スピンオフ銭明日編集長

モットーは"年を重ねる毎に幸せになる"銭明日編集長の日記

葉月雑感'20

2020年08月31日 | Weblog
 昨夜来の☔️も上がり、月末の今日は秋の気配が近づいて来た様で過ごしやすい。

 庭ではコオロギ🦗が鳴き始めた、衝動的に鈴虫も飼ってしまい、夜半の虫どもの合唱は、まだ覚めやらぬ愛犬エコ🐶と死別した我が身には心に浸みる。



                        (ありし日の父親=68歳)
  昨日は父親の50回忌命日だった、あれから半世紀になるのかと驚いた。亡くなってどれ程悲しかったのかも忘れてしまったが、安給料の教師と貧乏寺の住職を掛け持ちしながら、俺ら兄弟を育て世に出してくれたことは、何事にも変え難い最大の足跡と深く感謝。生きている内に親孝行したかったな〜🙏
                                        =おわり=



 

 

エコよさらば

2020年08月22日 | Weblog
 いつか訪れるとは思っていたが、8月22日の朝、君は17年(人年齢85歳)生きたこの家で旅立った。主治医は大往生だと言ってくれたが、男主人と女主人の我々には辛くて切ない。
 今日は君の亡骸に多くの弔問客が訪れてくれたぞ、君の愛された🐶柄がそうさせているのだろうと嬉しかったヨ


 君は縁があって我が家で生まれ、何故かここで棲むことになった、多分一番弱々しいからここに住まわせることにしたんだろうか?、当時50代後半の我々には愛する孫と変わらなかったナ、やんちゃな幼少期は何よりにも変え難く可愛過ぎで、仕付けも疎かに育ててしまった。


 男主人の俺は、その頃頻繁にDiving Tripに出掛けていた。遠くの島国で帰りたくなるのは、一に君、二に孫に会いたいからと思ったものだヨ、女主人には叱られそうだが本心だった。
 
 晩年は散歩もままならなかったが、途中途中抱き抱えながらだったから、仲間から笑いをとって来たが、この辺では君が最高齢だったんだゾ

 我々がこんなに涙したのは母親との別れ以来かなぁ、君はすっかり家族になっていたんだなぁ。愛犬家にだけ与えられた特権だが、君の存在感の大きさにただただ驚いているよ


 また会うことが出来たなら、思い切りシッポを振って近づいて来てくれヨ、その時はまた一緒に暮らそうナ、そんな時が来ることを祈っててよ👋👋👋
                                        =おわり=






 
 

県民愛着度

2020年08月17日 | Weblog
  昨日の地元紙に"県民愛着度が急上昇"なる記事を目にした。東京のブランド総合研究所なる会社が行った、各都道府県約340人の住民意識調査とあった。


 その調査によれば岩手は4位と昨年の36位から大躍進である。新型コロナウイルスの感染者がついこの間までゼロを維持して来たことは、県民の「粘り強さ」や「まじめ」さが高く評価されたとあった。



 自分が東京に就職したのは東京オリンピックの年、岩手のことは日本の何処に位置しているのかも分からない人がいて、同期の東京の女子社員からは、日本のチベットと揶揄されたものである。今なら北海道に次ぐ広大で大自然豊かなことを誇りに思うのだが、その頃は無性に腹が立ったものだった。


 新型コロナ感染が始まって半年経つのだが、自分の周りには誰一人、関東関西に出掛けた話は聞こえて来ない。盆中も東京に出ている子や孫には帰らないで欲しいという方も多いと聞く。

 幸い?、なことに我が家のファミリーは函館に1人居るが、その他は近隣に住んでいる。盆の最後の夜は11人でBBQパーティーを自宅で楽しんだ。これもある意味では三密であり、夜の歓楽街かもナ(^_-)
                                                =おわり=

 



平 和

2020年08月11日 | Weblog
 75年前の今日長崎の街が原子爆弾の被災にあった。今年も長崎平和記念式典の時間に手を合わせた、改めて平和の尊さに感謝した。戦争の終わりはこんなことでなければ幕引きにならなかったのかと胸が痛くなった。

 🎶こよなく晴れた青空を 悲しと思う切なさよ うねりの波の人の世に 儚く生きる野の花よ・・・・・・・・・・・・・・・・・

 なぐさめはげまし長崎の ああ長崎の鐘が鳴る🎶




 先日の地元新聞に昭和20年太平洋戦争末期に釜石の街も米英連合軍の艦砲射撃に二度襲われた記事が掲載されていた。そんなことがあったのは知っていたが、犠牲者が750余名にのぼるとは知らなかった。

 長崎も釜石も大手の軍需産業工場があり、そこを突かれ攻撃されたのだろうが、戦争やテロは一般住民を巻き込んでしまう。



  75歳になる自分は終戦っ子であり、日本が敗戦の最貧国状態から徐々に脱し、立ち直って行く戦後を経て、高度成長の平和な時代を当たり前の様に生きて来た。言わば平和の有り難さにどっぷり浸り欲望も留まらなくなって来ている。



 そんな矢先の新型コロナ禍は、人間に戒めの反省を促しているようだ。この辺でリセットしなさいと天は投げかけて来たと捉えた方が良さそうだ。

                =おわり=