白隠和尚のブログ

今日より明日が幸せでありますように。好奇心旺盛な70代のブログ。

東京見物 2日目

2016-05-29 08:55:38 | 旅行


築地市場の朝のセリ風景を見学する積もりで5時30分宿を出た。築地駅では見渡すと南の道路一杯に露天が並んでいたがお目当ての大マグロのセリはどうやら別のヤードらしい。少し残念。気分を取り直し高級寿司ネタを食わせると評判の寿司屋に入り朝飯にする。

本日の行程は次の通り
築地市場 市場の見学

日ノ出 観光船で湾内周航(未完)

豊洲 ユリカモメの体験乗車(暇だから)


浅草寺 観光地のアイデア枯渇、ここへ


国技館 相撲博物館の見学、

若の里関の断髪式、最後に高見盛と取った。
ガップリ組んで高見盛が負けた


新宿末広亭 超満員、途中から入場した私は立ち見状態

ホテルに帰還

今日は20000歩歩きました。トボトボよちよちだけどきつかった。
東京は大都会で道路が複雑、地下鉄も重層化しているので都会のジャングルだ、高齢者の一人歩きは絶対無謀と確信した。
分かっているのに・・・疲れました。

おわり


今日は東京見物

2016-05-27 21:33:04 | 旅行

また旅に出ている。今日も一人である。決まった目的も観光先も定めず
フラッと、これが一人旅の醍醐味だろう。
11時30分東京駅に着く。構内で目に留まったのが[カラバッジョ展]
そうだ今日は美術巡りにしょう。昼食を取って行動開始、都営大江戸線六本木駅を下車して徒歩10分で目的地森ビルに着いた、までは良かったが肝心の52階の会場に行くエレベーターの乗り場が分からない。ここで大分時間をロスした。52階の[森アーツセンターギャラリー]に着いたが生憎、今日は伊勢志摩サミット関連の特別警備の日と重なり警官も多かったし手荷物検査まであった。
展示品は2000年の全てポンペイの遺稿からの壁画である。ポンペイの話は良く聞いていたが実物は始めてなので興味深かった。

次に上野の国立西洋美術館に向かう。[カラバッジョ展]である。

予想通りの大人気で5時を過ぎようと言うのに切符売り場も手荷物検査場も行列が出来ていた。今日は金曜日で閉館時刻が遅いということもあろうか。
此処の手荷物検査まさに本格的で液体の持ち込みは禁止、見つかると
その場で廃棄処分と凄まじいものだった。美術館がそこまでやるの?
が偽らざる思いだった。
正面の庭にロダンの名作がズラリ

地獄の門、カレーの市民、考える人等が並んでいて美術館らしさを
盛り上げている配置が好ましい。

明日は何処に行こうか、今からネットを開いて検討します。

明日に続く。


ゴルフ友達

2016-05-26 16:27:42 | 日記
則夫さんは専業農家で年は私よりも少し若い。私の地元は同姓が多いので名前を呼ばないと相手が分からない。則夫さんは周りが「則さん」と呼ぶので私もそれに倣っている。彼とはゴルフが共通の趣味で顔が合えば挨拶はまず「今度は何時にしますか」が合言葉である。
彼のゴルフ好きはその告白するところによると小学校の遠足前夜と同じ位に嬉しくて眠られないという、私もゴルキチなので彼のそういう卒直な物言いが好きだ。

私は今月に入って疲れが抜けない、なんだか急に老い込んだみたいに
腰から膝にかけて濡れたズボンを履いているように重い。今の体調だととても18ホール回れないような気がして憂鬱だ。もうゴルフは無理か、会員権は返納しようか等と気弱になったとき「則さん」が声を掛けてくれたのである。
彼は巧みにまず私のゴルフ理論?を持ち上げ、序でにグリーン読みを
称賛した。私はたちまちおだてに乗せられ、百々のつまりは私の方から「次は何日にするの」と彼を誘っているのである。

結局来週行くことになった。持つべきは善き友、善きゴルフ好きだ。
則夫さんは久しぶりにゴルフの予定が出来て嬉しそうだった。

私は疲労の原因を見つけて貰うため藁をもつかむ思いで病院で診察を
受けた。若い医者がいろいろ問診して出した病名は初期の風邪、
さすがに年のせいとは言い出しかねたのだろう[葛根湯]を処方された
が、風邪かねー 私は少し疑っている。


本日も平穏なり



[映画]私の好きな20本 その3

2016-05-24 04:37:47 | 映画の感想

1962年[切腹]
大名の江戸屋敷に浪人が訪れて「切腹したいので庭先を拝借し
たい」と申し出る侍(仲代達也)がいた。これは江戸中に溢れた
食いつめ浪人の間で横行した強請の手口だったが・・・脚本を
黒澤明一家の橋本 忍が書いた。凛とした武家言葉で侍社会の
虚栄を突いた。

