昨日のこと、通勤、帰宅時のことです。
私はバスを利用しています。長い列ができるので、もう、満員です。私は早くから並んでいたので、いい席をゲットしてほっとしていました。
「ここの席お願いね」と、野太い女性の声。主は、体の細い、少し体格も曲がったおばあさんでした。
ここの席とは、二人掛けの席で、窓側に人が座り、通路側が空いている・・・そんな席です。
そんな風に声を掛けられてもなんと返事していいのかわかりませんよね? 問いかけに対して窓側の女性からの返事はありませんでした。
そういえば、「すいません」の問いかけもなかったのです。いきなり「この席お願いね」なんです。
で、そのおばあさんはお願いして何をするのかと思えば、自分の荷物を、運転手さんの近くのちょっとしたスペースに置きにいったのです。
え?と一瞬思いましたが、まあ、人は様々ですからね。膝に置けばいいくらいの荷物でした。(^_^;)(実は見てました・・・)
すると、その空いた席に、男性が座りました。混んでいますから、そして、帰りは誰もが疲れているのでしょう、座りたいのです。
戻ってきたおばあさんがすごい形相をしていたのかどうかは定かではありませが、男性はすぐに席を立ち、場所を移動しました。
そのおばあさん、「あんた、私がお願いしたのに、何もしてくれないの? お願いした意味がないでしょう。役に立たないわね」と
問いかけをした女性に言ったのです。野太い大きな声で。よくもまあ、細い体をして、大きい声が出せるなあと感心(^_^;)してしまうほどでした。
バスの中は静寂でした。その女性の声だけが響きました。私が子どもの頃は、もっとバスの中でも会話があったような・・・。
それは、おしゃべりな人が多い、岡山だったからでしょうか?それとも、東北の人が静かなの?
皆が耳にイヤホンをつけて、スマホと自分の世界に入っていて、外界の何に対しても気にならなくなったからでしょうか。
外界が気にならないにしても、選挙だけはきちんと投票して欲しいと思いました。あれ、ここに行きつく? はは。(^_^;)