スピンオフ銭明日編集長

モットーは"年を重ねる毎に幸せになる"銭明日編集長の日記

霜月雑感'20

2020年11月30日 | Weblog
 月半ばからコロナのクラスターとやらが岩手にも発生してしまい、日常生活に今までとは違った緊張感がある?

 そんな中、日本もアメリカもトップリーダーが変わった。トランプ、晋三と呼び合う仲良し外交も終焉となり、表舞台からは消えてしまった。

                                (過去の日米関係)
 感染症のパンデミックが世界に広がって一向に鎮まらない今、この方々は寧ろ辞める機会を得てホッとしているのではないだろうか?
かと言って誰にも今のところ世直しは出来ない状況である。

                    (今日の荒れ模様の岩手山)
 
 今月は明るいニュースを探すことさえ至難である。こんな時は飯が食え、生き伸びて暮らせれば良しとしなければならないのだが、それさえ不可能な方々が数限りなく居るようで、コロナ死者より自殺者が多いと聞く。


 東日本大震災から間もなく10年になる。あの時の辛くて苦しい経験を乗り越えて来た人々を見習って、頑張って生きて貰いたい。
              =おわり=


身の安全

2020年11月26日 | Weblog
 我が岩手県にもコロナ感染者が広がって来た。無感染者の県として相当の期間注目されて来たのだが、経済重視しなければと他県との往来を解いてからはあれよあれよとばかり増えて170人を超えている。人口100万人あたり63.6人は東北ワースト1になってしまった。

 先日主治医に定期検診に伺ったが、居酒屋クラスター感染者の中にドクターが含まれているとのことでは、相当怒っていた💢

 酒をこよなく愛する自分ではあるが、感染源の居酒屋名が公表されたり、大通り界隈では入店の際、身分証明書の提示が求められると聞けば流石に足が向かない。

 自分も過去の会社経営経験上、言える事であるのだが、上手く行ってない時って、挽回策と思って手を打って益々深みにはまってしまったことがある。非常時策程難しいものだと捉えるべきだ。


 このウイルス源はどこに潜んでいるのか分からないのが怖い。然し日々の生業では一人引き篭もり孤独に暮らすことは不可能である。
 せめて今は自分の身の安全に、ご油断なくベストを尽くして暮らすことかなぁ😓
               =おわり=




伴 侶

2020年11月16日 | Weblog
 よく耳にするが、良き伴侶に恵まれとか、人生の伴侶を得てとかの言葉を聞くことがある。
 先日会社経営の友人の奥様が亡くなりお見送りに参列した。その際に彼の伴侶に対する思いを会葬礼状で触れることが出来た。


 結婚してから会社を起業したこと、その会社を二人で築き上げて来たこと、子供達は奥様任せであったこと、金婚式間近であったこと等の内容に接し、自分と歳恰好も違わない彼の伴侶に対する愛惜や感謝を無念さと共に知ることとなった。
 彼とは長いことゴルフや酒の場でも同席して来たが、お互いに伴侶の事など口にしたことはない、潰しが効かない昭和人間である。

 そう言えば自分もこのブログを書いて13年目になるが、伴侶のことには余り触れていない。
 最近国家公務員生活にどっぷり浸かり、このブログで取り上げるテーマが無くなっている。伴侶の許可があればまだまだ書ける材料を探せるのだがなと思う時がある。
 後期高齢者になり、男の寿命も遠いことでもないだろうと思える様になって来た。この先は余り長いこともないだろう伴侶との暮らしを、日々笑って過ごしたいものである。


 彼を通して、伴侶との別れって相当重いことを改めて知ることになる。年が明けたなら、彼の激励会でもやろうと思っている。
               =おわり=




黒埼仙峡

2020年11月12日 | Weblog

 平成9(西暦1997)に陸前高田の広田半島に「サテライトオフィスMaRiN」名の施設を設けた。

 この頃の我が社は本体と系列分社で3社構成していて、マリングループと名付けていた。昭和47年に法人設立し自分が代表として起業した会社も25年経ち、絶好調だったんだろう。


 今思えば創業者に意見を言う奴もなく、この施設は正にバブル時代の副産物であったと思う。言うなれば税金として外部に出費するより、内部に残した方が得策と考えた節税策であった。
2011年に襲われた東日本大震災の難も免れ、未だ健在で存在している。


 自分は既に会社を去り、今はここの管理人をしている。余暇施設ではあるが、使用する社員も少なく、余計なものを設けた責任者としては、時々管理に伺うことにしている。

 復興道路が出来たとは言え盛岡から2時間は掛かる距離であり、且つ南三陸に位置してはいるが冬場は海風が強くて利用しない。

 今日はそんな施設の冬仕舞いに来ている。天気に恵まれ、夜明けの日の出を見たくなり、黒埼仙峡の展望台に立つ。

 お天道さんに祈ることは、一日も早いコロナ禍の収束である。

              =おわり=