしておけ(我が社へ発注を)
4)外部から床下に入るようなスペースには要注意(ご主人の仕事)
5)夏に暑いからと言って窓を開けるな(我が社へ発注を“エアコン+網戸”)
6)奥方の感を侮るな、かなり鋭いものがある(世の旦那方へ)
7)犬では何にも役に立たない、猫を飼え(ワンちゃんへ)
スシさんスシさん、寝てる場合ではないのだヨ(●^o^●)
- 完 -
<銭明日二世こと菅村経悦>
環境づくりで地域社会にお役立ち「マリングループ」ホームページ