白隠和尚のブログ

今日より明日が幸せでありますように。好奇心旺盛な70代のブログ。

[映画]私の好きな20本 その1

2016-05-23 11:10:53 | 映画の感想

私は最近映画熱がぶり返した。先週も見たし今週も見る映画は決めてある。
今までに何本見たか見当もつかないが想い出に残る映画はそんなに多くはない。懐かしくも心を豊かにしてくれた名画を書き出してみた。

1925年 [チャップリンの黄金狂時代]
絶妙なギャグとストーリーで抱腹絶倒させられた観客はその後
この映画は深刻なテーマを提起していることを、 喜劇と悲劇が
紙一重と自ら知ることになる。

1937年[望郷]
ギャングのボスのペペはその権力を享受しつつもパリへの望郷の
念を捨てきれずにいる。そんな時、パリを思い起こさせる女に
出会った ペペはパリに帰りたいという思いを抑えきれない。
安息の地 カスパを出るペペを待っていたのは刑事だった。
ジャン・ギャバンのレビュー作品

1940年[怒りの葡萄]
アメリカ大恐慌の時代、住み慣れた土地を追われ西部に向けて
旅立つ貧しい小作人一家の話。
この映画でジョン・フオード監督の出発が社会派だと知った。

1948年[自転車泥棒]
長い失業の末漸く職を得た男は質屋から自転車を受けだし街に
出るがふとした際に自転車を盗まれてしまう。警察に行くが
相手にされず自分で探すことにするが・・・
デ・シーカ監督の数ある名作中の一本

1951年[アフリカの女王]
第二次大戦下、日用品を積んで川下りをする船の上で女伝道師
と大酒飲みの船長の二人が次第に戦友から恋人に変わっていく
愛の物語。主役の二人が結ばれる事が分かっているので安心
して見ていられる。

1951年[見知らぬ乗客]
列車の前シートに座った男から交換殺人を持ち掛けられ、
相手は自分の妻を殺すという計画を勝手に実行してしまう。
ヒッチコック絶頂期の作品で私の最も好きなスリラー映画だ。


2枚目に続く


賞味期限

2016-05-20 20:41:07 | 日記
我々世代が冷蔵庫の必要を感じ始めたのはいつ頃だったであろうか。
小学生の頃は年中腹を空かせていたので例え冷蔵庫があっても中に入れる食材なぞあるはずもなかった。
我が家に初めて冷蔵庫が来たのは23、4才の頃もう50年前である。

今の若い人はご存知ないと思うが都市ガス式冷蔵庫だった。どうして
ガスを燃焼させて製氷や冷蔵庫になるのか未だにその原理は不明だけど兎に角ガス冷蔵庫だった。
この冷蔵庫は出来が今一つで冷え過ぎたり、殆ど冷えなかったりと庫内の温度は一定しなかった。したがって食べる前に臭いを嗅いで食の安全を確かめた。懐かしい記憶である。

私の場合、食べ盛りに腹一杯食べられない時期が長く続いたせいか、
未だに残飯が出来ても勿体なくてゴミ箱にポイと捨てられないし賞味期限なるものも殆ど気にならない。

私のこうした食の習慣を子供たちは警戒している。彼らは冷蔵庫から食材を取り出すと必ず賞味期限日を見る。もし賞味期限の切れた食材を見つけようものなら大発見をしたかのような大騒ぎをする。
その結果私の食に対する評価は更に下がるのである。


おわり

つかの間のオアシス

2016-05-15 08:05:06 | 読書

今日は市立図書館に本を返しに来た。本を返しながら新しい本を借りていく長年の習慣である。
今日はエミールゾラの[従姉ベット]G・ガルシアマルケス[百年の孤独]ヘロドトス[歴史]計3冊を借りた。
私は外国の本が趣味である。古典の歴史本や随筆、ノンフィクション
も好きだ、思想書も良い、早い話乱読である。
最近は視力が弱って、集中力もスタミナも続かなくて3冊/20日が精一杯だ。もう読書が苦痛になりつつある。もっと軽い本をと思わぬでもないが長年のスタイルは容易に変えられない。弱音を吐かず気概を込めて完読を目指せと自らを叱咤していくつもりである。

最近図書館横のテラスでコーヒーが飲めるようになった。テラスは周囲は竹林に囲まれており、森林浴の雰囲気もあってなかなか粋である。
鳥のさえずりや木々のざわめき、時おりの薫風に吹かれると暫し詩人
になれる気がする。

ここで飲むコーヒーもまた格別である。

このオアシスも今が旬で、蝉が鳴き日差しが強くなる頃には誰も寄り
付かなるはず。つかの間のオアシスである。

今日はいつもより読めたようだ。満ち足りた気持ちで午後の一刻を
過ごせた。幸せである

本日も平穏なり


[映画が好き] ミニシアターのこと

2016-05-13 09:42:48 | 映画の感想

若い時から映画が好きで名古屋松坂屋前の[ロマン座]によく通った。確か3本60円の時代だった。当時は娯楽と言えば映画位のもので
「スクリーン」という映画専門誌が発刊されていた。
亡妻との初デートも映画で納屋橋の名宝会館だった。映画は「シェルブールの雨傘」と「ハムレット」の2本立てだった。初恋の人との初デートの思い出が重なる、もう50年も昔の話だ。

最近、隣市に映画館を見つけた。マンガ映画や和、洋画、懐かしの名画もありで只今「シェーン」を公開している。

私の好きな映画は独立系映画(大手の映画会社以外で製作された映画)で同じフロアの一隅にひっそり扉がある。

私はこのミニシアターがお気に入りである。扉を開けると直ぐ目の前にスクリーン。

客は5~6人でいつも至って静か、映画が始まる前から鼾をかく御仁もいて気楽である。時間になるとすーと照明が消えていきなり本命の映画
の上映だ。予告編や広告も無し、お客さんが少ないので広告が取れないのだろう。

このミニシアターで見た映画は
◇[フランス組曲]ナチの兵士を自宅に入り込まれた人妻の懊悩を
描く
◇[サウルの息子]ナチの強制収容所内の囚人棟が舞台の映画、
ドキュメンタリータッチでBGMは流れず、セリフはアドリブ
だけの白黒映画、まるで実写を見せられているような怖いハン
ガリー映画
◇[偉大なマルグリット]主人公のオペラ歌手だけが自分の音痴に
気づかない奇妙な設定の映画。随所にモーツァルトの「フィガロ
の結婚」の音痴のアリアを聞かされた。タイトル「偉大な・・」
は主人公なのか不明
◇[母よ]主人公は女性映画監督、映画の中でまた映画を撮影して
いるという設定に私は虚実が混ざりストーリーが混乱疲れました。
おかげで「母が」がどこで描かれているのか今も不明。

家から50分 25kmと少し遠いけれど駐車場の料金は無料だし、映画は900円で後期高齢者に優しいので安全運転に心掛けながら暫く通ってみようと思っています。

おわり


庭に花が咲いています

2016-05-10 08:26:53 | 日記
ブログに投稿された花ばなに感化されて、私も我が荒れ庭を見わたしたところ、雑草に混じって花が咲いているのを見つけました。妻が生前
丹精込めて育てた花の名残です。手が全く入ってないのでので無造作に、だらしなく咲いておりますがご紹介します。



花は手を掛けて遣らなくても季節が分かるのですねー健気ですねー

私は花音痴で名前を知らないので無名で投稿します。悪しからず

おわり