こかげは高松の屋島にある自然食カフェ。こころ・からだ・げんき!

水木金営業の自然食・自宅カフェ。マクロビオティック料理と美味しいコーヒー。2018年4月からは足もみ元氣コーナーも!

なぜ看板設置にこだわったか、その理由をば

2010年10月15日 | 徒然日記

まりひんが、なぜあんな暗闇の中の作業をしてもらってまで看板の取り付けにこだわったか

実は、10/15(金)に 西日本放送(テレビ)の取材があったからなのです


テレビ取材のときに、看板を完成させておきたい!という熱い思いがありまして。

実はこのテレビ取材の話は10/8夕方にあった話。
そこから、ダンナの従姉妹に大急ぎで看板を仕上げてもらうよう依頼して、10/14のお昼に納品してもらって、その日の夜に取り付けしたわけです。

ということで、


西日本放送(テレビ)

10/30(土) 13:00~ 「シアワセ気分」

こかげが紹介
されま~~す。

みんな見て下さいね!



10/30(土)おひる 1:00~ですよ~~~!




ですよ~~。


ですよ~~。




え?しつこい?

看板作りを頑張ったもんだから・・・つい興奮してしまいました・・・


看板物語その②

2010年10月15日 | 徒然日記

(看板物語①のつづき)

でも、K村さんは「今、そっち向かっているから」と自宅の工具を持って看板設置場所に来てくれました。

時刻は5時30分。そろそろ薄暗くなってきました



K村さんが到着して、いざ作業に取りかかろうとすると

☆K村さんの電動ドリルはコード式。しかし、看板設置場所近くに電源がない。
☆今ある鉄工用ドリル刃の直径にあう、しかも看板設置に長さがみあうボルトがない


という現実を突きつけられる。

困った・・・・慌てて、我が家の工具置き場になにか該当するようなもんはないかと二人で探し始める。しかしいたずらに時間ばかり過ぎて、めぼしいものなどまったく見つからない電動ドリルを見つけたものの電池切れに等しく、かといって充電器がどこにあるか見つからない始末


するとK村さんが一言。「・・・・僕、もう一回家に帰ってくるわ。」



・・・・はい、なんだかお手数ばかりおかけして・・・すみません・・・よろしくお願いします




そうやって、K村さんはもう一度家に帰りました。


そろそろK村さんが戻ってきそうな時間を見計らって看板設置場所で待つまりひん。



・・・・K村さんなかなか来ず。

娘が一人で家でいるし、晩ご飯つくらないといけないし・・・・こちらもこちらで焦り始める。
とうとうしびれを切らし?K村さんにだいたいの到着時間を聞こう、と電話しました。




するとK村さん


「充電式の電動ドリル、探しても見つからんのや~~~



・・・・なるほどなるほどそれで遅かったのですね。


実はまりひん、我が家の電動ドリルの充電器を車庫の2階でみつけて充電しているところだったので、
「うちのドリルを今充電していますもう30分ぐらい充電してるから大丈夫なはずです」と伝えました。
(まりひん、本日、唯一のグッジョブ!)

K村さん、少し安心したようで、「じゃ、5分したら出発するわ」とのこと。

まりひんも「よろしくお願いします

となると、少し時間も出来たしで、K村さん到着までに、速攻で晩ご飯を作って娘に食べさせて待機することにしました。



しばらくして、K村さん到着(その時点で6時30分。もう真っ暗です。)


Kさんの車のライトを一方向から照らし、私の車のライトを反対方向から照らして、明るさ確保

いざ作業開始



K村さんが「昨日、片付けしていたら出てきたボルトがあったんや~~、もう捨てようかと思ってたけど、これが使えるかも。」と手にしたボルトをあててみると、素晴らしいジャストサイズ


運がめぐってきたか~~~????


しかし、鉄工刃ドリルで角柱パイプに穴を開けようと、
ウイイイイイ~~~ンとするものの
・・・・角柱パイプをナデナデしているかのごとく
まったく穴が開いていかない。



あ~~~ん。運がめぐってきてない~~~???


そこで、K村さんが一言。


「こんな小さな穴が開けられんのに・・・・チリの落盤事故の人間が入る大きさの穴を開けるなんて、すごいことやなあ~~~~

まりひん、爆笑

「ほんまですね~~~

K村さんはいつも肩の力の抜けている人で、ほんと、K村さんらしい発言です。

しかし・・・空気は和むものの・・・このナデナデ状態をどうしたもんやら・・・



その瞬間、 恥をかかされたと思ったドリル刃が一念発起、私の実力みせたるやん! と思ったのか穴が開き始める



奇跡がおきはじめた????

ぶらぼ~~~~

そのあとは順調に角柱パイプに4カ所の穴が開いて、看板にもぴったしカンカン(古い?)な場所に穴が開いて、ボルトを通せるまでに。
(ここまでの作業、ナイロンひもを使って、長さを測り、バランスをとり、上から看板をつるして作業をやりやすくするK村さんの「技」は素晴らしかった


作業途中の会話のひとつをご紹介。

「そっちから、貫通したかどうか見てみて」と言われたまりひんが、なかなか貫通する様子がないのでよそ見してぼ~~~っとしていたら、
K村さんが「貫通した?」と問いかける。

「あ、すみません。ぼ~~~っとしてました!あ、貫通しています!」と答えると、

笑いながら、

「昔の棟梁やったら・・・のみがとんできてるね~~~」と、K村さん。

す、すみません

 



ま、要するに

まりひんはまわりをウロウロしてるだけ、 みたいな作業風景

 
しかも、一生懸命作業してくれているK村さんの横でブログアップ用にのんきに写真を撮るまりひん


こんな暗い中で、ヘッドライトを照らしながら、K村さん奮闘してくれました。


本当にK村さんのおかげで、


無事に、

無事に、

無事に、

看板がつきました~~~~~(号泣

ありがとう!K村さん!

