スピンオフ銭明日編集長

モットーは"年を重ねる毎に幸せになる"銭明日編集長の日記

コロンブスの卵

2010年10月14日 | Weblog
月初めの土曜日は大概男の料理教室に行くのが恒例になっている。
会の名前は「弥生の会」という、ダイビング仲間の友人が会長をやっているのがきっかけで入会した。

6年目に入っているので相当腕は上がっていると自負はしている。
テレビ等でも有名な料理研究家の梅津末子先生(以前にもブログで紹介)の指導を受けている。
先生は江刺岩谷堂出身であるから郷里の大先輩でもある。

会員メンバーは55歳から75歳くらいの方が20名ばかりである。
自分は中途から参加したが、立上げからは8年を越えたそうである。

午前中3時間ばかりを費やし作った料理を試食して解散するパターンである。
半分食べて半分は家に持ち帰る。
料理って自分以外の方に食べて喜んで貰うのが楽しい。

月替わりで和食・洋食・中華料理を繰り返している。
今月は和食4品であった。
私どもの班(1班は3人~4人)には免許皆伝クラスの方が居て、先生が説明されたレシピがさっと頭に入るようだ。
何よりも料理の常識と言うやつを理解していて何をやっても卒がない。
聞けば自宅でもしょっちゅう作っているとかでセンスが違うようである。
自分は皿洗いは免許皆伝クラスであるが・・・!


コロンブスの卵

話は変わるが何事も最初にやるということの偉大さを「コロンブスの卵」と例える言葉がある。
先日「試してガッッテン“10秒で8個むけるゆで卵”」というテレビ番組で目からウロコのような学習をした。
なる程意味合いは違うようであるが、これもコロンブスの卵だと久しぶりで感心してしまった。


誰でも出来そうな事でも、最初に行うことは難しい。

料理教室でも教わった記憶がないからこれも料理の常識かも知れない。
我が家の相方もゆで卵の殻が上手くむけないことに、生まれてこの方明確な答えに辿り着いていなかったようで、ギャフンであったようだ。
皆さんは果たして知っているのかな~?
テレビ番組ゲスト3人はいずれも知らないようであった。

また料理を作ると言うことはボケ防止にも繋がるそうである。
何故なら、材料の仕込みは物の名前を知らなければならない。
予算もあるから計算もしなければならない。
また、手先を動かすのもかなり身体にいいそうである。
時にはカロリー計算も必要である。
レシピを解読する暗記力や脳力、味見のことでは味覚、段取りも重要である。
チームで作ればコミュニケーションも大切である。
等々、ボケ防止機能満載で奥が深いものがある。

どうやら会員諸氏の奥様方は男の料理に大賛成のようである。
我が家はと言えばキッチンに入られるれることには抵抗があるようだ。
そして男の料理はどうしてもお金が嵩む。
いい加減でないから時間がかかる等、愛のムチも入る。
しかし、たまに作る料理には喜んでくれる。

人間最後の楽しみは食べる事なのかも!

<銭明日二世こと菅村経悦>
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