父はいつもワイシャツにカフスボタンをしていた。
私は、おしゃれな父が大好きだった。もともとハンサムな人でもあるし、結構背も高いし、まあ鶴田浩二みたいなかんじ・・・・とは、ちょっといかないかな・・・。
ブログでも何度か書いたが、私が持っているアクセサリーの大部分は父が買ってくれたもので・・・たぶん母が買ってくれたものより多いはず。そして、娘の私は自分で買ったアクセサリーはない。ははは・・・・・・。
そうそう、カフスボタン。ずっと忘れていたのに、最近、カフスボタンをしている人がいて、それでまた、素敵だなと再認識。実家に帰った際に、父のカフスボタンをもらってきた。父が使っていたカフスボタンを私も使いたかった。
でも、残っていたのはひとつだけ。兄にあげたらしい。兄に電話して、半分頂戴ねとねだる。兄と半分ずつ使いたい。それが一番いいと思うでしょう?兄にも是非、カフスボタンをするお兄さんになって欲しい。私もカフスボタンをする妹になります。たぶん、簡単なはずです。
昨日は出かける用事があった。時間調整で入った駅ビルに、なんとシャツ専門店。私は思わず、女性用のカフスボタンの穴のあるシャツってどんなのだろう?と入ってみた。すごい、まさにシャツ専門店にはシャツがいっぱい。店員さんはとても感じのいい人で、カフスボタンを使えるシャツを見せてくれた。当たり前だが、しっかり襟のついた、Yシャツ。お値段も専門店とは思えない手頃な金額。
これにあわせるスカート、スーツ・・・・うーん体重をもとに戻さないと入らないだろうなあ・・・・。細めのタイトスカートと合わせてみたいなあ・・・・。時間調整ではなく、本気でシャツを眺めていると・・・・グレーのラメの入った黒のシャツが目に留まった。
それを見逃さなかった、感じのいい店員さん。それは本当にお値打ち価格ですよ。ふむふむ・・・・確かにそれはお値打ち価格に変わっていた。お値打ち価格 でスイッチがオンになった。じゃ、それをください。
買ってから思った。そのシャツにはカフスボタンをつける穴はなかった。つまりカフスボタンが似合う妹になるには適さないシャツだということだ。
そっか、簡単そうで、結構むずかしいのかもしれない。とにかく、似合う人になるには、カフスボタンとそれが使えるシャツが必要なんだ。
まあ、気長に今年の目標にしようかな。それまで、兄にもカフスボタンを探してもらう必要もあるしね・・・・この場をかりて、探しておいてね と重ねてお願いしようっと。
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