終了時刻7時40分でした。


本当に本当に、お疲れさまでした!ありがとうございました!



では、追記エピソードをご紹介


7時頃。瀬戸内芸術祭に行ってたじいちゃんが帰ってきて、「お~~、K村くん、どしたんや?」と声をかけ、作業風景を眺め始める。


じいちゃん、「K村くん、いつからネパールいくんや?」(K村さんは来週からネパールに行く予定)の質問に続き、
「オレが行ったときはの~~~・・・・」と30年前のネパール探訪記を語り始める。

それが終わると、今日の芸術祭で行った直島がとても良かったこと・こんな人に出会ったとか・・・語り始める。

こっちは必死で作業をしているにも関わらず、延々と語る・・・・。

勝手に喋っているだけではなく、必死で作業中の相手にすら相づちを期待するような話しぶり。









まったくもって空気の読めないじいちゃん。

ア~~ンド、

(前述のとおり)動きの悪いヨメ。




まったくもって、K村さん、お疲れさまでしたぁ~~~!


(K村さんは優しいし、そんなことで怒ることはない人。じいちゃんの話も「ああ、そうなんですか~~」と相づちをうちながら作業をしていましたよ。)




看板物語その①

2010年10月15日 | 徒然日記

ダンナの従姉妹に頼んでいた看板が出来上がりました。

素晴らしい!素晴らしい出来であります!(実況中継ふうによろしく)


さあ、アップをご覧下さい!



このこかげの名前が入っている、まる・さんかく・しかくは、こかげのショップカードなどにも使っています。
仙和尚の「まる・さんかく・しかく」の書を、勝手にアレンジしたものです。

もとの書はこちら↓ 実物は出光美術館にあります。

 
今回の看板でもこのまる・さんかく・しかくをうまくデザインしてくれました。



さてさて、問題はこの取り付けでした。

この看板、耐水性のコンパネにペンキ塗りしたもの。
結構な重さがあるので、ダンナが用意していたネジではすぐに吹っ飛ぶよ、と看板納品時にダンナの従姉妹に指摘されたことがことの始まりでした。

え?ほんなら、どんなネジを買ったらいいの?(焦る!)

こんだけの長さのボルトとナットとワッシャーと・・・と絵を描いてもらい、こかげ営業後に近くの部品屋さんへ行ったまりひん

もともと、こういう工具系はサッパリなので、店の人に説明するにも、なんとなくトンチンカン
鉄の6㎝角柱パイプにコンパネ12ミリをつける、という説明の時点で、「㎝」と「㎜」の混在のため相手をわからなくさせてしまう

結局、長さ10㎝・直径12.5㎜のボルト・ナット・ワッシャー各4セットを買う
しかし、この直径12.5㎜をあけるための鉄工用のドリル刃が必要ということがわかり、それも購入しようとしたら

びっくりの 2730円

え?これって、ほとんど本職の買い物では・・・?

「あの~~、本体(家庭用電動ドリル)の直径がこれにあわないと、アウトですよね?」
と質問すると、お店の人がしばし絶句

「あわんかったら、返品してあげるけん、ま、とりあえず買って、合わせて見て下さい」

と、このトンチンカン野郎と話すのに解決するにはこのセリフしかないというような顔でしたが、ありがたい対応をしてくれました。



買って帰りながら

☆今日はダンナの帰りが遅い
☆私は電動ドリル・鉄工刃の組み合わせで作業したことはない
☆看板は今日中に取り付けたい

となると
本職並みの電動ドリルを持っていそうな・・・お願いできそうな人が誰かいないだろうか・・・と速攻考える必要あり



しかも現時点で時刻は4時30分。

誰?誰?誰?





しばらく車で走りながら、とりあえず、西村ジョイに文房具を買いに行こう、それまでに誰かを思いつかないかしら・・・と頭の中でイロイロ考えるまりひん。



で、西村ジョイの手前で思い出しました

K村さん!!!!

だんなの元上司で、私達夫婦の仲人で、うちのじいちゃんの山登りの友達で
職場では「K村工務店」と言われていたほど手先の器用な方。しかも、屋島在住。

でも・・・1年以上会っていないし、しかも、屋島在住とはいえ、高松にいることが少ない人であることも事実。(山登りなどで信州や屋久島、ときには海外にいることも)

でもでも、電話してみよう!

と思って、携帯にかけてみました。
なかなかでないので、やっぱり不在か~~~と思って切ろうとしたら、K村さんの声

K村さん、高松にいらっしゃったようで、まりひん、必死で事情を説明しました。

「K村さん、今どこにいらっしゃるんですか?」
と聞くと、

「あ、ぼく?今、西村ジョイの駐車場。」





え?西村ジョイの駐車場?




あんびり~~~ばぼ~~~




同じ駐車場ですやんっ。

それぞれ、車を降りると、なんと10メートルしか離れていないようなところで電話していました。



これって・・・奇跡?




そんなこんなで、急遽K村さんにお願いすることができました。

K村さんは一度自宅に帰って、電動ドリルのサイズを見てきてくれることに。
で、鉄工所の友達に電話してみてくれることに。


ありがとう!K村さん!

で、当の看板設置場所で集合ということで、一旦別れました。


しかし、この後、悲しいお知らせが・・・・。

K村さんからの電話で

「残念ながら、ぼくの家にあるドリルには直径があわない」「鉄工所の友達と連絡がつかない」とのこと。


あ~~~ん。さっきの奇跡も一巻の終わりか~~~

(続く)