スピンオフ銭明日編集長

モットーは"年を重ねる毎に幸せになる"銭明日編集長の日記

確執ー覆水盆

2017年07月24日 | Weblog
平成26年4月、社名をみちのく冷熱からトライスに変え、経営陣も若返り第二創業と銘打ってスタートした。
ありとあらゆる面を見直しした、その中に次兄会社に全面発注していたweb(コンピュータ)業務も含まれていた。財務、給与、売掛、買掛、見積り請求等の開発プログラム以外にも、会社の生命線となる顧客管理があった。

このことは、会社最重要財産で長年かけ、相当な投資も労力も支払って来た、我が社が同業他社より優れているとすれば、多分にこのことにあると思っている。然しどうしたら完全なものに行き着くのか長年の悩みであった。

自分が社長時代には「お客様センター」を立ち上げ、自ら携わり専従スタッフも配置し、パソコンデータのスクリーニングメンテナンスを徹底した、この仕事は最重要さに加え絶えず洗い直さなければ意味がなく、2代目社長時代の引き継ぎが悪かったのか、それまでの高額な投資が無駄に成りかけていた。
当然内部の利用者側の問題はありにしろ、開発会社の次兄会社の問題もあるのだろうと、信頼関係の事を口に出したのは、平成25年6月のことであった。

その行動を起こした訳は、なん度も繰り返すが顧客管理システムに危機感を持ったからで、次兄会社の最善策を相談するつもりであったのだが、話し合いには至らず"バカヤロウ"で終わった。
あれから4年になるが、あの時の確執は払拭されないままであり、兄弟の仲は壊れ「覆水盆に返らず」。
=つづく=