1964年[その男 ゾルバ]
作家はギリシャのクレタ島に着きソルバという男にあう。ゾル
バは教養はないが楽天的で屈強で魂も壮健だった。アンソニー
・クイーン演ずるゾルバが波止場で踊るギリシャダンスを踊る
シーンが今も忘れ難い。興行的には話題に成らなかったが気に
なる映画 だった。

1967年[俺達に明日はない]
行き掛かりから銀行強盗を生業にした男女二人組の壮絶な生き
ざまを描いたアメリカニューシネマの傑作。最後に警官隊に待
ち伏せされて機関銃掃射を受けるシーンは圧巻。若きフエー・
ダナウエーが美しく魅力的でした。

1971年[激突]
S・スピルバーグのレビユー作品。ごく普通の男が車で走行中に
ただ追い越しただけをきっかけに殺意に満ちた大型タンク
ローリーに追い回されるサスペンス映画。私たちの身近で経験
するのではという怖さがある。台詞は撮影中のアドリブだけ、
撮影はロケだけでこんなに面白い映画を制作するスピルバーグ
は名監督の名に相応しい。

1971年[フレンチコネクション]
マルセイユとニューヨークを結ぶ麻薬ルートを背景にポパイ
ことドイル刑事が組織壊滅に執念を燃やす。高架を走る電車を
追って下の道路を車で追跡する場面はスリル満点。陽気で
タフなG・ハックマンの演技が楽しい。

1988年[ニユーシネマパラダイス]
シチリア島のパラダイス座を舞台に少年と映写技師が映画を
通して心を通わせていく様を二人を取り巻く人々の丹念な人物
描写と共に描く感動的な映画。

1998年[セントラルステーション]
ひねくれ者で怒ってばかりの老女と母を無くした少年が父親
探しに出るロードムービー。終盤、少年を兄弟に残して立ち
去る老女から少年に宛てた置き手紙には愛と希望が溢れてお
りグッと胸にきます。ブラジル映画

2002年[戦場のピアニスト]
ワルシャワのゲットーに住むユダヤ系ピアニストが迫害を生き
延びる映画。ナチの追跡を他人の好意に頼らざるを得ないピア
ニストとナチの蛮行を描く。

長くお付き合いいただき有り難う。

終わりにします





[映画]私の好きな映画20本 その2

2016-05-23 16:01:16 | 映画の感想

1952年[生きる]
無気力、無感動な人生を送っていた男が自分の余命を知って公
僕としての自分に目覚める。
有名な黒澤映画の中でもそのヒューマニズムが頂点に達したと
評価される作品。「生きる」という普遍的テーマと共にお役所
仕事に代表される官僚主義を批判している。

1952年[恐怖の報酬]
町から500km離れた油田で大火災が発生、石油会社はニトログ
リセリンによる消火を決断してそのニトログリセリンを運搬する
4人を募集して2台のトラックで運ばせる。次々と襲いかかるト
ラブ ルを描いて最後まで楽しめるサスペンス映画の傑作。
主役のイブ・モンタンが歌手であることを知ったのはずーと後。

1953年[ローマの休日]
おそらく日本中の映画フアンが必ず見たであろう名作中の名作
と云っても良いのではないか。私はラストシーンで新聞記者が
写真を王女に手渡した際の、王女のままざしが不安から歓びに
変わるシーンが好きだ。ヘップバーンならではの美しさだと思
う。
あの映画を見て我が姉も髪型をペップバーンカットに変えた。

1952年[真昼の決闘]
結婚式を挙げたばかりの保安官にかって逮捕した無法者の帰還が
伝えられる。彼等と対決するため町中を歩き回るが協力は得られ
ない。時計の針は進み正午を告げる。列車は着いて花嫁は乗車
して無法者は降りてくる。「ハイ・ヌーン」で主題曲も流行った

1955年[旅情]
ベニスを訪れたオールドミスはそこでハンサムな男性と知り合う。
彼女は次第に彼に恋心を抱くが彼には息子がいることを知り、
からかわれたと思い傷心の内にベニスを去る。
有名なラストシーンが好きだ。

1957年[情婦]
金持ちの未亡人を殺した容疑をかけられた青年は老齢ながらロン
ドンきっての敏腕弁護士に弁護を依頼する。だが検察側証人とし
て法廷に立った妻から思いがけない証言が発せられる。この後の
どんでん返しにこの映画の面白さが凝縮している。


3枚目に続く