スピンオフ銭明日編集長

モットーは"年を重ねる毎に幸せになる"銭明日編集長の日記

懐古酒

2023年11月10日 | Weblog
 趣味の集まりって、その後の懇親会があるので二重の楽しみがある。片眼になりゴルフを辞めざるを得なくなってから、縁遠くなっていた旧友と久しぶりでお会いする機会に恵まれた。

 自分が起業した会社は2代目、3代目の頑張り努力で現在60名ばかりの社員の会社になっている。
 社歴50猶予年の間には、勤め上げてくれた人、辞めて独立した人、腕を磨いて他社に引き抜かれていった人、等々と多く居る。そんなことを振り返ると、この会社の社会的存在意義は小さくはない。

 会社を起業する以前の夜明け前に出会って、仕事も生き方も一から教えて頂いた師匠が居た。その方と出会わなかったなら、今の会社はなかっただろうし、私の人生設計も成り立たなかっただろうと思っている。
 その師匠Aさんと南花巻温泉「風の季」で一足早い忘年会として集った。6歳先輩のAさんを旧友とお呼びするのは失礼にあたるのだが!

 人の一生って精々100年であり、日本の人口が1.2億人も居る中、また日本列島は3300kmと長い。そんな大海原にピンポイントを探す様な地で偶然、この方と巡り会ったのは奇跡に近いことだったと思う。

 晩秋の名残もみじ🍁の名湯の露天風呂で、師匠にこんな懐古話を投げかけると、師匠は往時渺茫と言って笑った返答された。
 今もこうしてお会い出来ることには至上の至福を感じる夜になった。
            =おわり=



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